【最新版】iPad画面録画方法3つ!録画設定・やり方、音ズレ・容量不足の対策も解説
iPadを使っていると、画面をそのまま録画して保存したいシーンは意外と多いものです。 例えば、ゲームの「神プレイ」を録画して共有したり、アプリの操作方法を動画にして友人に教えたり、Web会議の様子を議事録代わりに残したり(※参加者の許可は必須です)と、iPadの画面収録機能は非常に便利です。
しかし、実際に録画を試みると「音が入っていない」「映像と音がズレる」「途中で止まってしまった」といったトラブルに直面するユーザーも少なくありません。
そこで本記事では、iPad単体で行う基本の方法から、PCソフトを活用した高画質な録画方法、さらに編集に強い専用アプリを使う方法まで、最新情報に基づいた最適なiPad画面録画方法を3つ厳選して解説します。
iPad画面録画ソフト(高画質化・無制限)
◉ 制限なし!黒画面なし!PCやiPad画面を長時間録画
◉ 録画中作図ツール(線、枠、矢印、文字など)を追加できる
◉ 画面録画後に直接動画編集や変換も行えて、音声抽出も可能
◉ AI技術搭載で録画した動画を最大4倍まで拡大・高画質化する
【最新版】iPad画面録画方法3つ
最新情報を参考にして、iPadで画面録画を行う3つの方法をご紹介します。
iPad 画面録画方法#1:AppleのiPadOSを利用する
最も手軽なのは、iPadに初めから搭載されている「画面収録」機能です。アプリのインストールが不要で、今すぐ始められます。
ただし、初期設定ではコントロールセンターにボタンが表示されていないため、以下の手順で追加する必要があります。
- 1「設定」アプリを開き、「コントロールセンター」をタップします。
- 下にスクロールして「画面収録」を探し、その左側の「+」緑色ボタンをタップして追加します。
- 2画面の右上隅から下にスワイプし、コントロールセンターを開きます。
- 「画面収録ボタン(二重丸のアイコン)」をタップします。3秒のカウントダウン後に録画が始まります。
- 【重要】マイク音声も入れたい場合: 録画ボタンを長押しし、マイクを「オン」に切り替えてから収録を開始してください。実況動画などを作る際に必須の操作です。
- 3画面上部のステータスバーに表示されている「赤いマーク」または「赤い時計」をタップします。
- 「停止」を選択すると録画が終了し、動画は自動的に「写真」アプリに保存されます。
- メリット
- ✔ 手軽さ:標準機能なので、アプリのインストールが不要で、すぐに使い始められます。
- ✔ コスト:追加費用は一切かかりません。
- デメリットとよくあるトラブル対策
- ✖ 画質・フレームレートの調整不可:解像度やフレームレートを細かく設定することはできません。
- ✖ 通知の映り込み:録画中に通知が表示されると、そのまま動画に記録されてしまいます。対策として、集中モードをオンにすると良いでしょう。
- ✖ 長時間録画が不安定:録画が途中で止まる場合は、ストレージの空き容量不足やiPadの発熱が原因の可能性があります。不要なアプリを閉じ、充電しながら録画するか、空き容量を確保しましょう。
- ✖ 音声が入らない
- → 自分の声が入らない:上述の手順で、録画開始前にマイクがオン(赤色)になっているか必ず確認してください。
→ ゲーム音などが入らない:iPad本体の音量がゼロまたはマナーモードになっていないか確認してください。
→ 一部アプリは仕様上録音不可:著作権保護のため、Netflixなどの動画配信アプリや一部ゲームでは内部音声の録音がブロックされます。
失敗しないためのコツ:録画中にLINEやメールの通知が来ると、それも動画に記録されてしまいます。録画前には必ずコントロールセンターの「集中モード(おやすみモード)」をオンにしておきましょう。
iPad画面録画方法#2:PCと接続して高品質・安定録画
より高画質で長時間の安定した録画や、詳細な編集を行いたい方には、PCと接続して録画する方法がおすすめです。
特に、標準機能では回避できない著作権保護コンテンツの録画(※利用規約に違反しない場合に限る)にも対応できる場合があります。
@ Macパソコンと接続する場合(VideoProc Converter AIなど)
Macをお使いの場合は、Digiarty社の「VideoProc Converter AI」 などのソフトが強力です。USB接続でiPadの画面をMacにミラーリングし、高画質で録画できます。
録画機能だけでなく、AIを活用した画質向上や動画編集機能も備えているのが特徴です。
では、VideoProc Converter AIを使って、iPadの画面を録画する手順を見ていきましょう。
- 1USBケーブルでiPadとMacを接続します。接続を許可するポップアップが表示されたら、「信頼」をタップします。ソフト「VideoProc Converter AI」を起動し、「録画」機能を選択します。
- 2「iPhone/iPad」の画面を選択すると、Mac上にiPadの画面が表示されます。
- 3デスクオーディオデバイスとマイクオーディオデバイスにチェックを入れると、iPad内部の音声を収録することができます。
- 4「REC」ボタンをクリックしてiPadの画面を録画します。
A Windowsパソコンと接続する場合
Windows PCでiPadの画面を録画する際には、AirPlay技術を活用し、PCを「受信機」として動作させるミラーリングソフトを使用するのが一般的です。代表的なツールとしては「Lonely Screen」や「ApowerMirror」「AirServer」などが挙げられます。
これらのソフトの多くには無料体験版も用意されているので、気軽に試すことができます。
ここでは具体例として、「Lonely Screen」を利用して、iPadをWindowsパソコンに接続し、ミラーリングされた画面をPC上で録画する手順をご紹介します。
- 1iPadの画面録画用アプリ「LonelyScreen」をインストール後、「Windowsセキュリティの重要な警告」という画面が表示されることがあります。その際は「アクセスを許可する」ボタンをクリックしてください。
- 2その後、アプリのメイン画面が自動的に表示されます。
- 3iPad側でAirPlayの送信先として「LonelyScreen」をインストールしたPCを選び、「ミラーリング」をONに設定します。
- 4これにより、iPadの画面内容がPC上の「LonelyScreen」ウィンドウ内に映し出されます。また、ウィンドウ下部にある赤いボタンをクリックすると、ミラーリング中の内容を録画することも可能です。
- メリット
- ✔ 高画質・高フレームレート:4Kや120fpsなど、滑らかで精細な録画が可能です。
- ✔ 安定性:PCのストレージを利用するため、長時間録画でも不安定になりにくいです。
- ✔ 本格的な編集: 録画と同時に、画面に描き込んだり、音声を調整したりする機能が豊富です。
- デメリット
- ✖ 環境準備が必要:PCとiPad、そして場合によっては専用の接続環境(USB/Wi-Fi)が必要になります。
- ✖ ソフトの費用:高機能なソフトは有料の場合が多く、無料版には録画時間や透かしの制限があることがほとんどです。
iPad 画面録画方法#3:画面録画・編集アプリを使う
「iPadOSの標準機能よりも少し凝ったことがしたい、でもPCは使いたくない。」そんな時はApp Storeで配信されているサードパーティ製アプリが便利です。ここでは人気アプリ「Record it!」を例に解説します。
「Record it!」は、録画した動画に後から「フェイスカメラ(リアクション)」を追加したり、音声アフレコを入れたりできる機能が特徴です。
- 1アプリを起動し、中央の赤いボタンをタップします。
- 2設定画面が出たら「ブロードキャストを開始」をタップします。(※マイクを入れたい場合はマイクアイコンをオンにします)
- 3録画を停止するには、画面上部の赤いタイマー表示をタップして停止します。
- 4アプリ内の「My Recordings」に動画が保存され、そこから編集やカット、Face Camの追加が可能になります。
- メリット
- ✔ 手軽さ:スマホ/iPad単体で「実況動画」のような編集(ワイプ表示など)が完結します。
- デメリット
- ✖ 課金あり:高画質での書き出しや長時間の録画など、フル機能を使うにはアプリ内課金が必要な場合が多い。
- ✖ iPadへの負荷:録画時はバッテリー消耗が激しく、長時間使用には不向きです。本体が熱を帯びるため、アプリ停止やデバイスの不具合が発生する可能性があります。
- ✖ 音ズレ・不具合: 録画中に通知音が入ったり、音声がズレたりするなどの不具合が発生することがあります。
- VideoProc Converter AIは強力な「音声AI」機能を搭載することで、録画データへの通知音の混入や音声ズレを自動的に補正・除去し、スタジオ品質の音声を生成できます。処理精度が高い上で、非常に使いやすいから、強くおすすめします。
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【FAQ】iPad画面録画に関するよくある質問
iPadの画面録画(画面収録)に関する、日本人ユーザーの関心が高い質問とベストアンサー(FAQ)を整理しました。ご参照ください。
Q1、ゲームのBGM(内部音声)と自分の実況(マイク)を同時に録音できますか?
はい、可能です。
- iPadOS標準の録画機能の場合、マイクを「オン」にすれば、iPad内部のゲーム音と、マイクからの実況音声をミックスして録画できます。
- ただし、音量バランスの調整は録画後に行う必要がある場合が多いです(iPadOS標準機能ではバランス調整が難しいため、本格的な実況には「VideoProc Converter AI」や「DaVinci Resolve for iPad」などの編集アプリや外部マイクの利用が推奨されます)。
Q2、長時間(1時間以上)録画したら保存に失敗しました。原因は?
主に「ストレージ不足」または「ファイル生成のタイムアウト」です。
- ストレージ:長時間の録画はファイルサイズが数GB〜数十GBになります。iPadの空き容量がギリギリだと保存段階でエラーになります。
- 保存処理:録画停止後、動画ファイルとして保存する処理に時間がかかります。この間に電源を切ったりアプリを閉じたりするとデータが消えることがあります。
- 最新対策:長時間の会議やゲーム録画は、30分〜1時間ごとに一度停止してファイルを分割するのが最も安全です。
Q3、NetflixやAmazonプライムビデオを録画すると画面が真っ黒になります。
著作権保護機能(DRM)による仕様です。
- 有料動画配信サービスのコンテンツは、画面収録を開始すると映像部分だけがブラックアウトし、字幕や音声のみ、あるいは何も記録されないようブロックされます。これは故障ではなく正常な動作です。
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Q4、iPad画面録画中、通知が来て映り込むのを防ぐには?
「おやすみモード(集中モード)」を活用してください。
- 録画前にコントロールセンターから「おやすみモード」をオンにすれば、録画中にLINEやメールの通知バナーが表示されず、きれいな画面を録画できます。
Q5、録画した動画の画質が悪いのですが、設定で変更できますか?
iPad標準機能には画質設定画面がありません。
- iPadの画面収録は、現在の画面解像度に合わせて自動的に決定されます。
- 高画質で録りたい場合は、iPad自体の設定で「文字サイズ」を標準にするなどUIを調整するか、AIで動画を高画質化できるサードパーティ製ツール「VideoProc Converter AI」を使用します。
まとめ:最適なiPad画面録画方法を選ぼう
ご紹介した方法には、それぞれ以下のような特徴があるので、ご自身の目的や環境に合わせて最適なものを選んでみてください。
- とりあえずサクッと録りたい時 » iPad標準機能(コントロールセンター)が一番早くて便利です。
- 長時間・高画質録画したい、本格的な実況動画を作りたい時 » PC接続(VideoProc Converter AIなど)を利用し、PCのスペックと容量を活用する方法が安定します。
- iPadだけでワイプ付きの動画を作りたい時 » 「Record it!」などの専用アプリを活用しましょう。
初めての方は、まずはお金のかからない「標準機能」から試し、容量不足や機能不足を感じたらPC連携ツールや専用アプリを検討することをおすすめします。
ぜひ、あなたに合った方法でiPadの画面録画を活用してみてください。
