AviUtlでの画面分割(多画面表示)方法〜誰でも簡単に分割画面の動画が作れる!

AviUtlでの画面分割方法

YouTubeなどの動画共有サイトで2つ以上の動画を1つの画面に並べて再生する面白い動画をよく見えますよね。

あなたは動画編集で1つの画面を2、3、4、6、9、16画面などに分割して、複数の動画を同時に表示させたいと思ったことはありませんか。 

実は、完全無料の動画編集ソフト「AviUtl」はひとつの画面を分割して、複数の動画を表示する機能が持っています。今回は「誰でも簡単に分割画面の動画が作れるAviUtlでの画面分割(多画面表示)方法」について詳しく紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

VideoProc〜お手軽に画面録画・動画編集・変換ができる!

画面録画やカット、トリミング、クロップ、結合、回転/反転、フィルタ・エフェクト、ノイズ除去、手ブレ補正、エンコード等基本的な動画編集機能を搭載されている使いやすい多機能ツールです。お手軽に画面録画・動画編集・変換を行いたい時、VideoProcを一度試してみよう。

1. 動画編集フリーソフト「AviUtl」

AviUtl

【動作環境】:Windows 7/8/8.1/10(64bit)
【日本語】:対応
【価格】:無料
【制作者】: KENくん

AviUtlという動画編集フリーソフトはトリミング、リサイズ、不要な部分のカット、動画連結、分割表示、音ズレ・色調・画質補正、インターレース解除、映像音声圧縮などの動画編集処理を行ったり、動画にテキスト/画像/BGM/モザイク/トランジション効果などを追加することができます。また、プラグインが豊富にあり、拡張性が非常に高いです。

このソフト 1 本で動画の編集機能がほぼすべて揃っていて、本格的なビデオ編集を可能にしてくれまます。だから、ブログやYouTube、Facebook、Instagramへ自作の動画を投稿する人たちに愛用されています。

関連記事:AviUtlの代わりになるソフト6選!それぞれの特徴とAviUtlとの比較を解説

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2. AviUtlで画面を分割する前の準備

AviUtlを使って、一つの画面を分割して、複数の動画を同時再生するには、一体何か準備することがありますか?

次は、AviUtlで画面を分割する前の準備事についてまとめています。

  • 1AviUtlの本体と拡張編集プラグインダウンロード

  • 2出力プラグインのダウンロード(MP4で出力したい場合)
  • 3動画素材

AviUtlを利用して、1つの画面を2画面、3画面、4画面…に分割して、複数の動画を並べて表示させることができます。

ただ、AviUtlの本体ならちょっとした編集ができますが、画面分割といった処理が不可能です。画面分割の動画を作るには、拡張編集プラグインの連携が必要です。

また、出力プラグインをインストールしないと、画面分割を行った動画を「AVI」ファイルとして出力しかないです。もし、汎用性の高い「MP4」でエンコードするには、「x264guiex」出力プラグインを導入しなければならないです。

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3. AviUtlで画面を分割するやり方

ここから、AviUtlで画面を分割する3つの方法をご紹介します。

3.1 「位置調整」で画面を分割する

❶ AviUtlを立ち上げ、拡張編集のレイヤーを右クリックします。

❷ 再生したい動画のサイズ、フレームレート、音声レートに応じて新規プロジェクトを作成してください。

AviUtlで画面を分割する方法@
AviUtlで画面を分割する方法@

❸ 動画素材をレイヤーに順番にドラッグ&ドロップして、長さを同じように調整してください。

❹ 動画素材をクリックして、「動画ファイル」という画面から「X」「Y」座標や「拡大率」等によって各動画の画面サイズを調節します。

AviUtlで画面を分割する方法@
AviUtlで画面を分割する方法@

❺ 複数の動画を一画面に分割表示されたら、「ファイル」→「h.264出力」をクリックして書き出してください。

3.2 「グループ制御」オブジェクトで画面を分割する

❶ AviUtlを立ち上げ、拡張編集のレイヤーを右クリックします。

❷ 再生したい動画のサイズ、フレームレート、音声レートに応じて新規プロジェクトを作成してください。

AviUtlで画面を分割する方法A
AviUtlで画面を分割する方法A

❸ 動画素材をレイヤーに順番にドラッグ&ドロップして、長さを同じように調整してください。

❹ レイヤーを右クリックし、「メディアオブジェクトの追加」→「グループ制御」を選択します。レイヤー1に追加した「グループ制御」オブジェクトを動画の長さに合わせます。

AviUtlで画面を分割する方法A
AviUtlで画面を分割する方法A
  • ※黒帯のような余計な部分がある場合、以下の作業に従ってクリッピングしてください。
  • 「グループ制御」オブジェクトに「+」→「クリッピング」を追加し、黒帯部分のサイズに応じてクリッピングします。
  • AviUtlで画面を分割する方法A
    AviUtlで画面を分割する方法A

❺ 「グループ制御」オブジェクトに「同じグループのオブジェクトを対象にする」のチェックを外します。

AviUtlで画面を分割する方法A
AviUtlで画面を分割する方法A

❻ 「グループ制御」オブジェクトに「+」→「基本効果」→「拡大率」を追加した後、画面サイズに応じて、「拡大率」の「X」「Y」数字を調節します。

AviUtlで画面を分割する方法A
AviUtlで画面を分割する方法A
  • ※わかりやすくするために、「+」→「縁取り」エフェクトを追加することができます。

❼ 後は各動画の「X」「Y」座標を変更することで、動画を並べて表示されます。すると、複数の動画を1画面に分割表示できるようになりました。

AviUtlで画面を分割する方法A
AviUtlで画面を分割する方法A

❽ 再生してみると問題ない場合、「ファイル」→「h.264出力」をクリックして、画面分割の動画を保存します。

3.3 「図形」オブジェクトで画面を分割する

❶ AviUtlを立ち上げ、拡張編集のレイヤーに右クリックし、「メディアオブジェクト」→「図形」を選択します。

AviUtlで画面を分割する方法B
AviUtlで画面を分割する方法B

❷ 図形オブジェクトの設定ダイアログから「図形の種類」を背景に指定します。

AviUtlで画面を分割する方法B
AviUtlで画面を分割する方法B

❸ 「+」→「クリッピング」エフェクトを選択します。

AviUtlで画面を分割する方法B
AviUtlで画面を分割する方法B

❸ 「クリッピング」の「上」「下」「左」「右」の数字を調整することで、図形を画面の右上に配置します。

AviUtlで画面を分割する方法B
AviUtlで画面を分割する方法B

❹ その後、「背景(図形)」オブジェクトを3つコピーして、それぞれ画面の右下、左上、左下を配置します

AviUtlで画面を分割する方法B
AviUtlで画面を分割する方法B

❺ 事前準備の動画素材をレイヤーにドラッグ&ドロップして、「背景(図形)」の下に動画を一つずつ配置し、動画の位置や拡大率などを調整します。

AviUtlで画面を分割する方法B
AviUtlで画面を分割する方法B

❻ 動画を1画面に正しく分割表示されたら、「ファイル」→「h.264出力」をクリックして、画面分割の動画を保存します。

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4. まとめ

フリーの動画編集ソフト「AviUtl」で、1つの画面に分割して、複数の動画を同時表示させる方法は前文で詳しく紹介しました。

一見に難しそうですが、実際にやってみるとそんなに複雑とは言えないです。

「AviUtl」を利用して、自分で画面分割の動画を作りたい人は、本文に書かれているAviUtlでの画面分割(多画面表示)方法を参考にして作業を進めてみましょう。

この記事を書いた人:高木

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