【入門編】ドローン空撮動画の編集方法:おすすめの動画編集ソフト・基本操作!
DJIをはじめとしたドローンの普及に伴い、結婚式や運動会・旅行・イベント等で、ドローンで映像を撮影する素人も増えています。
ドローンで空撮をした次は動画の編集になります。でも、ドローン空撮動画の編集方法についてあまり知らないという方が少なくないようです。
本記事ではドローン空撮動画を編集する時におすすめの動画編集ソフト・基本操作を初心者でもわかるように解説します。ドローンで空撮した動画を効率的に編集したい人はぜひご覧ください。
ドローン空撮動画の編集方法〜おすすめソフト
通常、そのままドローン空撮動画をYouTubeやSNSに投稿するのではなく、トリミング、BGM追加、再生速度調整、色調補正などの編集が必要です。
動画編集ソフトは機能、操作性、対応OS等がそれぞれ違います。初心者や素人は一体どの動画編集ソフトを使ったらいいでしょうか?
動画編集ソフトの選び方
まずはドローン空撮動画を編集する時に使うソフトの選び方をご覧ください。
▼ 自分の編集スキル・レベルに合うか
動画編集ソフトには、初心者向けから、ある程度編集に慣れているプロ向けなどさまざまなものがあります。それらのソフトは性能の高さや、使いやすさには全く違っています。
- 初心者向けの動画編集ソフトは基本的な編集機能を搭載した上で、画面がシンプルです。編集知識のない方でも短時間で使いこなすことができます。
- 逆に、プロ向けの動画編集ソフトは基本から高度な編集機能を一通り揃っています。細かいところまでしっかり編集できるので、操作画面もとても複雑です。ある程度編集に慣れているない方にとって使いにくいです。
動画編集ソフトを選ぶ時、それぞれの特徴を比較して、自分の編集スキル・レベルに合うか検討すべきです。
▼ 必要な機能があるか
- 「ドローンで空撮する4K動画の編集に対応しているか」
- 「テロップや音楽の挿入機能を持っているか」
- 「編集したい動画の形式に対応しているか」
- 「トランジションやエフェクト効果等を内蔵しているか」
- 「スローモーション映像を作れるか」
など、必要な機能があるかしっかり確認する必要があります。
▼ パソコンのスペック・OSに対応しているか
動画編集ソフトはパソコンのスペック要求がやや高いです。特にプロ向けの高性能ソフトを古いパソコンや、低スペックパソコンで使うと、動作が遅かったり途中で止まる場合が多いです。なので、ドローン空撮動画の編集ソフトを選択する時、最低限必要なパソコンスペックを確認すべきです。
- ドローン空撮動画の編集におすすめのパソコンスペックは以下の通りです。
- CPU:intel corei5 以上
- GPU:搭載
- メモリ:8GB以上
- HDD or SSD
また、WindowsかMacかで対応している動画編集ソフトは違うので、自分のパソコンOSに応じて選んでください。
▼ 有料か無料か
ドローン空撮動画を編集するときに便利な動画編集ソフトには、有料/無料のものがあります。
- プロ並みの動画編集が可能になる無料ソフトがありますが、一般的に有料ソフトは機能の充実さ、操作性のほうが優れています。
自分のコスト予算に合わせて決めてください。
おすすめの動画編集ソフト
自分に適した動画編集ソフトを選択すれば、ドローン空撮動画の編集は意外と簡単です。
次は、高性能なのに、使いやすい無料の動画編集ソフトを一つおすすめしたいです。動画編集の経験が少ない人や初心者の方でも楽しみながらドローン空撮動画の編集ができます。
【価格】:無料
【対応OS】:Windows&Mac
【日本語】:対応
【対応素材】:ビデオ・静止画・音楽
【4K動画】:対応
【ウォーターマーク】:なし
【公式サイト】
https://jp.videoproc.com/action-cam-editor/
【特徴】
● 機能が充実―トリミング、クロップ、BGM追加、音声編集、文字入れ、レンズ補正、倍速・スロー再生、モーション、色調補正、ノイズ除去、PIP、クロマキー合成など、便利な編集機能は一通り揃う;
● 豊富な素材に対応―映像(フルHD動画、4K/60fps動画、360度動画)はもちろん、音声ファイルや静止画の編集にも対応している;
● 完全無料―すべての機能が100%フリーで利用できる上、保存できる動画の時間・画質制限もなし;
● エフェクト内蔵ー多彩なトランジション・動画エフェクト、フィルタが用意されているので、カッコいい動画を簡単に作れる;
● 使いやすさ―画面がシンプルでわかりやすいから、初心者でもストレスなく使える;
簡単に言えば、無料の動画編集ソフト「VideoProc Vlogger」はドローン空撮動画の編集ニーズを満たす機能性、快適な操作性を持っています。「ドローンで空撮する動画を編集でより綺麗に仕上げたい」という方にとって、それがベストな選択です。
ドローン空撮動画の編集方法〜基本操作
いよいよドローン空撮動画への編集が開始します。
ここから、先ほど紹介したVideoProc Vloggerでドローン空撮動画を編集する基本操作を説明します。
※準備として、自分のパソコンOSに合う「VideoProc Vlogger」バージョンを事前にダウンロードとインストールしてください。
操作@:素材となるドローン空撮動画の読み込み
VideoProc Vloggerを起動すると、「プロジェクト」画面にて「+新規プロジェクト」ボタンを押します。
メインの編集画面に入ると、[メディアファイルを読み込む]にある「 + 」ボタンをクリックすることで、素材となるドローン空撮動画を読み込みます。
操作A:ドローン空撮動画の調整(順番・画面・再生速度・雑音・色調)
【複数の動画クリップを好きな順に並べる】
複数のドローン空撮映像(写真)を一つの動画ファイルとして繋ぎ合わせたい場合がありますよね。
そういう場合、先ほど読み込んだ複数の動画クリップを好きな順にタイムラインにドラッグ&ドロップするだけでOKです。
また、タイムラインで動画クリップを選択すると、ドラッグ&ドロップで動画クリップの順番を自由に変えることができます。
【雑な部分や不要な部分をカットする】
タイムラインで、動画クリップの始点と終点をドラッグ&ドロップすれば、動画の冒頭或いは終わりをカットできます。
動画クリップの中間に削除したい場合、まずは[分割]機能を繰り返すことで、カットしたい部分が分割されます。
その後、ツールバーにある「削除」、或いは右クリックメニューバーの「削除」によって、不要な部分を削除します。
【動画の再生速度を変更する(倍速・スロー)】
「BGM音楽のテンポに合わせてドローン空撮動画をスロー再生したい」「特に見どころのないシーンを倍速再生したい」という場合、VideoProc Vloggerの「速度」機能で実現できます。
ツールバーにある「速度」をクリックすると、速度調整画面が表示されます。
通常の1/8、1/4、1/2、2X、4X、8Xだけではなく、1/32倍から32倍までの再生速度をカスタマイズすることができます。
さらに、「モンタージュ」 弾丸 ][ ジャンプ ]「Fast-in-out」などの14種類のプリセットが用意されているので、映像の速度を操ることで、効果的な演出を得られます。
動画再生速度の非線形編集機能の活用方法|VideoProc Vlogger使い方>>
【動画背景の雑音を消す】
ドローンで動画を撮影する同時に、周囲の雑音も一緒に収録されます。だから、編集で動画背景の雑音を消す必要があります。やり方もすごく簡単です。
タイムラインで動画クリップを右クリックしてから、「無音」を選択すれば完成します。
【動画の色調を補正する】
ドローンを使って撮った動画の色調は時々色がおかしいと思っていることも少なくないです。VideoProc Vloggerの「カラー」機能によって動画の色調を補正してみましょう。
ツールバーにある「カラー」アイコンをクリックすると、「カラー&フィルター編集」画面になります。
右側に色温度、色合い、露光、コントラスト、彩度、シャドウ、ハイライト、HLSで色調補正を手動で行えます。さらに、左側の3DLUT(フィルター)を適用して、動画の色調を自動で補正することができます。
操作B:BGM音楽/テキスト/トランジションの挿入
【センスがいいBGMを挿入】
より美しいドローン空撮映像を作るには、センスがいいBGM音楽を加えることが不可欠です。
「オーディオ」の「+」ボタンすると、パソコンに保存しているBGM音楽素材を追加することができます。
その後、タイムラインの「オーディオトラック」にドラッグすればBGMの挿入が完了です。ツールバーの「オーディオ」機能によって、追加したBGM音楽のカット、音量調整、フェードイン・フェードアウト、イコライザー調整、エフェクト追加等の編集ができます。
動画にBGMを追加する方法|VideoProc Vlogger使い方>>
- メモ
- ✔ 動画のイメージに合ったBGM音楽を選んでください;
- ✔ BGMのテンポに合わせて動画を再生したり、場面を切り替えてください;
- ✔ 使用目的が無制限のフリー音楽を使ってください;
【テキストを入れる】
テキストを追加することによって、視聴者側が動画の内容を理解しやすくなります。
ツールバーにある「テキスト」機能を使用して、動画の任意の場所にテキストを入力することができます。ドローン空撮動画の内容に合わせて、見栄えのよいタイトルやテロップを挿入してください。
また、「VideoProc Vlogger」の「タイトル」では多彩なオープニング、字幕、タイトルのスタイルがプリセットされているので、タイムラインへ直接ドラッグして適用できます。
動画に入れるテキストを編集する方法|VideoProc Vlogger使い方>>
【トランジションをかける】
VideoProc Vloggerには、50種類以上のトランジション効果が内蔵されています。動画クリップの間にトランジションを挿入すれば、より自然な場面転換交換を得られるので、ぜひ活用しましょう。
まず、編集画面の左上にある「トランジション」をクリックすると、利用できるトランジション効果の一覧が表示されます。
そして、使いたいトランジション効果をタイムライン上の挿入したい場所にドラッグして適用します。
最後、右側のインスペクタでトランジションの再生時間を設定するだけで完了です。
操作C:編集後のドローン空撮動画を書き出す
ドローン空撮動画の編集ができたら、MP4等の動画フィアルとして書き出してみましょう。
ツールバーにある「書出し」アイコンをクリックすると、「書出し」画面が出ます。
「ファイル名」「保存先」「ファイル形式」「動画」「オーディオ」を設定して、「開始」ボタンを押します。しばらく待って、書出しが完了します。
これでドローン空撮動画の編集作業がすべて終わります。
まとめ
この記事を読んでどう思いますか?
ドローン空撮動画の編集をそこまで難しくないんでしょう。未だにドローン空撮動画の編集について悩んでいる方は、無料の動画編集ソフト「VideoProc Vlogger」を早速ダウンロードして、自分でやってみましょう。
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