【初心者向け】パワーディレクターの使い方:動画編集の基本的な流れを解説!
「パワーディレクター(PowerDirector)」は初心者でもハイクオリティな動画をサクサク制作ができる動画編集ソフトであり、評判が良いです。
パワーディレクターで動画編集を始めたいと思いますが、どうすればいいか分からない人がいるみたいです。
本記事では、パワーディレクター初心者のために、PowerDirectorの使い方について解説していきます。パワーディレクターで動画編集をする基本的な流れを知りたい初心者、必見です。
目次
パワーディレクターの概要
パワーディレクターの使い方〜ダウンロードとインストール
パワーディレクターの使い方〜動画編集の基本的な流れ
- ❶. ソフトを起動させる
- ❷. 素材となる動画を読み込む
- ❸. 不要なシーンをカットする
- ❹. 動画に効果を付ける
- ❺. テキストテロップを挿入する
- ❻. BGM・効果音を入れる
- ❼. 作成した動画を書き出す
パワーディレクターの評判
番外:パワーディレクターの代わりになる無料の動画編集ソフト
パワーディレクターの概要
- 開発元:サイバーリンク(CyberLink社)
- 言語:日本語対応
- 動作環境:Windows /Mac
- 出力形式:「MP4」「WMV」「AVI」「MOV」「FLV」「MKV」「3GP」「WEBM」「MP3」...
- 公式サイト:https://jp.cyberlink.com/products/powerdirector-video-editing-software/features_ja_JP.html
パワーディレクターは台湾のCyberLink社が開発・販売された有名な動画編集ソフトです。
ソフトには分割・カット編集や、テロップやBGMの挿入、早送り・スロー再生、特殊効果、クロマキー合成など、一般的な動画編集機能を揃っています。そのほか、モーショントラック、自動編集モード、ア360度動画編集、ナレーション録音、ビデオコラージュデザイナなど、他の動画編集ソフトにない便利な機能を搭載しています。
初心者でもYouTube動画やゲーム実況の動画、誕生日・運動会・卒業式・結婚式などのイベント動画、ビジネス用の動画等を簡単に制作することができるようになります。
- PowerDirectorの特徴
- ✿ 編集機能がとにかく多くて、ソフト1本で凝った動画を作成できる;
- ✿ 豊富なエフェクト効果・テンプレートがある;
- ✿ SNS用の縦横比1:1の正方形動画、360°動画、4K動画の編集に対応;
- ✿ 直感的に操作しやすくて、チュートリアルが充実している;
- ✿ 作成した動画をそのままYouTubeやニコニコ動画等にアップロードできる;
- PowerDirectorの種類
- パワーディレクターは有料の動画編集ソフトであり、全部で以下の6種類に分けられています。
- ▶ PowerDirector Standard(買い切り版)
- ▶ PowerDirector ULTRA(買い切り版)
- ▶ PowerDirector ULTIMATE(買い切り版)
- ▶ PowerDirector ULTIMATE SUITE(買い切り版)
- ▶ PowerDirector 365(サブスクリプション版)
- ▶ Director Suite 365(サブスクリプション版)
- それぞれの種類で値段や機能などが違うので、予め確認したうえで、購入を検討するといいです。
なお、パワーディレクターは30日間を無料で体験して使うことができます。
無料体験版は動画の読み込みから書出しまで、基本的な動画編集が可能です。ただ、パワーディレクターの無料体験版は「作成した動画の冒頭に透かしロゴが入る」「一部のエフェクトやテンプレートは使用不可」「一部の機能が制限される」ということに注意すべきです。
パワーディレクターの使い方〜ダウンロードとインストール
まずはパワーディレクターのダウンロードとインストール手順をご覧ください。
【無料体験版】
- Step1. パワーディレクターの公式サイトへアクセスして、「無料体験版」ボタンをクリックすると、ソフトウェアのダウンロードが開始されます。
- Step2. ダウンロードが完了したら、インストーラーを実行して、ステップに従ってインストールすればよいです。
【購入版】
- Step1. 公式サイトから購入する場合であれば、公式サイトのホームページにある「サインイン」アイコンをクリックして、メンバー登録を行う必要があります。
- Step2. CyberLinkの会員になると、パワーディレクターの製品ページに進んで、お気に入りのPowerDirectorのバージョンを購入します。
- Step3. 注文の確定画面が出ると、「ダウンロード」ボタンをクリックします。これで、先ほど購入したパワーディレクターをダウンロードすることができます。
- (CyberLinkの会員登録をした時に入力したメールアドレス宛にパワーディレクターのダウンロードリンクが記載されたので、そこからダウンロードすることも可能です。)
- Step4. ダウンロードが完了したら、インストーラーを実行して、ステップに従ってインストールするだけです。
3. パワーディレクターの使い方〜動画編集の基本的な流れ
ここから、パワーディレクターを利用して、動画編集するときに基本的な流れを紹介します。
❶. ソフトを起動させる
- Step1. 先ほどインストール済みのパワーディレクターをダブルクリックで起動します。
- Step2. 作成したい動画の縦横比(16:9、1:1、9:16、4:3)を選択します。
- Step3. 編集モードを選択します。今回は通常の編集によく使われる「タイムラインモード」を選択します。
- 5つの編集モード
- ✯ タイムラインモード:通常の編集
- ✯ ストーリーボードモード:簡易的な編集
- ✯ スライドショークリエーター:写真をスライドショーに変更
- ✯ 自動モード:動画を取り込むだけで自動編集してくれる
- ✯ 360°エディター:360°カメラで撮った動画編集
❷. 素材となる動画を読み込む
- Step1. 画面左上の「メディアファイルの読み込み」ボタン→「メディアファイルの読み込み」をクリックすることで、素材となる動画ファイルをライブラリに読み込みます。
- Step2. 読み込みが完了したら、動画ファイルを画面の下にあるタイムラインにドラックアンドドロップします。
- Step3. 複数の動画ファイルがあれば、ドラッグで位置を正しく配置してください。
❸. 不要なシーンをカットする
- Step1. 動画ファイルのカットしたい部分の開始位置にスライダーを移動させ、メニューバーの「分割」アイコンをクリックします。
- Step2. 再びカットしたい部分の終了位置にスライダーを移動させ、「分割」アイコンをクリックします。
- Step3. 動画ファイルが3つに分割されたら、要らない部分を選択して、キーボードの「delete」キーを押して、「削除、間隔を詰めて、すべてのクリップを移動する」を選びます。これで、カットができました。
❹. 動画に効果を付ける
【トランジション】
- Step1. 画面左の「トランジションルーム」をクリックして、挿入したいトランジションを動画ファイルの間にドラックアンドドロップします。
- Step2. メニューバーの「修正」ボタンを押すかトランジションをダブルクリックして、トランジションの表示時間、使用するトランジション動作などを設定します。
【エフェクト】
- Step1. 画面左の「エフェクトルーム」をクリックして、挿入したいエフェクトを選択します。
- Step2. ドラックアンドドロップすることで、エフェクトを「エフェクトトラック」に配置します。
- Step3. その後、「修正」ボタンをクリックするか、エフェクトトラックに配置したエフェクトクリップをダブルクリックして、効果の強弱、表示時間等をカスタマイズします。
❺. テキストテロップを挿入する
- Step1. 画面左の「タイトルルーム」をクリックすると、右側にいくつかのテンプレートが表示されます。
- Step2. お気に入りのテンプレートをクリックして、タイムライン上の適切な位置にドラッグします。
- Step3. タイムライン上のタイトルテンプレートをダブルクリックすると、[タイトル デザイナー] 画面が表示されます。
- Step4. その後、文字の入力や、位置、サイズ、表示時間、フォント、色などの設定ができます。
❻. BGM・効果音を入れる
- Step1. ライブラリウィンドウの「メディアルーム」→「メディア ファイルの読み込み」をクリックして、PCから挿入したいBGM音楽や効果音を追加します。
- Step2. BGM音楽や効果音をタイムラインにドラッグしてから、動画ファイルの長さに合わせて、分割、カットなどでオーディオの長さを適切に調整します。
- Step3. その後、「音声ミキシングルーム」で音量を調整したり、フェードイン・フェードアウトしたりすることができます。
❼. 作成した動画を書き出す
- Step1. 画面上の「出力」をクリックして、 「標準2D」を選択します。
- Step2. 動画形式やファイル名/画質、保存先を設定します。
- Step3. 開始」ボタンをクリックすると、動画の書出しが開始されます。
以上の内容はパワーディレクターの基本的な使い方だけ紹介しました。高度な編集を行いたいなら、公式サイト上のチュートリアルにてご確認ください。
パワーディレクターの評判
実際にパワーディレクターを利用したユーザーの評判って一体、どうですか?
次は利用者の口コミからわかったパワーディレクターの良いところと悪いところをまとめてみたので、参考にしてください。
- 良いところ
- ✔ 豊富な編集機能が一通り揃って操作しやすい;
- ✔ 様々ななエフェクト・テンプレート・BGM素材・タイトルスタイル等を無料で使える;
- ✔ 初心者向けのチュートリアルの動画や記事が充実している;
- ✔ さまざまな料金体系やエディションがあり、類似品よりコスパが高い;
- 悪いところ
- ✘ 無料体験版は機能や、利用時間に制限がある;
- ✘ 機能が多すぎて、すべでの機能を慣れるまで時間がかかる;
- ✘ 比較的に低スペックなパソコンでは、動作が重い;
- ✘ 高度な編集、複雑な編集をしたい人、または動画編集を仕事にする人に向いていない;
番外:パワーディレクターの代わりになる無料の動画編集ソフト
動画編集ソフト「パワーディレクター」は確かに高機能で使いやすいみたいです。だが、時間や機能制限なしで利用する場合、購入しないといけないです。
さて、パワーディレクターの代わりになる無料の動画編集ソフトはないでしょうか?
無料なのに多機能で使いやすい「VideoProc Vlogger」をおすすめしたいです。
【開発元】:Digiarty Software, Inc.
【言語】:日本語対応
【料金】:無料
【対応OS】:Windows/Mac
【ロゴ・ウォーターマック】:なし
VideoProc VloggerはDigiarty Software社による開発された初心者向けの動画編集ソフトです。
動画編集に必要な機能を搭載するだけでなく、凝った動画制作に必要なクロマキー合成・オーバーレイ・カラーコレクション、モーションなども沢山揃っています。また、プロの音声編集ソフトに負けない高度なオーディオ加工機能を持ちます。
しかも、すべての機能が無料で利用できます。広告やロゴなども一切ありません。
シンプルな機能構成と画面構成で直感的に操作できます。VideoProc Vlogger が1本あれば、動画や音楽、画像等を読み込み、様々な加工を行い、思い通りの動画を誰でも気軽に作成することができます。
- VideoProc Vloggerの特徴
- ✿ すべての動画編集機能が無料で使える;
- ✿ 超豊富な動画・音声・画像形式に対応;
- ✿ 4K・360°・3D動画の編集に対応;
- ✿ タイトルスタイル・トランジション・エフェクトあり;
- ✿ 一般的な動画編集機能に加え、高度な動画編集機能を持つ;
- ✿ ノイズ除去・ピッチ変更・ボイスチェンジ・エフェクト・録音など、複雑なオーディオ加工ができる;
- ✿ SNS向けに正方形動画・縦長動画の作成が可能;
- ✿ 動画の編集経験がなくても直感的に操作できる;
- ✿ 低スペックなパソコンでも動作が軽くて速い;
- VideoProc Vloggerでできること
- トリミング、結合、回転・反転、クロップ、アスペクト比の変更、早送り・スロー再生・逆再生、テキストテロップ入れ、BGM・効果音挿入と編集、トランジション・エフェクト追加、色調整、クロマキー合成、PIP、二重露光効果、レンズ補正、モーション追加、ノイズ除去、ボイスチェンジ、ピッチ変更、ナレーション録音、4K・360°動画の編集...
VideoProc Vloggerの使い方について詳しくはこちらへ▼