Zoom録画できない時の原因と対処法【音が出ない、画面が黒くなる場合も】
Zoomを使って、パソコンやスマートフォン、タブレットなどでセミナーやミーティングをオンラインで開催できるほかにも、録画機能も搭載しており、セミナーやミーティングの様子を後で復習したり、参加していなかった人と共有したいというときにも非常に便利です。
しかし、Zoomを録画しようとしても画面が黒くなってしまう場合や、音が聞こえないなどのエラーが発生し録画ができないケースがあります。
この記事では、Zoom録画できない時の原因と対処法について解説します。
VideoProc Converter - バレないでZoomを録画できる
◆ WEB会議、PC画面や動画、生配信、ゲーム実況の録画が可能;
◆ 画面だけでなく、音声(PCとマイク)も一緒に記録できる;
◆ 長時間録画・高画質録画・サクサク動作に対応;
◆ 録画機能以外、動画変換・編集・ダウンロードなども可能;
◆ 操作性も素晴らしく、初心者でも簡単に使える;
目次
Zoomは録画できない場合がある
Zoom録画できない原因と対策
- (1). 空き容量不足
- (2). 無効なパス
- (3). 「ローカル記録」がオフになっている
- (4). 録画の権限を参加者に与えていない
- (5). プレーヤーがZoom録画動画の再生に対応していない
- (6). 音不具合が出る
- (7). ほかの原因
最後:Zoomを高画質・バレずに録画する方法
Zoomは録画できない場合がある
Zoom録画機能について
Zoomにはあらかじめミーティングの内容を録画・録音する機能を搭載しており、外部のキャプチャソフトなどを利用せず、単体で録画までできます。
Zoom録画方法には、「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の2種類があります。
【ローカルレコーディング】
ローカルレコーディングは名前の通り、録画ファイルをPCのローカルに保存することです。これは無料ライセンスでも利用できます。無料でZoomを使っていて、授業などを録音したい学生の方などにはぴったりの機能です。
デメリットとして、PCやスマホに保存するため容量を圧迫してしまうことや、他の人との共有がしにくいことが挙げられます。
【クラウドレコーディング】
クラウドレコーディングとは、有料アカウントのみ利用できる機能で、録画・録音データをZoomクラウドに保存することです。保存データの容量を気にすることなく録画できる以外にも、クラウドのリンクを送るだけで関係者への共有がしやすいというメリットがあります。
Zoomで録画する時によくある問題
Zoomで録画する時不具合が発生し、録画できない可能性があります。次はZoomでミーティングなどを録画する時によくある問題をまとめてみました。
- ➤ Zoom録画が開始されない;
- ➤ Zoom録画音が聞こえない・音声が入らない;
- ➤ Zoomを録画すると画面が黒くなる;
- ➤ Zoomが録画中のまま終わらない;
- ➤ zoom録画途中で止まっている;
- ➤ ローカルレコーディングデータの変換に失敗した;
- ➤ Zoom録画した動画が再生できない。
Zoom録画について、くわしく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Zoom録画できない原因と対策
次は、Zoomでレコーディングできないエラーがおきた時に考えらえる原因を解説します。また、それぞれの問題に対する解決方法を簡単に説明していきます。
原因❶、空き容量不足
保存先のディスクに空き容量が少ないと録画できません。Zoomの録画には、保存先の選択肢として「ローカル保存」と「クラウド保存」があります。ローカル保存は録画の様子を直接PCに動画データとして保存するため、PC容量を圧迫してしまうことになり、録画中はPCが重くなってしまうので、Zoomの動作が遅くなったり、録画が途中で止まったりしてしまうことも考えられます。
【対策】
- ➤ Zoomミーティングを録画したい場合は、デバイスの空き容量を確認し、データを削除して空き容量を増やすか、または外付けHDDや内臓HDDなど大きな容量のものを用意したり、クラウドに退避したりなど、容量を確保して録画しましょう。
原因❷、無効なパス
動画の保存場所が無効なパスになっている場合、Zoom録画が開始されません。Zoomでレコーディングをしている時、動画の保存先を参照できないフォルダ(存在していなかったり、書き込み禁止になっている保存フォルダやパス)などをに指定すると、保存先にアクセスできず録画が開始できません。
【対策】
- ➤ この場合はZoomレコーディング保存先を変更し、別の有効なパスを指定することがオススメです。
- ➤ Zoom保存先を変更する方法:Zoomのウィンドウ右上にある設定ボタンをクリックし、設定ウィンドウが表示されたら、左側メニューの「レコーディング」をクリックしてレコーディングの項目一覧を表示します。「録画の保存場所」から「変更」をクリックすることで録画ファイルの保存先フォルダを変更できます。
原因❸、「ローカル記録」がオフになっている
「ローカル記録」がオフになっていると録画できません。Zoomの設定にはローカル記録をオフ・オンにすることができます。オフにすると、ミーティング画面に「レコーディング」ボタンが表示されず、Zoomの録画機能を使って録画をすることができなくなります。
【対策】
- ➤ Zoomの設定から「ローカル記録」をオンに設定することがオススメです。
- ➤ 「ローカル記録」をオンにする方法:「管理者」>「アカウント管理」>「アカウント設定」>「記録」の順にクリックし、「ローカル記録」箇所が有効になっているか確認します。 無効になっている場合はトグルを切り替え、有効にします。
原因❹、録画の権限を参加者に与えていない
Zoomは、主催者だけでなく、参加者はミーティングの映像や音声をコンピュータにローカルで記録することができます。参加者に対して、録画機能の利用を許可していなかった(禁止していた)ことが原因で、「ミーティングのホストにレコーディングの許可をリクエストしてください」エラーが表示され、録画できません。
【対策】
- ➤ ミーティング開始前に、ホスト(主催者)は参加者にローカル録画保存する許可与える機能が有効になっている必要があります。
- ➤ 参加者にローカル録画をする権限を付与する方法:Zoom画面下にあるコントロールバーの「参加者」をクリックし、レコーディング権限を付与するパネリストの名前の横にある「詳細」をクリックします。そして「レコーディングの許可」を選択します。
原因❺、プレーヤーがZoom録画動画の再生に対応していない
Zoomはミーティングが終了すると、録画されたミーティングの内容がMP4形式で保存されますが、プレーヤーがMP4形式に対応していない・アプリのバージョンが古い場合(例えば、バージョン11以前のWindows 7用windows media playerはMP4に対応していません。)、Zoom録画動画が再生できなくなってしまいます。
【対策】
- ➤ プレーヤーにMP4に対応したコーデックをインストールするか、MP4に対応できる動画プレーヤーで再生することがオススメです。
- ➤ プレーヤーを選択する方法:MP4ファイルを右クリックして「プログラムから開く」 を選択すると、MP4を再生できるプログラムのリストが表示されますので、いずれかを選んでください。
原因❻、音不具合が出る
Zoomで録音・録画の方法によっては音声が入らず映像しか残せない場合もあります。その原因といえば、Zoomの設定かパソコン、スマホなどで音が出なくなっているかのいずれかと思います。
【対策】
- ➤ デバイスで他の音が出ているのでしたら、パソコンの問題ではなく、Zoomの設定と思われます。ZOOMの音声設定を行うことがオススメです。
- ➤ ZOOMのオーディオ設定方法:ZOOMアプリを起動し、画面右上の歯車マークをクリックします。そして設定画面で「オーディオ」をクリックし、「マイク音量を自動調整します」のチェックを外し、右下の「詳細」ボタンをクリックします。次は「インミィーティングオプションをマイクから”オリジナルサウンド有効にする”に表示」の項目にチェックを入れ、「連続的な背景雑音の抑制」「断続的な背景雑音の抑制」をそれぞれ「無効化」に変更します。
原因❼、ほかの原因
上記の原因のほかには、「内部エラー」(不正なデータストリーム)、無効なコマンド、または論理的な問題などによってZoom録画できないエラーが発生する可能性もあります。
【対策】
- ➤ デバイスを再起動してから、Zoomを再起動・アップデートしてみてください。またアプリの再起動・アップデートで改善しない場合、Zoomをアンインストールして、再インストールするか、外部Egァソフトを使ってZoomを録画することがオススメです。
最後:Zoomを高画質・バレずに録画する方法
いかがでしょうか?今回はZoomで録画できない時の原因と対策をまとめて紹介しましたが、解決できましたか?
もし上記の方法でZoomレコーディングエラーを解決できなかったら、その代わりにほかの録画ソフトを使ってZoomミーティングの録画をすることができます。
- 注意
- * Zoom録画が開始されると「レコーディング中です」とすべての参加者の画面に表示されるようになります。Zoomをバレずに録画したい場合別の録画ソフトを使うことがオススメです。
VideoProc Converter
VideoProc Converter:高画質なZoom録画録画・録音ソフト
● 対応OS:Windows/Mac
● 録画モード:画面録画、ウェブカメラ録画、画面録画とカメラ録画、iPhone録画(Mac版のみ)
● 音声入力:マイク音、システム音、マイク音&システム音、ミュート
● 出力形式:mp4, flv, mov, mkv, ts
VideoProc Converterとは、画面を動画として録画できる人気の録画ソフトで、複雑な設定がなく、使い方も非常に理解しやすいので、PC初心者の方にもうまくZoomを録画できます。
VideoProc Converterを使えば、Zoomミーティング画面を高画質・簡単に音声付きで録画できます。デスクトップ上の任意の領域を指定して録画することができ、お必要に応じて自由に画面範囲を指定できます。
そのほか、このソフトはiPhoneの画面を録画する機能も搭載しています。
VideoProc ConverterでZoomミーティングを録画する方法は以下の通りです。
- ❶、VideoProc Converterを立ち上げ、主画面の「録画」をクリックします。
- ❷、録画画面で、メニューバーにある「画面録画」ボタンをクリックすると、Zoomのミーティング画面がVideoProc Converterに映ります。
- ❸、録画の範囲や、音などを設定します。
- * 左下の数字(1):モニターの割り当てられている番号です。
- * クロップ:画面録画をする範囲を指定できます。(指定しないと、全デスクトップを録画します。)
- * スピーカーとマイクのアイコン:PC本体の音とマイクの音を収録するボタンです。
- ❹、最後には、右下にある赤い「REC」ボタンをクリックするとZoomミーティングの録画が始まります。