ShotcutがMacで使える?MacでShotcutと同等レベルの動画編集ソフトを紹介

ShotcutがMacで使えない

Shotcutは、オープンソースで開発・配布されている動画編集無料ソフトです。WindowsやMac OS X、Linuxで動作します。ハードウェア加速やトランジション挿入、エフェクト追加などの編集機能が多数用意されており、初めて動画編集を触る初心者でも、YouTube、InstagramなどのSNS動画も余裕で作れます。

しかし、MacでShotcutをインストールしている時に、インストールがフリーズしてしまったり、インストールが済んでも正常に開かないというトラブルもよく発生しています。もしかして、ShotcutがMacで使えなくなるでしょうか。

そこで今回は、Mac用Shotcutがインストールできない、ShotcutがMacで使えない時のよくある原因と対処法についてまとめました。また、Shotcutと同等レベルのMacで使える動画編集無料ソフトもあわせて紹介します。ShotcutがMacで使えるかわからず困っている方は、ぜひご覧ください。

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ShotcutがMacで使えない時の原因・対処法

MacでShotcutをダウンロードして、インストールができない・使えないというケースでは、2つの原因が考えられます。

1.MacのCPUに見合わないShotcutのインストーラをダウンロードする

Mac用Shotcutのダウンロードページにいくと、Shotcutのインストーラーは4つのバージョンが表示されます。この中でどれを選択するべきなのかは、Shotcutの提供元とMacに使われているCPUの型番で決まります。

Mac用Shotcutのインストーラーバージョンの選び方は以下の通りです。

  • Site 1 (FossHub) :FoosHubサイトからShotcutのインストーラをダウンロードする
  • Site 2 (GitHub) :GitHubサイトからShotcutのインストーラをダウンロードする
  • Intel macOS:使用しているMacではIntelのCPUが搭載された場合

ダウンロードしたインストーラのバージョンが使用しているMacに搭載されているCPUのバージョンが合わないと、ShotcutがMacでインストールできないということになるので、慎重に選択してください。

  • MEMO:
  • 2020 年後期に発売されたMacコンピューターから、基本的にApple独自開発のMac専用チップ「Appleシリコン」が搭載されています。それ以前発売のMacコンピューターでは、Intel製プロセッサが採用された場合が多いです。

2.Macに搭載されているOSが古すぎる場合

Macに搭載されているOSが古すぎる場合は、ShotcutがMacで使えなかったり、MacでShotcutがインストールできないケースが考えられます。

Mac用Shotcutの対応OSは下記のとおりです。

  • Mac OS X 10.14(64bit)またはそれ以降

そのため、使用しているMacコンピューターを最新バージョンのOSにアップデートすると、MacでShotcutが使えないという問題が解消される可能性があります。

使用しているMac OSのバージョ情報を確認する方法は以下のとおりです。

  • Appleロゴから「この Mac について」を選択します。
  • macOS の名前 (macOS Ventura、macOS Monterey など) に続いてバージョン番号が表示されます。

上記のことを試してもShotcutがMacで使えない場合は、別のMac用動画編集無料ソフトを使用することを検討しましょう。これからは、Shotcutと同等レベルのMacで使える動画編集無料ソフトを解説していきましょう。

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Mac用Shotcutの代替ソフトおすすめ3選〜手軽かつ無料で使える!

MacでShotcutに匹敵するほどの動画編集無料ソフトソフトは以下の3つです。

● VideoProc Vlogger
● iMovie
● Clipchamp

順番に説明します。

Mac用Shotcutの代替ソフト1.VideoProc Vlogger

  • 対応OS:
  • Mac:Mac OS X 10.11またはそれ以降
  • Windows:Windows 7/Windows 8.1/Windows 10(64bit)またはそれ以降

VideoProc Vloggerは名前の通り、VlogやSNS用の動画が簡単に作成できる動画編集ソフトです。無料ですが、有料ソフトと比べても遜色ない機能を備えています。動画の簡単な編集はもちろんですが、クロマキー機能やレンズ補正、速度変更、モーションなどといった高度な機能にも対応しているので、より多彩な動画編集が可能になっています。

画面がシンプルで分かりやすくてとても使いやすい。動画編集ソフトを初めて触る初心者でも直感的な操作で使うことが可能。さらには、完全無料なので出力時のロゴや透かしがないし、機能制限もありません。

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Mac用Shotcutの代替ソフト2.iMovie

Mac用Shotcutの代替ソフト
  • 対応OS:
  • Mac:macOS 11.5.1またはそれ以降    
  • iOS:iOS15.0またはそれ以降  

MacOSに標準で搭載されており、オリジナルムービーやハリウッド作品のような動画を作れるソフトです。もちろん誰でも無料で利用できます。Apple純正のMacで使える動画編集ソフトなので、互換性はかなり良く、Macのパソコンに大きな負荷がかかっても、動作が遅くなったり、アプリが崩れたりすることも、さほどありません。編集作業がサクサクと滑らかに進められます。

また、クリップの編集やテロップ挿入・楽曲の追加などの基本的な編集機能が揃っているだけではなく、エフェクト適用、予告編作成、Apple系デバイス中にプロジェクトの共用なども行えます。

【参考】Windowsで使えるiMovieのような動画編集無料ソフトをおすすめ!

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Mac用Shotcutの代替ソフト3.Clipchamp

Mac用Shotcutの代替ソフト
  • 対応OS:
  • Windows・mac OS・Android・iOSに対応  

2021年9月にマイクロソフトによって買収されており、オンライン上で動作できる動画編集ソフトです。インストール不要でMacで使える動画編集無料ソフトなので、余計な編集ソフトをMacに導入したくない人におすすめです。広告がなく、操作画面も非常にシンプルでわかりやすいなので初めての人でもストレスなく使えるところがうれしいポイントです。

さらに、SNS動画やゲーム実況、スライドショーなどの制作に向いているテーマ別のデザインテンプレートやストック動画・画像、サウンドエフェクトなどの素材や機能も多数搭載しています。誰でもプロ並みの動画を仕上げることができます。

【参考】無料動画編集アプリClipchampエクスポートできない対処法

編集者:リツ

この記事を書いた人:リツ

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