【無料】動画に黒帯を追加しよう!動画の上下に黒枠を付ける方法を解説!

120fps動画編集

動画に黒帯(黒枠、レターボックス)をつけることで、平凡な映像が映画っぽくなります。

あなたは動画の上下、または左右に黒帯を追加したことがありませんか?映像編集で普通に撮影した動画に黒帯を追加するには、どうすればいいでょうか?

本記事では、動画に黒帯を追加する時に必要なツールとやり方について解説していきます。映画みたいな動画の上下左右に黒枠を簡単に付ける方法について知りたい方はこの記事と合わせてご覧ください。

動画の黒帯について

動画を再生する時、動画の上下や左右に表示される黒い枠は黒帯(黒枠、レターボックス)と呼ばれています。

黒帯とは映像のアスペクト比(画面比率)と一致しないスクリーンでプレーする時、映像の一部が欠けたり縦や横に引き伸ばされたりしないよう、映像部分の上下、左右に黒帯を入れる表示方式です。例えば、アスペクト比「4:3」の映像をアスペクト「16:9」の画面にプレーすると、自動的に画面の周りに黒帯が表示されます。

普段、パソコンや、YouTube等の動画共有サイト、テレビで使われる画面比率は「16:9」です。映画館で見る映像の画面比率が「2.35:1」、又は「2.39:1」です。画面比率が一致しないので、映画をパソコンやテレビで再生する時、動画の上下に黒帯が付いています。黒帯が付いている動画を見る時、映画っぽい印象が強いです。

その故、もともと動画に黒帯を追加するのは本来の横長比率を維持するためですが、近年映画のような雰囲気にする一つの手法としてよく使われています。

動画に黒帯を追加するには?

「カメラやスマホなどで撮影する動画に黒帯を付けることで、映画風にしたいなー」なんて思ったことはありませんか?

動画の上下、または左右に黒枠を付けるには、主に4つの手段があります。

  • 1アスペクト比を変更することで、動画に黒帯を付ける

普段画面比率(2.35:1、2.39:1)の映画をパソコンやテレビなどでプレーすると、自動的に画面の上下に黒帯を入れます。だから、よく使われるアスペクト比「16:9」「4:3」を「2.35:1」または「2.39:1」に変更すれば、動画に黒帯を簡単に付けることができます。

  • 2解像度の変更(リサイズ)で動画に黒帯を付ける

元の解像度より小さい解像度を変更することで、動画の上下左右に黒い帯を自動で付けます。ただ、この方法を利用する際に、大幅な画質劣化が発生しますので、気を付けてください。

合わせて読みたい:【動画を綺麗に】動画の画質を上げるフリーソフトTOP5選オススメ!>>

  • 3特殊効果を利用して、動画に黒帯を付ける

動画編集ソフトには、動画に黒帯を付ける効果を用意するものがあります。それを利用すると、動画に黒い枠を簡単に付けられます。画質の劣化も殆どありません。

  • 4黒枠素材を追加することで、動画に黒帯を付ける

黒枠素材を追加することも動画に黒帯を付ける手段の一つです。この手段はアスペクト比や解像度の変更がしないから、動画を元の高画質で維持することができます。

動画に黒帯を追加する方法

それでは、上述の手段で動画に黒帯を追加する時に必要なツールとやり方について解説します。

方法@:VideoProcを使って、動画に黒枠を付ける

【動画に黒帯を追加する必要なツール〜VideoProc】

初心者向けの動画処理ソフト「VideoProc」はアスペクト比・解像度の変更、カット、クロップ、透かし、画像・テキスト・字幕追加、効果、反転回転、再生速度変更、エフェクトなど、基本的な編集機能が一通り揃っています。

「VideoProc」さえあれば、普通に撮影した「16:9」の動画素材を映画用のアスペクト比「2.35:1」、又は「2.39:1」に設定して、映画っぽい感じにします。画質の劣化も殆どありません。もちろん、元の映像のアスペクト比を「16:10」「16:9」「4:3」「3:2」「5:4」「5:3」なども自由に変更することが可能です。また、「VideoProc」を利用して、解像度の変更によって動画の上下左右に黒い枠を付けることもできます。

動画処理速度が速くて使いやすいので、映画のような雰囲気の動画を簡単に作るには、VideoProcがオススメです。

【VideoProcを使って、動画に黒帯を追加する方法@】

step1インストール済みのVideoProcを起動し、主画面にある「ビデオ」アイコンをクリックします。

VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@
VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@

step2上部の「ビデオ」を押すことで、黒帯を入れたい動画を追加します。その後、「オプション」アイコンをクリックします。

VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@
VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@

step3アスペクト比を元の「19:6」から「2.35:1」、或いは「2.39:1」へ変更し、「完了」を押します。

VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@
VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@

step4最後に「RUN」ボタンをクリックするだけです。

VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@
VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法@

【VideoProcを使って、動画に黒帯を追加する方法A】

step1VideoProcを起動し、主画面にある「ビデオ」アイコンを選択します。

step2上部にある「ビデオ」アイコンを押した後、黒帯を付けたい動画を読み込んで、「オプション」アイコンを押します。

VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法A
VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法A

step3元の「解像度」より小さい解像度を選択して、「レターボックス」前にチェックマークを入れて、「完了」を押します。

VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法A
VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法A

step4「RUN」ボタンをクリックします。すると、動画のエンコードが開始します。

VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法A
VideoProc〜動画に黒帯を追加する方法A

以上です。編集済みの動画をパソコン上のメディアプレイヤーで再生してみると、自動的に映像の周りに黒い枠が表示されています。

方法A:AviUtlを使って、動画に黒枠を付ける

【動画に黒帯を追加する必要なツール〜AviUtl】

定番の動画編集フリーソフト「AviUtl」は基本的な編集(カット、トリミング、分割、回転、結合等)だけではなく、拡張編集プラグインと連携して高度な編集も実現することができます。

AviUtlはアスペクト比の変更によって動画に黒帯を入れるだけではなく、「マスク」という機能を生かして、動画の上下に黒帯を簡単に作ることができます。また、「色調補正」や「映画っぽい字幕の追加」などの機能を活用して、動画素材をまるで映画のように編集することができます。

動画編集に関する知識があまりない人はちょっと使いずらいと感じるかもしれませんが、使いこなせば本当に実用性に優れています。

動画処理速度が速くて使いやすいので、映画のような雰囲気の動画を簡単に作るには、VideoProcがオススメです。

【AviUtlを使って、動画に黒帯を追加する方法@】

step1AviUtlと編集プラグインをインストールした後、起動します。

step2上下にを黒い枠を付けたい動画を読み込んだら、「動画ファイル(標準描画)」画面が表示されます。右上の十字マークをクリックしてください。

AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法@
AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法@

step3「基本効果」→「拡大率」を選択します。

AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法@
AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法@

step4拡大率の「Y」「 X」 を変更することで、上下、左右に黒帯を作ることができます。普段、動画の上下に黒帯を入れるには、拡大率の「 Y」を80に設定するだけで完了です。

AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法@
AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法@

step5設定が完了したら、動画ファイルを出力すれば完了します。

【AviUtlを使って、動画に黒帯を追加する方法A】

step1AviUtlと編集プラグインのインストール後、立ち上げます。

step2編集したい映像ファイルをAviUtlのタイムレイヤにドラッグ&ドロップします。

step3タイムラインを右クリック、「メディアオブジェクトの追加」→「図形」を選択します。

AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法A
AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法A

step4「図形の種類」から「四角形」を選択します。

step5「X」「Y」の数値を変更して、動画の上下、または左右に黒帯を追加することができます。

step6編集済みの動画ファイルを出力します。

AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法A
AviUtl〜動画に黒帯を追加する方法A

方法B:iMovieを使って、動画に黒枠を付ける

【動画に黒帯を追加する必要なツール〜iMovie】

iMovieはMacとiPhone標準装備の動画編集ソフトで、カットやトリミング、テキスト・画像・BGM追加などの多彩な編集機能を搭載します。すべての機能を完全に無料で使えます。

実は、iMovieでは、動画に黒帯を付ける機能が整えていません。でも、iMovieの「画像追加」という機能を生かすことで、事前に準備した黒枠素材を元の映像クリップの上に追加します。そして、追加した黒枠素材を元の映像に合わせて大きさや位置を調整して出力すると、動画に黒帯を付けられる映像が出来上がります。 事前にレターボックス素材を用意しなければならないですが、編集の作業自体は簡単です。

iMovie を使い慣れるMacのユーザーなら、iMovieを利用して、動画に黒帯を付けてみましょう。

【iMovieを使って、動画に黒帯を追加する方法】

step1インターネット上からPCにレターボックス素材(.pngファイル)をダウンロードします。

レターボックス素材のダウンロード>>

iMovie〜動画に黒帯を追加する方法@
iMovie〜動画に黒帯を追加する方法@

step2Mac上のiMovieを立ち上げ、対象となる動画を編集画面のレイヤーへ取り込みます。

step3用意したレターボックス素材を元の映像クリップの上に追加してください。

step4 バランスが上手くあっていなかったら、挿入したレターボックス素材のスタイルを「フィット」にしたり、「ピクチャインピクチャ」にしたりすることができます。また、大きさを自分で調整することも可能です。

step5最後に編集済みの動画をエクスポートするだけOKです。

iMovie〜動画に黒帯を追加する方法@
iMovie〜動画に黒帯を追加する方法@

合わせて読みたい:【Mac&iPhone】iMovieで書き出しができない場合の原因と対策!>>

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以上は動画に黒帯を付ける方法です。お手軽に映画みたいな動画を無料で作りたい方の助けになれば嬉しいです。

動画に黒帯を簡単に付けたい時に役立つツール〜VideoProc

VideoProcさえあれば、簡単な操作で動画のアスペクト比を変更するか、動画の解像度をリサイズすることで、動画に黒い枠を追加します。動画に黒帯を簡単に付けたい場合、ぜひVideoProcを試してみましょう。

この記事を書いた人:高木

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