VideoProc Converter AIの音声AI機能を活用すれば、交通音や風音、ヒス音、周囲の雑音などの一般的なノイズを効果的に抑えるだけでなく、音声ファイルや楽曲からボーカル(声)と伴奏(インストゥルメンタル)を自動で分離・抽出することも可能です。
高度なAI技術により、専門知識や複雑な操作は不要で、誰でも手軽にプロ品質の音声編集が行えます。
カラオケ音源の作成やアカペラ素材の抽出はもちろん、ポッドキャスト、インタビュー、録音、ナレーション、オンライン講座、ブログ動画など、多彩なシーンでの音声体験を大幅に向上させます。
まず、起動画面で「音声 AI」をクリックして、「VideoProc ‐ 音声AI」の作業画面を開きましょう。
追加した音声・動画ファイルが一覧で表示されます。ここからメディアの追加・削除が可能です。
処理後の音声効果をリアルタイムで確認できます。シークバー上のスライダーをドラッグすることで、不要な部分(灰色の部分)のカットも可能です。
音声処理に使用するデバイス(CPUまたはGPU)を選択できます。PC環境に応じて最適な処理方法を選びましょう。
「ボーカルを抽出」または「ボーカルを除去」を選択します。用途に応じて、カラオケ用やアカペラ用の音源を簡単に作成できます。
AIモデルの選択、ノイズ減衰の限度、ポストフィルタの調整など、ノイズ除去に関する詳細設定が可能です。
処理後の音量を調整するエリアです。ノイズ除去などにより音量が下がった場合でも、ここで適切なレベルに補正できます。
処理後のファイル形式(コーデック)や保存先を設定します。出力形式を変更したい場合もこちらから行います。
それでは、VideoProc Converter AIを使って楽曲からボーカル(声)だけを抽出したり、逆にボーカルを除去して伴奏(BGM)のみを保存する方法をわかりやすくご紹介します。
音声または動画ファイルを画面にドラッグ&ドロップするか、下部の「メディア追加」ボタンをクリックして、処理したいメディアファイルをソフトにインポートします。
» ボーカル(声)だけを抽出したい場合は、「ボーカルを抽出」を選択します。
» ボーカルを除去して伴奏(BGM)だけを保存したい場合は、「ボーカルを除去」を選択します。
「プレビュー15秒」ボタンをクリックすれば、指定範囲内の15秒間の処理結果をリアルタイムに確認できます。
シークバー上の緑色のスライダーマークを左右にドラッグすることで、開始時刻と終了時刻を設定できます。グレー表示された不要な部分はカットされ、必要な部分だけを処理対象にできます。
動画/音声コーデック、レベル、GOPを調整し、保存先フォルダを指定します。必要に応じて出力形式の変更も可能です。
特にこだわりがない場合は、初期設定(デフォルト)のままでも問題ありません。
すべての設定が完了したら、「RUN」ボタンをクリックします。AIボーカルリムーバーが自動的に処理を開始し、メディア一覧内の楽曲からボーカルの抽出または除去を一括で実行します。
ここでは、VideoProc Converter AI を使って、音声ファイルに含まれるノイズや雑音を効果的に抑える方法について、詳しくご紹介します。
音声または動画ファイルを画面にドラッグ&ドロップするか、下部の「メディア追加」ボタンをクリックして、処理したいメディアファイルをソフトにインポートします。
音声を高音質化したい場合は、まず「ノイズ除去」にチェックを入れてください。
まず、音声を高音質化したいなら「ノイズ除去」にチェックを入れてください。
• 「AIモデル」
種類のAIモデルを使用して、スピーチからノイズを効果的に除去し、リアルタイムでオーディオ品質を向上させます。建設現場の騒音やファンのハム音など、さまざまな環境ノイズに対応しており、ポッドキャスト、オンライン講座、インタビュー、ブログなどの用途に最適なノイズ抑制を実現します。
• 「ノイズ減衰限度 (dB)」
ノイズをどの程度まで抑えるかを、デシベル(dB)単位で設定します。高い数値に設定するとより多くのノイズを除去できますが、音質が損なわれる可能性もあるため、用途に応じた調整が必要です。
» 軽度のノイズには:6〜12dB
» 中程度のノイズには:18〜24dB を目安に設定するのがおすすめです。
• 「ポストフィルタ」:
初期のノイズ除去後、さらに残っているノイズを除去するための補助的なフィルターです。メインオーディオの明瞭さを保ちつつ、背景音を低減します。
» 静かな環境では:0.01〜0.02(軽度のフィルタリング)
» 中程度のノイズ環境では(背景のハム音や遠くの話し声など):0.03〜0.05(やや強めのフィルタリング)
• 「音量」:
ノイズ除去によって音量が小さく感じられる場合に、音量を調整して全体の聞き取りやすさを改善できます。音声がこもってしまう場合などに活用すると効果的です。
• 「全てに適用」:
「全てに適用」をクリックすると、プロジェクト内のすべてのオーディオファイルに変更を適用できます。
ノイズ除去の設定が完了したら、左側の再生ボタンをクリックすることで、ノイズ除去後の効果を確認できます。
また、「ノイズ除去」を一時的にオフにして元のオーディオを再生し、その後オンに切り替えることで、処理前後の音声を比較することも可能です。
シークバー上の緑色のスライダーマークをドラッグすることで、トリミングを行います。
動画/音声コーデック、レベル、GOPを調整し、保存先フォルダを指定します。必要に応じて出力形式の変更も可能です。
特にこだわりがない場合は、初期設定(デフォルト)のままでも問題ありません。
すべての設定が完了したら、「RUN」ボタンをクリックしてください。AIによる音声ノイズ除去処理が自動的に開始され、バックグラウンドノイズが除去されます。
🔇 ドリル音
・ AIモデル:DeepFilter v3.0
・ ノイズ減衰限度 (dB):30〜40
・ ポストフィルタ:0
・ 音量調整:0±dB
🔇 街頭ノイズ
・ AIモデル:DeepFilter v3.0
・ ノイズ減衰限度 (dB):50〜55
・ ポストフィルタ:0.1
・ 音量調整:0±dB
🔇 車の始動音
・ AIモデル:DeepFilter v3.0
・ ノイズ減衰限度 (dB):35〜40
・ ポストフィルタ閾値:0.1
・ 音量調整:0±dB
🔇 エアコンのノイズ
・ AIモデル:DeepFilter v3.0
・ ノイズ減衰限度 (dB):37〜45
・ ポストフィルタ閾値:0
・ 音量調整:0±dB
🔇 風ノイズ+マイク
・ AIモデル:DeepFilter v3.0
・ ノイズ減衰限度 (dB):35〜40
・ ポストフィルタ閾値:0.1
・ 音量調整:0±dB
Q1. どんなファイル形式に対応していますか?
MP3、WAV、FLAC、M4A、AACなどの音声ファイル形式はもちろん、MP4、MOV、MKV、AVIなどの動画ファイルにも対応しています。
Q2. ボーカルを完全に除去できますか?
最先端のAI技術を活用することで、高精度なボーカルの分離・除去が可能です。ただし、元の音源や録音状態によっては、わずかにボーカルが残る場合もあります。それでも、カラオケやBGM用途としては十分なクオリティを実現します。
Q3. ボーカルリムーバーで抽出した音源が音質劣化しますか?
AIによる自動補正を行うため、音質の劣化は最小限に抑えられます。ただし、元の音源の音質が悪すぎる場合には、仕上がりに多少の影響が出る可能性があります。
Q4. プレビュー中に音声が歪むのはなぜですか?
パソコンの性能が低い場合、プレビュー再生時に音声が歪んだり音質が低下することがあります。ただし、これは一時的な現象であり、プレビュー再生時のみの影響です。
書き出し後の音声は高品質で再生されますので、ご安心ください。
Q5. ノイズ除去オプションを選べないのはなぜですか?
AIオーディオ機能は、Windows 8以降のバージョンでのみ利用可能です。Windows 7をご使用の場合は、ノイズ除去オプションが選択できません。
AIノイズ除去機能を使用するには、Windows 8以上へのアップグレードをおすすめします。
Q6. ノイズ減衰限度とポストフィルタの閾値はどのように調整すればよいですか?
まず、ノイズ減衰限度を18〜25dBに設定し、音声が不自然にならないようにノイズの除去量を調整します。
そのうえで、ポストフィルタの閾値を調整し、初期処理で除去しきれなかったノイズをさらに軽減します。
• ノイズが少ない環境では、0.01〜0.02程度の軽めの設定が効果的です。
• ノイズが多い環境では、0.03〜0.05程度のやや強めの設定を適用しましょう。
音声のクリアさや自然さを保ちながら、不要なノイズを最小限に抑えるバランスを見つけることが大切です。
画像・動画・音声すべて対応!AI搭載の万能クリエイティブツール
利用規約 | 特定商取引に基づく表記 |プライバシーポリシー | エンドユーザー使用許諾契約書 | ご返金
Copyright © 2025 Digiarty Software, Inc. All rights reserved