DaVinci Resolveはなぜ無料?危険性はない?有料版との違いや動画編集時の注意点を徹底解説!
この記事の対象はこんな人
- ✔ DaVinci Resolveを使ってみたいけど、完全無料なので不安な人
- ✔ 完全無料でプロ級の動画を作成できるのかを知りたい人
完全無料ながらプロも納得の多彩な編集機能を搭載して、カラーコレクション・カラーグレーディングが最大の強みである動画編集ソフト、DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)。
無料なのに機能が素晴らしくて素敵な動画を作られるということで、多くの人が使っているソフトです。
しかしながら、DaVinci Resolveを利用してみたいものの、以下のような疑問を抱いている方も少なくありません。
- ● なぜ無料で使えるの?完全無料って裏がありそうで怖い。
- ● できれば費用を抑えたいけど完全無料で動画を素敵に編集できるか心配…
- ● 無料版と有料版の違いが知りたい!
「完全無料」と聞くとお得と思う反面、「騙されないか」「ウィルスに感染するリスクが高い?」と不安な人もいるでしょう。
そこで今回は、DaVinci Resolveを利用してみたいけれど安全面が気になるという方に向けて、DaVinci Resolveはなぜ無料(無料の理由)や、有料版との違い、動画編集を行う際に注意したいポイントを徹底解説。無料の理由が分かれば、安心してソフトウェアを利用できます。
目次
DaVinci Resolveの無料版は危険?不安全?
なぜ無料?DaVinci Resolveが無料で利用できる理由
DaVinci Resolveにはなぜ無料と有料があるのか?その違いは?
DaVinci Resolve無料版を利用するときの注意点
まとめ:初めて動画編集を行う方はDaVinci Resolve無料版がおすすめ!
DaVinci Resolveの無料版は危険?不安全?
結論から言うと、DaVinci Resolveの無料版は危険ではありません。
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でも無料で動画を編集できるなんて、中にはウィルスや不正なプログラムが埋め込まれたり、個人情報が盗まれたり、騙されたりしそうで不安だな…
DaVinci Resolveは総合映像機器メーカーのブラックマジックデザイン(Blackmagic Design)が開発・提供している統合型の動画編集ソフトで、編集機能が抜群でハリウッドでも利用されていて、安全性と信頼性が高くて評価も良いです。
DaVinci Resolveをダウンロード・インストールする際、氏名や住所、メールアドレスなどの個人情報を入力する必要がありますが、キャンペーンやニュースレターなどを提供する目的で収集され、DaVinci Resolveの無料版を利用する方は入力が嫌なら、適当で大丈夫です。
更に、DaVinci Resolveは2005年から提供して以来、日本をはじめ世界中から大好評を得ています。カラーコレクションシステムとして業界内では広く知られていて、映画やテレビ番組制作など、高品質な映像制作に欠かせないものとなります。
DaVinci Resolveは安全性が高く、危険なソフトではありません。
- 1ブラックマジックデザイン(Blackmagic Design)は信頼できるメーカー。
- 2有名且つ大人気なソフトで、編集機能も素晴らしくて、世界中の方々に愛用されている。
- 3サポート体制は丁寧で早い。
なぜ無料?DaVinci Resolveが無料で利用できる理由
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ウィルスや不正なプログラムが埋め込まれないのは分かったけど、なぜDaVinci Resolve無料版が制限なし、商用利用可能、4Kまで出力できるの?
DaVinci Resolveがなぜ無料なのかが分からず、不安を抱いている人も少なくありません。
以下では、DaVinci Resolveが無料である理由を解説していきます。無料の理由を把握して不安を解消してからDaVinci Resolveを十分に活用できます。
DaVinci Resolveが無料で利用できる理由↓↓↓
-
- ❶、DaVinci Resolveのビジネスモデル
- ❷、会社Blackmagic Designのミッション
- ❸、DaVinci Resolveの知名度・認知度を上げられる
DaVinci Resolveが無料で利用できる理由が分かれば、安心してソフトを活用して動画を編集することができるでしょう。
それでは、DaVinci Resolveが無料で利用できる理由を一つずつ解説していきます。
❶、DaVinci Resolveのビジネスモデル
なぜDaVinci Resolveが無料なのかというと、利用者ではなく他から収益を得ているからです。
会社Blackmagic Designは総合映像機器メーカーなので、ソフトウェアを開発・提供するだけではなく、プロ仕様カメラ、放送用コンバーター、ライブプロダクションスイッチャー、映画、ポストプロダクションなどの製品を提供・販売しています。
だから、DaVinci Resolve無料版を利用する途中、カメラなどのBlackmagic Design製品に興味を持つかもしれません。そこでははじめて収益を得ることができます。
❷、DaVinci Resolveの知名度・認知度を上げられる
DaVinci Resolveはなぜ無料でソフトを利用できるのか、それは無料利用がDaVinci Resolveを知るきっかけになるからです。
あなたがDaVinci Resolveの存在を知ったのはいつですか。まだまだDaVinci Resolveの存在やDaVinci Resolveの機能・特徴を知らない人が多いです。
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ちゃんと動画を編集できるのか分からないのにお金を払うのには抵抗があるな…
知らないことや不確かなことにお金を払おうと決断できるユーザーはほとんどいません。しかも、有料で動画編集を行う初心者も少ないでしょう。
まずは無料で利用できて、動画を素敵に編集できるDaVinci Resolveという存在を知ってもらい、信頼を得ているのです。
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完全無料・制限なし・商用利用可能、4Kまで出力可能、有償版の95%以上の機能が利用できて、お試しや気軽に利用する人が多いですよ。
DaVinci Resolve無料版はユーザーだけでなく、DaVinci Resolveの知名度・認知度を上げられながら、会社Blackmagic Design側にもメリットがあるため、完全無料でソフトウェアを利用できます。
❸、会社Blackmagic Designのミッション
会社は単純にビジネスしか考えずに経営されていると、長く発展していなくなるはずです。
Blackmagic Designは「ユーザーが必要としているものを作り、ユーザーがうまくいけばBlackmagic Designもうまくいく」ということが会社のミッションで、ライバルと競争するだけではなく、ユーザーの問題を解決しながら、良いものを提供してくれるように頑張っています。これこそ最高のウィンウィンの関係ではないでしょうか。
以上がDaVinci Resolveが無料で利用できる理由です。公式サイトにアクセスして、ぜひDaVinci Resolveを活用して、動画を自由に編集し、悩みや不安をその都度解消してくださいね。
DaVinci Resolveにはなぜ無料と有料があるのか?その違いは?
DaVinci Resolveには「無料版」「有料版」があります。
DaVinci Resolveがなぜ無料なのか理由が分かったと思うので、完全無料=ウィルス感染・危険ではないと判断できるでしょう。
では、なぜDaVinci Resolve無料版と有料版がありますか。その違いはどこにありますか。一緒に見ていきましょう。
機能/プラン |
DaVinci Resolve無料版 |
DaVinci Resolve有料版 |
価格 |
完全無料 |
41,980円(税込) |
利用可能な編集機能 |
たくさん |
すべての編集機能 |
書き出し解像度 |
4K 60fpsまで |
32K 120fpsまで |
Resolve FX |
50種類以上 |
80種類以上 |
DaVinci Neural Engine |
機能の一部だけ |
機能の全部 |
GPUアクセラレーション |
なし |
あり |
オブジェクト除去 |
なし |
あり |
フェイス&ビューティーツール |
なし |
あり |
レンズ歪曲収差 |
なし |
あり |
フィルムグレイン&フィルムダメージ |
なし |
あり |
顔認識 |
なし |
あり |
マジックマスク |
なし |
あり |
Super Scale |
なし |
あり |
AIスローモーション |
なし |
あり |
HDR10+やDolby Vision |
なし |
あり |
有料版の方が利用できる機能が多くて満足度が高く、無料版は満足度が低いと思われがちでしょう。しかし、DaVinci Resolveに関してはそうのようなことはありません。
上述していた通り、DaVinci Resolve無料版は有料版と比べて、約95%以上の機能が利用できます。DaVinci Resolve無料版でも一連の編集作業を行えます。
特に個人使用するなら、十分すぎるほど良いソフトです。業務用なら、有料版の方がおすすめです。
DaVinci Resolve無料版を利用するときの注意点
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DaVinci Resolveは安全なソフトって分かったし、早速利用してみようかな?
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有料版と無料版の違いを知った後、直ちにダウンロード・インストールして利用すると後悔するよ。
現在DaVinci Resolveの最新バージョンはDaVinci Resolve 18となっています。DaVinci Resolve無料版をダウンロード・インストールしている人は、以下の点に注意して利用しましょう。
DaVinci Resolve無料版を利用する上での注意点↓↓↓
- ❶、パソコンの動作環境
- ❷、パソコンのスペック
- ❸、読み込める形式
それでは、注意点を見ていきましょう。
❶、パソコンの動作環境
DaVinci Resolve無料版をダウンロード・インストールする前、お使いのパソコンの動作環境に対応しているかかどうかを確認する必要があります。
DaVinci ResolveはWindows、Mac、Linux、iPadOSの四つのシステムに対応しています。詳細は下記の通りです。
- 【対応OS(最低要件)】Windows 10、macOS 11 Big Sur、CentOS 7.3、iPadOS 16
- 【プラットフォーム】x86-64、ARM(macOS、Windows)
最低要件なので、これ以上(Windows 11、macOS Sonomaなど)なら問題なくスムーズに動作できます。
❷、パソコンのスペック
お使いのパソコンのシステムが条件に満足しても、スペックが低すぎるとDaVinci Resolveを利用できなくなります。
ご存知の通り、DaVinci ResolveはGPU重視のソフトウェアなので、DaVinci Resolveが快適に利用できるために、動画編集パソコンのスペックもできるだけ高ければ高いほどよいです。詳細は下記の通りです。
- 【CPU】Intel Core i7及びそれ以上
- 【メモリ】Windowsは16GB及びそれ以上、Macは8GB及びそれ以上、Linuxは32GB及びそれ以上
- 【GPU】WindowsはHDで4GBのVRAM、4Kで8GBのVRAMを搭載したNVIDA GPUが十分。MacはM1チップ自体のメモリなら十分
❸、読み込める形式
DaVinci Resolveは編集機能が充実であっても、動画を編集する前に、手元の動画ファイルはDaVinci Resolveに読み込めるかどうか確認する必要があります。DaVinci Resolveは対応していない動画形式なら、動画編集どころか、読み込みも不可能です。
以下では、DaVinci Resolveに取り込めない動画形式について紹介していきます。DaVinci Resolve無料版を利用する前、要チェックしてください。
- M2TS、WMV形式:ブルーレイから取り込んだM2TSファイルとWMVファイルはDaVinci Resolveに取り込めません。
- WebM形式:Google社がネットストリーミングのために開発した動画形式WebMはDaVinci Resolveに取り込めません。
- スマホで撮影したVFR動画:iPhoneとAndroid、iPadで動画を撮影して、VFR(可変ビットレート)となります。VFR動画はDaVinci Resolveだけではなく、多くの動画編集ソフトに取り込めません。
- OBS StudioやBandicamで録画した動画:AVI(Motion JPEG)、MKVファイルなど。
DaVinci Resolveに取り込めない動画ファイルを編集したい方は、以下の記事「Davinci Resolveの代わりになる代替ソフト〜初心者にピッタリ5選【無料&有料】」を読んで参考にしてください。
まとめ:初めて動画編集を行う方はDaVinci Resolve無料版がおすすめ!
完全無料と言われると、使いたいけど危険と感じる人が多いでしょう。
しかし、DaVinci Resolveはなぜ無料なのかが分かれば安心して動画編集を開始することができます。制限なしで動画を自由に編集できて、お金もかけずに損はありません。
だから、DaVinci Resolveを利用したことがない人は、有料版からではなく無料版をダウンロード・インストールして活用してください。