【高画質&簡単】圧縮せずLine動画を転送やアップロードする方法!5分間以上の動画もOK!

Lineで画像や動画を送る際に、ファイルの容量と長さが厳しく制限されて不便が生じます。

例えば、大容量ファイルはLINEにより自動的に圧縮されて画質劣化を起こしてしまいます。

今回の記事では、オリジナルとほぼ同じレベルの高画質を保つままで、圧縮せず簡単でLine動画を転送やアップロードする方法を紹介しましょう。これから、時間や容量を気にせずライン動画(5分間以上も可能)を送信できます。

(1)Lineで動画を転送やアップロードする際に画質落ちる原因

以前、LINE動画のルールは「容量300MB以下・動画の長さ無制限」でした。今は「容量無制限・動画の長さ5分以下」です。このルールを守れば動画を成功的に転送やアップロードすることができるが、画質はどうなるでしょうか。

まず、Line本体に搭載される自動圧縮というような機能を理解しておきましょう。

LINEやTwitterはクラウドストレージサービスではありません。ライン上のサーバーに負荷を分散し、サービスの遅延や停止を防ぐためなのか、(トークに)投稿した画像・動画は、容量や長さによって多少画質を犠牲にしても自動的に圧縮されます。

200MBを超えたら、フレームレートが24にまで変換されて、オーディオがAACで、サンプリングレートが44kHzに、ビットレートが96Kbpsにサーバーが自動変換されるというのです。

基本的に、LINEで動画を送ったら、相手先の方がその動画を見ると、画像が半分くらいに圧縮されたサイズになってしまいます。

もちろん、動画サイズが小さくなると、画質の差もその分顕著になってきます。

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(2)圧縮せずに高画質でLine動画を転送やアップロードする方法

以上書いた内容の通り、ライン側で動画を圧縮して画質を強制的に落としていることがわかります。

もし、ある程度の劣化を納得できれば、ラインには備える動画の解像度を調節する機能を利用しましょう。

ラインには備える動画の解像度を「高画質」に調節する
ラインには備える動画の解像度を「高画質」に調節する
  • STEP1:LINEで設定画面を開きます。
  • STEP2:LINEトップ画面「友だち」の左上にある歯車のアイコンをタップして、上の画面が出てきますので「写真と動画」を選択します。
  • STEP3:「送信する写真の画質」をクリックして、「高画質」にチェックを入れれば設定完了です。

この設定によって元のデータに近い画質でLINE動画を送ることが出来ます。 

一方、動画は以下の条件を満たせば、「オリジナルの画質」を利用して送信することも可能です。ただし、この「オリジナルの画質」は、元動画と比べて完全無劣化というわけではないが、あくまでも「高画質」より高い解像度で送信すると考えてもいいです。

●動画の長さが5分以下であるか
●動画のサイズが20MB以下であるか
●動画のファイル形式が「.mp4」になっているか

だが、どうしても無圧縮でライン動画を扱いたいなら、以下の方法に従ってやれば一応問題を解消します。

  • STEP1:お使いのパソコンにPC版のLINEをダウンロードとインストールします。
  • STEP2:スマホ(iPhoneやAndroid)からLINEで扱いたい動画をPCに転送します。
  • STEP3:転送した動画をファイル形式でLINEに投稿します。

  • これは現在出来る強引な方法です。データの容量は決まっているから動画の長さは無制限でスマホ撮影分なら相当送れます。

もし、この方法はご期待に合わないなら、次の内容を読んでください。

もっと読む:【PC・iPhone・Android向け】LINEライブを録画する方法 | LINEライブ録画アプリおすすめ>>

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(3)高画質を維持してLINE動画をトリミング・分割する(5分間以上)

5分間以上の動画をラインで転送やアップロードするには、動画の要らない部分をトリミングしたり、動画を複数に分割したりする必要があります。

普通はiPhoneやAndroid単体で動画をトリミングするアプリも利用できるが利便性が低いです。例えば、スマホは画面のサイズが小さいので、指だけで操作ことでミスしやすいです。

また、GoProやドローンで撮影した超大容量の4K動画ファイル(4GB~50GBぐらい)のトリミングや、複数の動画を一括で処理するなら、スマホのCPU性能がかなり不足です。

なので、次はPC用動画編集ソフト「VideoProc Converter」を使って動画をトリミング・分割しましょう。

    必要な条件

  • @.パソコン(WindowsとMacのいずれもOK)
  • A.簡単と便利なPC用動画編集アプリ「VideoProc」
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 LINE動画をトリミング・分割する事前準備
LINE動画をトリミング・分割する事前準備

事前準備:
@.VideoProcの起動画面から「ビデオ」をタップします。
A.素材となる動画データをVideoProcに読み込みます。一番簡単なのは動画(複数も可能)を直接に本ソフトへドラッグ&ドロップします。

(1)ライン動画をトリミング

STEP1:動画の読み込みが終了すると、動画の下側にある「トリミング」アイコンをタップします。

 ライン動画をトリミングSTEP1
ライン動画をトリミングSTEP1

STEP2:スライドバー上にある2つの緑の四角形をドラッグで移動させてトリミング範囲を選択します。

ライン動画をトリミングSTEP2-3
ライン動画をトリミングSTEP2-3

STEP3:選択しおえたら、「完了」→「RUN」をクリックすれば完了です。

(2)ライン動画を分割

STEP1:画面一番下右のメニュータブより「ツールボックス」を選択し、その上に表示されるオプション機能が様々です。そこから、「動画分割」をタブルクリックで開きます。

ライン動画をトリミングSTEP1
ライン動画をトリミングSTEP1

STEP2:どうやって動画を分割するか設定ししましょう。10ファイルに分けたり、秒数指定で分割できたりすることができるので便利です。

ライン動画をトリミングSTEP2-3
ライン動画をトリミングSTEP2-3

STEP3:設定が大丈夫だったら、「完了」→「RUN」をタップします。あとは待つだけです。分割作業が終わると、元動画と同名のフォルダが表示されて、分割されたファイルがそこに保存されます。

以上の操作方法に従ってやれば、5分間以上の動画を5分間以内にトリミングや分割することができます。出力画質もオリジナルのままで綺麗です。それにより、「LINEで5分以上の動画を送信できない」、または「keepは5分以上の動画を保存できない」問題を簡単に解決できます。

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(4)圧縮も編集もせずにラインで長時間の動画をアップロードや転送できるか

一部の方にとって、動画を分割やトリミングすることは面倒で嫌がるかもしれません。他の解決策はありませんか。

実に、動画をラインにアップロードするつもりなら、LINEで動画をトークにアップロードしたりするという作業の過程で動画が圧縮されるため仕方ないです。

だが、相手に動画を転送だけするつもりだったら、LINEの代わりに、Google フォト、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドサービスを使えば、圧縮も、トリミングや分割作業も要らずに、元の綺麗な画質で動画を送れます。

そして、相手にログインしたアカウントを伝えて、相手も同じアカウントでログインすれば、クラウドサービスにアップロードした動画を見ることはもちろん、ダウンロードすることもできるので便利です。

 
この記事を書いた人:小林ほたる

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