Mac&iPhoneのiMovieで動画の音量を調整して、ボリュームを大きくしたり小さくしたりする方法【iMovie使い方〜音量調整篇】
iMovieはAppleデバイスに標準搭載されている完全に無料な動画編集ソフトです。
筆者はiMovieについて、「声を変える」「動画カット・トリミング」「動画にぼかし・モザイクをかける」「音楽追加」「字幕追加」「動画結合」など色々な使い方を紹介しました。
本文も引き続き、MacとiPhoneでiMovieを利用して動画の音量を調整する方法を紹介します。
iMovieで動画のボリュームを小さくしたり、大きくしたり、フェードイン&フェードアウトしたり、ミュートしたりすることが簡単にできます。
目次
MacでiMovieを使って動画の音量を調整する方法
- @ キーフレームを使ってクリップの一部の音量を調整する方法
- A 選択範囲でクリップの一部の音量を調整する方法
- B 音声を消す(ミュート)方法
- C 音声フェードイン&フェードアウト
- D 音声トラックの音量一括調整
iPhoneでiMovieを使って動画の音量を調整する方法
MacでiMovieを使って動画の音量を調整する方法
Mac版のiMovieで音量を小さくしたり、大きくしたりするには、2つの方法があります。どれも簡単なので、自由にiMovieの音量調整方法を選択してください。
@ キーフレームを使ってクリップの一部の音量を調整する方法
iMovieは無料動画編集ソフトだが、キーフレームが利用できます。キーフレームは大雑把に言うと、マーカーのことです。キーフレームを使ったら、クリップの一部を編集することができます。キーフレームは、クリップ内の特定のポイントに追加して、各ポイントの音量を変更できるマーカーです。勿論クリップの一部の音量を調整することもできます。
- ❶ キーボードにあるOptionキーを押しながら、タイムラインでiMovieで音量を調整したいビデオクリップ或いはオーディオクリップをクリックしたら、「◆」というキーフレームが表示されます。
- ❷ クリックして、「◆」というキーフレームをいくつでも追加できます。
- ❸「◆」というキーフレームまたはキーフレーム間の音量コントロールを上または下にドラッグしたら、iMovieで音量を小さくまたは大きくすることができます。
A 選択範囲でクリップの一部の音量を調整する方法
キーフレームを利用する他、キーボードにあるRキーとマウスを同時に利用したら、動画・音声クリップの一部を選択することができます。そして、その選択範囲の音量を調整することもできます。
- ❶ タイムラインで、クリップにポインタを置き、Rキーを押さえ、ポインタが範囲選択ポインタ黄色の枠に変わったら、ドラッグしてクリップの一部を囲みます。
- ❷ 選択した範囲内で、音量コントロール(オーディオ波形を横切る線)を上下にドラッグしたら、音量を小さくまたは大きくすることができます。
B 音声フェードイン&フェードアウト
動画を編集する時、別のシーンに変わる時、その音声を自然にあげたり、下げたりする必要もよくあります。iMovieのフェードイン&フェードアウト機能を利用すればできます。
❶ クリップの左端と右端にはフェードハンドルと呼ばれるポイントが表示されています。
❷ マウスのカーソルをフェードハンドルというポイントに置いたら、「🞀 🞂」になって、それを左右にドラッグしたら、音声のフェードイン&フェードアウトが作成できます。
C 音声を消す(ミュート)方法
動画の本来のオーディオトラックの音量を0に(ミュート)したいなら、範囲の選択が必要なく、ワンクリックで音声を消すことができます。具体的な操作は下のようになっています。
❶ 音量を0に調整したいクリップをクリック、プレビューウィンドウの上にある音声のアイコン「🕪」をクリックして、音量コントロールを表示します。
❷ 表示されたミュートのアイコン「🕪」をクリックしたら、アイコンが「🕨」になって、そのクリップの音声が0に調整されます。
D 音声トラックの音量一括調整
音声トラックにあるオーディオの一部クリップではなく、そのトラックのオーディオの音量を一括に調整したい人もたくさんいます。2つの方法があるので、これから詳しく説明します。
方法@
❶ タイムラインで、オーディオクリップまたはオーディオが含まれているビデオクリップをクリックして選択します。
❷ プレビューウィンドウの「🕪」アイコンをクリックして、音声コントロールが表示されます。
❸ 音声コントロールの「🕪」アイコンの右にはドラッグできるボタンがあって、それを左右にドラッグしたら、iMovieで音量を小さくしたり、大きくしたりすることができます。
方法A
❶ タイムラインで、オーディオクリップまたはオーディオが含まれているビデオクリップをクリックして選択します。
❷ その音声トラックの中央には、黄色の横線があり、マウスのカーソルをあわせると「🞁 🞃」になります。それを上下にドラッグしたら、iMovieで音量を調整することができます。
iPhoneでiMovieを使って動画の音量を調整する方法
iPhoneで撮影した動画の音量が小さくて、ボリュームを調整したいなら、直接にiPhoneに標準搭載のiMovieを使えば素早くできます。これからは、iPhoneのiMovieで音量を調整する方法とオーディオのフェードイン&フェードアウト方法を説明します。
@ 音声を消す(ミュート)方法
iPhoneで撮影した映像の音源を他の音声に変えて、ソースの音源をミュートにしたいなら、iMovieでは簡単にできます。
- ❶ 音声をミュートにしたい動画をiMovieに追加して、タイムライン内のクリップをタップして、画面下部にインスペクタを表示します。
- ❷ 「オーディオ」ボタンをタップします。
- ❸ 音量スライダの横にある「消音」ボタン「🕪」をタップしたら、アイコンが「🕨」になって、音声を消すことができます。
A 音量を調整する方法
これからはiPhone版のiMovieで音量を小さくしたり、大きくしたりする方法をご紹介します。
- ❶ 音声を調整したい動画をiMovieに追加して、タイムライン内のクリップをタップして、画面下部にインスペクタを表示します。
- ❷ 「オーディオ」ボタンをタップします。
- ❸ 音量スライダを左または右にドラッグしたら、iMovieで音量を調整することができます。
B オーディオをフェードイン&フェードアウトする方法
iPhone版のiMovieにも音声フェードハンドルが利用できます。初心者でも素早くトランジションのところで、自然な音声遷移を作成することができます。
- ❶ フェードイン&フェードアウトしたい動画をiMovieに追加して、タイムライン内のクリップをタップして、画面下部にインスペクタを表示します。
- ❷ 「オーディオ」ボタンをタップします。
- ❸ 「フェード」をタップして、クリップの先頭と末尾にフェードハンドルを表示します。
- ❹ フェードハンドルをドラッグして、フェードインとフェードアウトの継続時間を設定します。
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