Shotcut使い方:トランジション挿入編〜Shotcutでトランジション(場面転換)を追加する方法
トランジション追加は動画制作する際に欠かせない編集技法です。動画のカットとカットをスムーズかつ自然につなぎ合わせるだけではなく、場面切り替えを綺麗に見せることも可能になります。
ではShotcutでトランジションを追加するにはどうしたらいいでしょうか。
今回は、Shotcutトランジションのやり方と挿入するコツを画像付きで徹底解説します!Shotcutを使い始めたばかりの方でも操作の流れをしっかり理解できます。
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トランジションは、場面転換と呼ばれることもあります。
例えば、動画編集中に、どのように最初のA場面から次のB場面に自然に切り替えますか?この時は、トランジション効果がとても役に立つようになります。
Shotcutでトランジション挿入するには2つの方法がある
- 1動画のカットとカットの繋ぎ目にトランジションを直接に挿入する
- 2フェードイン/フェードアウト効果を追加する
どちらの方法でも場面転換が滑らかかつきれいにできるため、ご利用用途に合わせて選びましょう。
それでは、Shotcutトランジションについてそれぞれのやり方を具体的に見ていきましょう。
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Shotcutでトランジション挿入する途中で操作を間違えたら、[Ctrl]+[Z]キーを押すことで1つ前の操作に戻すことができます。
Shotcutトランジションのやり方:トランジションを直接に挿入する
Shotcut本体には多種多様なトランジション効果があります。簡単なドラッグ&ドロップだけでShotcutでトランジションを作成して、より人目をひく動画に仕上がります。
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Shotcutでトランジションを追加したい動画をタイムライン上にドラッグ&ドロップします。
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上記画面のように、タイムライン内で、動画クリップを選択した状態で左へドラッグ移動すると、隣接したクリップに重なるときに自動的にトランジションを作成します。
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クリップが重なっている部分の長さがトランジションの長さで、重なり合う部分が長いほどトランジションを継続させる時間が長いです。
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紫色の砂時計のようなアイコン(トランジション)を右クリックし、メニューが表示され「プロパティ」を選択することで、トランジション効果の種類などを設定します。
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「映像」の選択ボックスでお気に入ったトランジション効果を選択して、スペースキーを押すだけで動画に挿入したトランジション効果をプレビューすることができます。
- Shotcutトランジションには24個のエフェクトを搭載し、それぞれに効果が異なります。それにカスタムトランジションの導入も対応されています。
Shotcutトランジションのやり方:フェードイン/アウト効果を追加する
動画クリップの不透明度を増減するフェードイン/フェードアウト効果を追加することで、Shotcutで場面転換も実現する可能になります。
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Shotcutでトランジションを追加したい動画をタイムライン上にドラッグ&ドロップします。
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上記画面のように、タイムライン上の動画クリップを左クリックで選択して、メニューバーにあるじょうごのような「フィルタ」アイコンをクリックすると、「フィルタ」ウィンドウが表示されます。
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「+」アイコンをクリックし、「映像」タブから「映像のフェードアウト」を選択すると、選択したクリップにフェードアウトするトランジションを入れます。
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そして、次のクリップを選択してから、「+」アイコン⇒「映像」タブ⇒「映像のフェードイン」をクリックしすることで、次のクリップにフェードインするトランジションを入れます。
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「音声」タブから音声のフェードイン/フェードアウト効果を設定することもできます。
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設定完了したら、スペースキーを押すだけで動画にフェードイン/フェードアウトする場面転換の効果をプレビューすることができます。
以上、Shotcutでトランジション挿入する方法とフェードイン/フェードアウトする場面転換のやり方をご紹介しました。どっちも簡単にShotcutで場面転換を自然に見せるようになれるため、ぜひ試してみてください。
以下の別記事で、Shotcutトランジション以外の使い方、例えば:字幕・テキストの入れ方もいくつかご紹介してるので、ぜひ参考にしてください。