無料動画編集アプリClipchampエクスポートできない対処法|Windows 11/10

Windows 11/10でClipchampを使って動画編集しているが、作成した動画をうまくエクスポートできない問題に悩んでいるでしょう。
この記事では、Clipchampエクスポートできない問題の原因と対処法を詳しく紹介します。
14つの対策もあり、絶対Clipchamp出力できない問題を解決することができると思います。
Clipchampについての紹介
- 📰 「Clipchamp」の概要
- 入力
- 【入力方式】:ローカル、OneDrive、Google Drive、Googleフォト、Dropbox、録画
- 【入力形式】:動画:MP4, MOV, WEBM, AVI, DIVX, FLV, 3GP, WMV, VOB, DCM, MKV…
音声:mp3, wav, ogg...
画像:jpeg, jpg, png, tiff, bmp (Windows bitmap), gif - 出力
- 【出力方式】:パソコンに保存、Google Drive、OneDrive、Dropboxへの保存、TikTokへ送信、LinkedInへ共有、Pinterestへピン留め オーディオ:MP3、WAV、Lossless Flac、OGG、AAC、WMA、OPUS、AIFF、MMF、M4A
- 【出力形式】:MP4, gif
- 機能
- 【編集機能】:カット(トリミング)、クロップ、結合、回転、フィルタ&トランジション追加、音量調整、テキスト&タイトル&スーパー追加、画像追加、サウンドエフェクト、テンプレートやストック動画、ストック音楽、ストック画像あり
- 【その他】:画面録画、Webカメラ録画、画面+Webカメラ録画、音声読み上げ
ClipchampはMicrosoftが提供するオンライン動画編集Webアプリです。Webブラウザで「clipchamp.com」へアクセスすれば、わざわざアプリをインストールしなくても無料で動画を編集することができます。
Clipchampはブラウザ型動画編集ソフトだが、「Microsoft Store」などから「プログレッシブ Web アプリ」(PWA)としてインストールし、ローカルアプリのよう使えることができます。
豊富な動画、画像、音楽素材を提供している他、デザイナーが制作した数百種類のテンプレートも自由に利用できて、オリティに高い動画や広告ビデオを作成することができます。
以前のClipchamp無料プランでは、480pの動画しかエクスポートできないが、2022年3月27日、Clipchampは無料プランを利用しても、ロゴなしの1080p動画を出力することが可能になりました。
Clipchampのエクスポートについての紹介
まずはClipchampの出力についてご紹介します。
Clipchampでエクスポートできるフォーマット
Clipchampは一般の動画編集ソフトと違って、プリセットの出力形式はGIFとMP4だけです。なので、Clipchampで作成いた動画をエクスポートするなら、サポートする出力フォーマットはMP4とGIFだけです。
Clipchampでエクスポートした動画の保存先
Clipchampで編集した動画をエクスポートしてパソコンに保存するなら、その動画はどこに保存するでしょう。Clipchampでエクスポートした動画の保存先は「コンピューターに保存」「Google Drive」「OneDrive」「Dropboxへの保存」「TikTokへ送信」「LinkedInへ共有」「Pinterestへピン留め」などあります。
Clipchampでエクスポートした動画の保存先は書き出しの時に自分で設定します。また、コンピューターに保存するフォルダもカスタマイズでできます。
手順:「コンピューターに保存」→「・・・(三点リーダー)」→「ダウンロード設定」

Clipchampで動画をエクスポートする方法
- ❶ Clipchampでの動画編集が完了したら、動画を出力しましょう。「エクスポート」ボタンをクリックして、動画解像度を選択します。
- ❷ 動画が作成されたら、「コンピューターに保存」ボタンをクリックして、動画の保存先とファイル名を設定したら完了です。


Clipchampエクスポートできない動画の種類
上記のように、Xbox Game Barの録画には色々な制限があるので、OSのアップデート・アップグレードしなくても、Xbox Game Barが録画できないこともあります。Xbox Game Barで録画できなくなった原因と対処法をまとめています。
Clipchampは中々使い勝手の良いオンライン動画編集アプリだが、出力を細かく設定することができません。出力設定がプリセットされているので、下記のような動画を書き出すことができません。Clipchampプレミアムにアップデートしてもできませんよ。
@ ClipchampはMP4以外の動画形式をエクスポートすることができない
A Clipchampは解像度が1080p以上の動画をエクスポートすることができない
B Clipchampは15秒以上の動画をGIFにエクスポートすることができない
C Clipchampは30fps以外のフレームレートでエクスポートすることができない
Clipchampエクスポートできない対処法
また、何らかの不具合やトラブルが発生して、Clipchampエクスポートできないこともあります。
これからは、Clipchampで動画をエクスポートすることができない時の対処法を紹介します。
まずは下記の順で試してみてください。
🍄 @ Clipchampエクスポート中に他のブラウザタブまたはウィンドウを閲覧しないでください。別のウィンドウまたはタブに移動すると、ブラウザが開いている他のページの処理の優先順位を下げる可能性があるため、エクスポートの実行が遅くなったり停止したりする場合があります。
🍄 A Chrome または Edge が最新バージョンに更新されていることを確認します。そうでない場合は、ブラウザをアップデートしてください。以下に Chrome の手順を示します。Edge の手順は非常に似ています。「・・・」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edeについて」の順でブラウザを最新バージョンに更新します。

🍄 B ブラウザのキャッシュをクリアします。
「縦三点リーダー」→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」の順でクリックしてください。

そして、「閲覧履歴データの削除」メニューで 「全期間」と 「キャッシュされた画像とファイル」を選択します。

- 注意
- ビデオを再度開いたときに再リンクが必要になる場合があるため、元のファイル (プロジェクトに追加したビデオ、オーディオ、および画像ファイル) がパソコンやクラウドストレージに残っていることを確認してください。
上記の手順で問題が解決しない場合は、次の方法をお試しください。
🍄 C Clipchampを開いているブラウザChrome /Edgeを再起動します。
🍄 D 他のブラウザータブまたはウィンドウを閉じます。
🍄 E パソコン上の他のアプリケーション・プログラムをシャットダウンします。
🍄 F シークレット モードでClipchamp動画編集を行わないでください。 シークレット ウィンドウを開いてその中で Clipchamp にアクセスしている場合は、シークレット モードで実行しています。
🍄 G 一部またはすべてのブラウザ拡張機能を一時的に無効にしてみてください。
🍄 H お使いのパソコンのグラフィック カードドライバーを更新します。
- ❶ 左下のWindowsアイコンを右クリックして、「デバイスマネージャー」を選択します。
- ❷ 「ディスプレイ アダプター」をwクリック或いは、「ディスプレイ アダプター」左の「>」タブをクリックします。
表示された「xxx Graphics xxx」というグラフィックスカードを右クリックして、「ドライバーの更新」を押してください。 - ❸ 「ドライバーの更新」が表示されます。「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。
- ❹ 「オンラインでドライバーを検索しています…」と表示されたら、しばらく待ちます。
🔺 最新のドライバーが見つかった場合は、自動でダウンロードとインストールが行われます。
グラフィックスカードドライバーの更新結果が表示されたら、「閉じる」をクリックします。


🍄 I これらの提案のいずれも役に立たない場合:
Chromeチームは、Chromeを不安定にしたり、クラッシュにつながる一部のグラフィックカードドライバーを無効にしているから、Clipchampがエクスポートできないようになるかもしれません。
この問題をどうしても改善したいなら、全てのグラフィックカードドライバーを有効にすればいいです。ただし、これはChromeを不安定にする可能性があるので、自己責任で実行してください。↓↓↓
新しいブラウザータブで 「chrome://flags/#ignore-gpu-blacklist」 に移動し、このフラグを有効にします。これにより、すべてのグラフィック (GPU) ドライバーを使用できるようになります。
Clipchampエクスポートできないその他の理由と考えられる解決策
ビデオのエクスポートに失敗する最も一般的な理由は次のとおりです。
● 使用しているコンピューターが処理を処理するには長すぎる (10 分以上)
● 入力ファイルが大きすぎて、使用しているコンピューターで処理できない (4K ファイルなど)。
● 1 つまたはいくつかの入力ファイルが壊れている
🍄 J 別の CPU とグラフィックス カードを搭載し、より多くのメモリを使用できる別のパソコンが利用できる場合は、代わりにそのパソコンでClipchampを使って動画編集を行い、動画をエクスポートしてみてください。
- 注意
- これを行うには、入力ファイルを持つ必要があります。
🍄 K プロジェクトで使用している大きなビデオ ファイルを圧縮してから、圧縮された MP4 ファイルを代わりに追加しましょう。 Clipchamp はまだ 4Kの出力をサポートしていない (1080p のみ) ため、最終的には出力ファイルが圧縮されます。4K ファイルで作業する場合は特にこれをお勧めします。
🍄 L または、長いビデオをいくつかの短いビデオに分割して、エクスポートできるか試してみましょう。これを行うには、ダッシュボード ページでビデオのコピーを作成し、そこに移動してその一部を削除し、残っているものをエクスポートします。
最後に
Clipchampはオンラインで動画編集作業を行うので、ソース動画のアップロード、トリミングや字幕追加、クロップなどの処理、動画のエクスポートは一般動画編集ソフトよりかなり時間がかかります。
また、Clipchampプレミアムに登録しても、1080p以上の動画もエクスポートすることもできません。
ここでは、透かしなし、4Kの出力までできる動画編集フリーソフトVideoProc Vloggerをおすすめします。

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