VideoProc Converter AI
初心者でも簡単に使える高機能の動画処理ソフト
  • • 動画編集・圧縮、音声変換、GIF作成などが行える。
  • • MP4、HEVC、MP3…ほぼ全ての動画ファイル形式に対応。
  • • 元ファイルの品質を落とさずに動画・音声の変換ができる。
動画KNOWLEDGE

【2024年】高音質でMP3をWAVに変換する方法の解説!Windows10・iPhone・Android対応!

MP3 WAV 変換方法

ご個人的な使用用途によってMP3音源をWAVに変換したい場合があります。

今回の記事では、Windows7/8/10、Mac、iPhone、Android環境で、音楽ファイルをMP3からWAVに変換する方法を誰でもわかりやすく紹介したいと思います。

それに、変換中でよく見舞われる不具合とドラブルも簡単に解決しましょう。

(1)Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法

必要な条件:
@.パソコン(WindowsとMacのいずれもOK)
A.第三者のMP3をWAVに変換できるフリーソフト「VideoProc Converter AI
B.MP3ファイル

事前準備:
@.下記のダウンロードボタンをクリックして、VideoProc Converter AIをパソコンにダウンロードします。
A.ダウンロードが完了したら、いつもの通りにソフトのインストールを続行します。

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VideoProc Converter AIを使ってMP3をWAVに変換する方法

Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP1
Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP1

STEP1:VideoProc Converter AIを起動後、ホーム画面に表示される「動画」アイコンをタップします。

Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP2
Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP2

STEP2:画面上部のメニューバーにある「音楽」を押して、パソコンからWAVへ変換したい対象のMP3ファイルを選択してソフトに読み込ませます。

※1つのファイルでもいいけど、複数のファイルを対象として一括でソフトに入れることも可能。

Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP3
Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP3

STEP3:読み込みが完了後、画面下部にある「音楽」項目をクリックします。すると、出力のところで、利用可能な音声形式が一覧で表示されるので、「WAV」を選択します。

Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP4
Windows10でMP3音源をWAVに変換する方法STEP4

STEP4:「RUN」アイコンをクリックすると、MP3音楽をWAVに変換する作業が始まります。

※初期設定では、変換されたファイルのフォルダが自動的に開かれてすぐ確認できます。

もっと読む:やり方付き|MP3変換フリーソフトをおすすめ!無料・安全で>>

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    アドバイス:

  • * 何より出力WAVファイルの音質を重視していれば、変換前に、音質に関係あるパラメータを設定したほうがおすすめします。

VideoProc Converter AIを利用して出力ファイルのビットレートを調整する操作方法は以下の通り、

出力ファイルの音質を調整
出力ファイルの音質を調整

1. 「オプション(歯車マーク)」をタップして、動画のパラメータをカスタマイズする画面が出てきます。

2.「品質」スライダーを右方向にドラッグして「高品質/低速」に設定します。

3.「ビットレート」で最大値「256 kpbs」を選択します。

  • VideoProc Converter AI以外、他のWAVからMP3に変換する無料ソフトもありますが、その中で、「個人・小規模開発」のものが多いです。
  • 安全性の方面では、改ざんやマルウェア混入、惑・悪意あるプログラム同梱の可能性があります。
  • 安全性を確報するために、以下の手間が必要です。
  • そのようなソフトををダウンロードする前にまずレビュー(評判)・使い方サイト等を参照します。
  • ダウンロードも公式サイトもしくは公式サイトに記載されているダウンロードサイトからします。
  • ダウンロードしたら解凍や実行とかせずに、すぐにセキュリティ対策ソフトでスキャンしてください。
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(2)iPhone&AndroidでMP3をWAVに変換する方法

PC不要でアイフォンかアンドロイド単体でMP3をWAVに変換したい方も沢山いるそうです。

ネットでいろいろ探してみれば、iPhoneにもAndroidにもかかわらず、以下の2種類のアプリしか見つかりません。

@.動画ファイルをWAVへ変換するのみです。
A.WAVファイルをMP3へ変換するのみです。

例えば、「Easy MP3 Converter - MP3/AAC抽出」というアプリはWAVで出力できるけど、iPhoneのカメラロールしかアクセスできないので、変換元は音楽ファイルではなく、動画ファイルに制限されています。

そのため、iPhone&Androidで使えるMP3 WAV 変換アプリはないと考えたほうが良いと思います。

解決策として、MP3 WAV 変換アプリと大抵同様な働きをするオンライン変換サイト「OnlineVideoConverter」がAndroid端末で利用できます。

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OnlineVideoConverterを使ってAndroidでMP3をWAVに変換する方法

STEP1:お使いのブラウザでOnlineVideoConverterの公式サイト(https://www.onlinevideoconverter.com/ja)を開きます。

AndroidでMP3をWAVに変換STEP2
AndroidでMP3をWAVに変換STEP2

STEP2:OnlineVideoConverterのメイン画面で表示される「動画のリンクを変換」アイコンをタップします。

AndroidでMP3をWAVに変換STEP3
AndroidでMP3をWAVに変換STEP3

STEP3:「ファイルを選ぶ」アイコンをタップして、Android端末から変換したいMP3ファイルを選択して読み込ませます。

AndroidでMP3をWAVに変換STEP4
AndroidでMP3をWAVに変換STEP4

STEP4:「フォーマット:フォーマットを選択する」をクリックして、「.wav」を選択します。

AndroidでMP3をWAVに変換STEP5
AndroidでMP3をWAVに変換STEP5

STEP5:「スタート」アイコンをタップすると、AndroidでMP3からWAVへの変換が自動的に開始します。

STEP6:変換が完了後、新しい画面で表示されるQRコードをスキャンして、変換後の音楽ファイルをAndroidに直接ダウンロードして保存可能。

    注意

  • このMP3をWAVに変換できる無料サイトはいままでiOSデバイスに対応できないので、iPhoneを利用する方にとって、MP3からWAVへの変換はしょうがなくPCの使用が必須となります。
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(3)MP3をWAVに変換中でよく見舞われる不具合とドラブルと解決策

MP3をWAVに変換する前に、両者の違いを理解すべきだと思います。

@. MP3とWAVの違い

    MP3の特徴

  • @.MP3コーデックで符号化したデータをそのままMP3フォーマットに格納してMP3形式とすることも、MPEG等の動画コンテナの音声部分として他のコンテナファイルに格納することもできます。

  • A.高圧縮率は抜群で、CD並の音質を保ったまま、約10分の1程度までサイズ圧縮したり、高音質でファイルサイズも1曲3〜5MB程度で小さくしたりすることができるので極めて保存しやすいです。

  • B.だが、デメリットとして、非可逆圧縮コーデック(フォーマット)のため劣化を元に戻すことはできません

    WAVの特徴

  • @.各種の音声データを格納して音声ファイルを作る事ができる、箱みたいな非圧縮のファイル形式です。

  • A.リニアPCM、IMA-ADPCM、WMA、ATRACなど、色んなデータを入れられるので、何を格納するかによって音質は変わってきますよ。最近では非圧縮のリニアPCM(稀に非可逆圧縮のIMA-ADPCM)を入れることが殆どです。

  • B.音を圧縮しない為、CDの音源とほぼ変わらないほど非常に高音質です。

  • C.ただし、高音質にするほど、音の情報量が多くなり、ファイルサイズが膨大となります。5分ある音源のファイルサイズが50MBになることも珍しくないです。
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A.変換後音質は劣化か向上か

基本的にWAVの方がMP3よりも音質が有利なので、MP3をWAVに変換して音質が劣化することはないでしょうか。

しかし、MP3は不可逆圧縮なので音質が良くなることもありません。

MP3の音楽は元の音楽の一部を削り取って圧縮して、音源はすでに音質が劣化しています。

MP3からWAVに変換しても、削り取った音楽の一部を修復することができるわけではありません。

極端な例を挙げれば、変換最中にビットレートを調整すれば音質が変わることもあります。

変換元のビットレートより数値を低くすると音質は悪くなります。

ところが、高くしても音はそれ以上良くなることはありません。

いずれにせよ、変換後のファイルは変換元と全く同等の音質になるので、音質面ではMP3をWAVにするのは意味がないでしょう。

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B.変換速度が遅すぎる

一般的に言えば、変換速度は以下の要素に依存します。

  • @.変換元のファイルの長さとファイルサイズ
  • A.変換作業が行うデバイス(PC/Android)のスペック
  • B.MP3をWAVに変換するソフトを使う場合、ソフト本体の性能
  • C.オンライン変換サイトを使う場合、ネット速度と変換サイトのサーバの性能

だが、いくら遅くても30MBぐらいのMP3ファイルをWAVへ変換する時に30分間以上かかるわけではありません。そのような場合、変換ツールがダメになってしまうと考えばいいでしょう。

VideoProc Converter AI」があれば、長さが3〜4分間のMP3曲をWAVへ変換するにはただ1〜2秒くらいかかります。

VideoProc Converter AIはIntel QSV、NVIDIA CUDA/NVENCという最新のハードウェアアクセラレーション技術をサポートして、CPUの負担を抑えて、圧倒的な超高変換速度を実現できるのです。

高速な変換速度を求める方なら、ぜひ「VideoProc Converter AI」を見逃さないください。

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C.変換後のファイルサイズが膨大にとなる

MP3は不可逆圧縮というタイプの音源で、音を間引くことによってファイルを小さくしたタイプのものです。

一方、WAVは圧縮をせずにそのまま記録するものです。その性質上、時間辺りのサイズが1分約10MBと決まっています。

基本的に、サイズはそのままでMP3をWAVに変換することができません。

それに、MP3をWAVに変換すると音楽のサイズ(メガバイト)がとても10倍くらいになっています。

要するに、MP3の音源をWAVに変換するのが、音質は向上もなしにデータ量が増すだけです。特別な目的のためではない場合、MP3をWAVに変換することをあまりおすすめしません。

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この記事を書いた人:小林ほたる

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