VideoProc Vloggerのインターフェース(操作画面)、画面構成の説明
難易度VideoProc Vloggerは直感的なシンプルさと機能性を両立した動画編集無料ソフトで、誰でも簡単に様々なジャンルのムービや映像を作成することができます。しかし、初めてVideoProc Vloggerを利用する人にとって、各操作画面やパネルの役割がわからないため、「次になんの作業をすべきか」で迷いが生まれやすくなります。
そこで、このページではVideoProc Vloggerの画面構成、各ユーザーインターフェース(操作画面)とその役割についてわかりやすく解説していきます。これから動画編集を始めてみたいという方は必見です。
まずはお使いのOSに該当する[ 無料ダウンロード ]ボタンをクリックし、動画編集ソフトのVideoProc Vloggerをダウンロードしてインストールします。
VideoProc Vloggerの各インタフェース一覧
VideoProcVloggerを立ち上げると下記のようなインタフェースがデフォルトで表示され、各インタフェースに特定の役割と機能があります。
ハードウェア情報一覧画面の説明
VideoProc Vloggerを初めて起動すると[ VideoProc Vloggerから検測されたハードウェア情報一覧 ]の確認画面が表示されます。
[ VideoProc Vloggerから検測されたハードウェア情報一覧 ]画面には、[ スキャン ]ボタンを押すと、GPU(DXVA、Intel、NVDIA、AMD)を使用したあらゆる種類のハードウェアアクセラレーションが全部表示され、エンコード/デコードプロセスも自動的に高速化されます。
プロジェクト画面の説明
VideoProcVloggerで動画編集を行う前に、新しいプロジェクトを作成する必要があります。[ プロジェクト ]画面には、新規プロジェクトを作成したり、クリップや編集データが配置されたプロジェクトを開きます。
@ 既存のプロジェクトを開く
PCやデバイスから編集中の状態を保存したプロジェクトファイルを開きます。
A 最近のプロジェクトを開く
以前に作成してキャシュされたプロジェクトファイルがここに表示されます。ダブルクリックで最近のプロジェクトファイルを開きます。
B 新規プロジェクト
[ 新規プロジェクト ]パネルには、プロジェクト名、保存先、フレームレート、解像度を設定することができます。[ +新規プロジェクト ]ボタンをクリックすると、上側の設定に応じてプロジェクトが新規作成されます。
ログイン画面の説明
編集作業画面に入る前に、次のようなポップアップが表示され、電子メールアドレスやライセンスコードの入力を求められます。
ライセンスコードを持っていない方は[ 新規登録 ]で取得することができます。
- 注意
- 右上の[ X ]ボタンでこの登録ポップアップを閉じてもVideoProc Vloggerの動画編集機能がすべて使えます。しかし、ソフトを起動するたびに毎回電子メールアドレス、パスワードの入力を求めるメッセージが相変わらず表示されるのでご注意ください。
- 関連記事:VideoProc Vloggerライセンスコード/ライセンスキーの無料入手と登録方法
編集作業画面の説明
VideoProc Vloggerの編集作業画面は主な5つのパネルで構成されています。ここでは各パネルごとに番号をつけて役割と機能を紹介します。
@ メディア
読み込んだ動画や画像、テキストなどの素材を表示、管理するためのパネルです。
素材の動画や音声、画像、テキストをメディアライブラリに読み込むには、[ + ]ボタンをクリックします。
メディア素材のほか、ライブラリにトランジションやタイトルフィルターなどにも様々なパターンが用意されています。
A ビューア
メディアライブラリにある素材やタイムライン上に配置したクリップをプレビュー表示するためのパネルです。ウィンドウの端にマウスを合わせてドラッグして、ビューア画面を拡大したり縮小したりすることができます。
[ ビューア ]での再生操作を行うには、再生画面の下部にあるアイコンをクリックするマウス操作に加えて、ショートカットキーも使えます。
- メディアを再生・停止…[ スペース ](Spaceキー)を押しします。
- メディアを高速で再生…[ スペース ](Spaceキー)を長押します。
- 次のフレームに移動…[▶]を押します。
- 前のフレームに移動…[◀]を押します。
関連記事:VideoProc Vlogger全般のショートカットキーをもっと知りたいならコチラ
B インスペクタ
タイムライン上に配置した動画や音声、画像、字幕などクリップの詳細な設定を行うパネルです。
タイムラインにあるクリップを選択した場合は、[ インスペクタ ]にはこのクリップの属性が表示され、エフェクト追加や色補正、クロマキー合成、サウンド管理、テキスト配置などの操作もここで行えます。
C ツールバー
動画編集でよく使っている編集ツールが集められているパネルです。分割やクロップ、録音、テキスト追加などの基本的なツールを備えるだけではなく、プリセットのモーショントラッキングや可変速度エフェクトも用意されます。
VideoProc Vloggerのツールバーにあるアイコンの役割をもっと知りたいなら、コチラへ。
D タイムライン
編集作業をするパネルです。動画や写真、音声などのクリップをタイムライン上にドラッグ&ドロップするだけで思いのままに組み合わせことができます。そして、動画編集、音楽やエフェクトの挿入、クリップの長さの調整などの作業もここで行います。
タイムルーラーかツールバーの右端にあるズームスクロールバーを左右にドラッグさせることで、タイムラインに並んだクリップを拡大・縮小することができます。
- 動画トラック…ビデオ動画や画像を挿入、配置する場所です。[ タイトル ]ライブラリから、動画トラックにタイトルアニメーションをドラッグすることもできます。
- オーバーレイトラック…ビデオトラックの上に重ねて表示されるトラックです。ピクチャインピクチャ動画、2画面表示効果をここで作成することができます。
- エフェクトトラック…[ エフェクト ]ライブラリからの花火、舞い落ちる雪、雨などのエフェクト効果を挿入する場所です。
- オーディオトラック…効果音、BGM、ナレーション、録音など音声ファイルを挿入、配置する場所です。
- 字幕トラック…テキストやタイトルを配置、挿入する場所です。読み込んだsrtなどの字幕ファイルもここで配置します。
対象トラックの左端にある目のアイコンをクリックすることで、タイムライン上のトラックを表示または非表示にできます。対象トラックが非表示されたときタイムラインに暗色で表示されます。
以上がVideoProc Vlogger操作画面の説明になります。
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