動画の声加工ソフトでエコーなどのエフェクト追加やボイチェンで音声を加工&編集する方法
動画を編集する時、映像の加工はともかく、声の加工も大事です。
インタービューする時、取材対象の元の声を変えて、ロボットのような声に変更して、取材対象のプライバシーを保護するすることができます。
動画のナレーションで自分の本当の声を出せたくなくて、ナレーションの声にエフェクトをかけて、動画の声を変える編集はプライバシー保護の同時に、地声を可愛くしたり、かっこよくしたりすることもできます。
本稿は音声の中の声を加工する方法についてのご紹介です。
現在、一部の動画編集ソフトなら、人声を変えたり、音声エフェクトを追加したりする機能は搭載しています。それを利用して動画の声を加工したら、ボイチェンすることができます。
本文では、高機能で使いやすい動画の声を加工できる動画編集ソフトをおすすめして、動画の声を男性、女性、子供、ロボット、ミニオンの声に変える方法及び音声エフェクトを追加する方法を紹介します。
動画の声を加工する方法一
動画の声を変えたり、エフェクトを追加したりするには、全部動画&音声編集ソフトが必要です。まずは高機能で最も使いやすい音声編集機能搭載の動画編集ソフトによって、動画の声を加工する方法を紹介します。
声加工可能な動画編集ソフトVideoProc Vlogger
動画の声を加工するに一押しの動画編集ソフトはVideoProc Vloggerです。VideoProc VloggerはDigiarty社から新たにリリースした専門的な動画編集ソフトです。動画カット、結合、BGM追加などは勿論、モザイクやかっこいいトランジション、キーフレーム追加などによって、プロな動画を作成することもできます。また、動画の音声編集機能も半パイではありません。音声を波紋で表示させて、フェードイン&フェードアウトしたり、ノイズを除去して、純粋の声を残したり、面白い音声エフェクトを追加したりして、専門的な音声編集ソフトのように、動画の声を加工することができます。
- ● 編集機能
動画編集機能:トリミング、クロップ、画面分割、動画分割、ピクチャーインピクチャー、エフェクト追加、倍速・スロー・逆再生、クロマキー合成、ズームイン&ズームアウト、テロップ・字幕・透かし追加…
音声編集機能:カット、結合、フェードイン&フェードアウト、ミュート、倍速・スロー・逆再生、イコライザ、ノイズ除去
- ● 声加工手段
@ ボイスチェンジ:男性、女性、子供、ロボット、ミニオン
A エフェクト追加:エコー、MVリバーブ、ローパス、ゲイン、ピッチ、リバーブ、イコライザ、ノイズ、ハイパス、オートパン、BS2B、ノイズ除去
- VideoProc Vloggerで動画の声を加工するメリット
- @ 動画の声加工作業は低スペックPCでも軽くできる
- A エフェクト追加、フェードイン&フェードアウト、ノイズ除去など高機能で音声編集可能
- B ソフトの起動、素材の読み込み、作品の出力などのスピードは業界随一!
- VideoProc Vloggerで動画の声を加工するデメリット
- @ ボイスエフェクトは豊富ではない
事前にVideoProc Vloggerをパソコンにダウンロードしてインストールしてください。
VideoProc Vloggerで動画の声を加工する方法
- ➊ 声を加工したい動画ファイルをメディアライブラリーにドラッグしてドロップしたら、メディアライブラリーからその動画をタイムラインにドラッグ&ドロップしてください。その動画の声を加工したいから、「オーディオ分離」をクリックして、動画の音源をオーディオトラックに分離します。
- ボイスチェンジ
- ➋ プレビューウィンドウの右ではボイスチェンジ・ピッチ調整できるところが表示されます。ピッチの調整によって、ボイスチェンジができます。「男性」「女性」「子供」「ロボット」「ミニオン」という5種類の声が内蔵されています。一つを選択、或いはピッチを調整したら、「変更済み」という文字に標記されます。
- 音声エフェクト
- ➌ 「ピッチ」調整の上には、「音量」があり、その上には「オーディオ編集」というボタンがあって、「オーディオ編集」をクリックしたら、イコライザ、フェードイン&フェードアウト、エフェクトなど高度な音声編集ができます。
- ➍ メニューバーで「エフェクト」タブをクリックしたら、フィルターの選択画面が表示されます。エコーなど一つのエフェクトを選択して、程度を調整したら、「apply」をクリックします。音声編集のウィンドウも「apply」ボタンをクリックしたら、音声を処理して保存します。
- ➎ 最後には、「出力」ボタンによって、動画の出力フォーマット、解像度、コーデック、フレームレート、保存先などを設定して、「開始」ボタンをクリックして、編集した動画と音声を出力してパソコンに保存します。
動画の声を加工する方法二
一部の動画編集ソフトは高度な音声編集機能がなくて、動画の声を変えたり、エフェクトを追加したりすることはできません。専門的な音声編集ソフトと提携して利用したら、動画の声を加工することもできます。
声加工可能な動画編集ソフトVideoPad+WavePad
ここで提携で利用する編集ソフトはVideoPadとWavePadです。VideoPadは日本では非常に有名な動画編集ソフトです。VideoPadにも音声エフェクトが搭載しているが、もし、ボイスチェンジもしたいなら、専門的な音声編集ソフトWavePadと併用する必要があります。サイボーグ、子供、エイリアンなど豊富なボイスエフェクトを内蔵している他、、動画の声を加工することができます。
- ● 編集機能
動画編集機能:トリミング、クロップ、画面分割、動画分割、エフェクト追加、倍速・スロー・逆再生、クロマキー合成、ズームイン&ズームアウト、手ぶれ補正、360度動画編集、トランジション…
音声編集機能:カット、結合、フェードイン&フェードアウト、ミュート、倍速・スロー・逆再生、エフェクト追加、イコライザ調整…
- ● 声加工手段
@ ボイスチェンジ:ボイス→音声→ボイスチェンジ(ピッチ変更、半音、セント)
A ボイスエフェクト:ボイス→エフェクト→ファンタジー(ゴブリン、ドラキュラ、ヒーロー、フランケンシュタイン、モンスター、天使、妖精、悪役、悪魔、洞窟の魔物、海賊)場所(劇場、洞窟、浴室、渓谷、航空機格納庫)人(ティーンエイジャー、大男、女声、子供、男声、老人(女性)、老人(男性))SF(エイリアン、サイボーグ、ダースベイダー、プロトコル・ドロイド、ロボット、宇宙、宇宙飛行士)スピーカー(AMラジオ、CB無線、TVラジオ広告、クリーン、球場アナウンス、電話)へんてこ(ありえない、カートゥーン、キーキー声、ギーク、クラクション、シマリス、天の声、操り人形)オートチューン風ピッチ移動エフェクト
B 音声エフェクト:VSTプラグイン、イコライザ、エコー、コーラス、サラウンドサウンド、ノイズ除去、ハイパス、パン、フランジャー、リバーブ、ローパス、圧縮、増幅、正規化、歪み
- VideoPad+WavePadで動画の声を加工するメリット
- @ ボイスエフェクトが超豊富、声だけでなく、場所のエフェクトをかけることができる
- A 画面録画、録音、360度動画編集、CD読み込み、CD書き込みなど、一般の動画・音声編集ソフトの搭載していない機能もある
- B プロ並みの動画を簡単に作成できる
- VideoPad+WavePadで動画の声を加工するデメリット
- @ VideoPadとWavePadという2つの編集ソフトが必要
- A 動画と音声の編集が重い
- B VideoPadに追加した動画の音源をWavePadでの編集は一回だけ
- C 一部の音声エフェクトは無料版なら利用できない
VideoPad+WavePadで動画の声を加工する方法
- ➊ 動画編集ソフトVideoPadを起動して、「ファイルを挿入」によって、声を加工したい動画ファイルをVideoPadに追加します。そして、メディアライブラリーからその動画をタイムラインにドラッグ&ドロップします。
- 音声エフェクト
- ➋ VideoPadのメニューバーでは「音声エフェクト」というタブがあり、この「音声エフェクト」タブによって、VSTプラグイン、イコライザ、エコー、コーラス、サラウンドサウンド、ノイズ除去、ハイパス、パン、フランジャー、リバーブ、ローパス、圧縮、増幅、正規化、歪みなどのようなエフェクトを追加することができます。
- ボイスチェンジ
- ➌ 動画の声をロボットなどのような声に変えたいなら、タイムラインで音声トラックを選択して、右クリックをしたら、「WavePadで編集」を押してください。初めて利用する場合、専用の音声編集ソフトWavePadをパソコンにダウンロードしてインストール作業が自動的に行います。
- ➍ VideoPadに追加した動画の音源がWavePadに読み込まれ、波紋で表示されます。WavePadのメニューバーで、「ボイス」→「ボイスチェンジャー」の順でクリックしてください。初めてボイスチェンジャーを利用する場合、ソフトのダウンロードとインストールが必要です。「ボイスチェンジャー」のウィンドウが表示されたら、必要によって、老人、女性、天使、妖精、宇宙飛行士などを選択します。そして、「保存」をクリックしてください。WavePadの界面では、「Ctrl」+「S」によって、加工した声を保存します。
- ➎ 最後にはVideoPadの画面で、「動画をエキスポート」によって、編集した動画と音声をパソコンに出力して保存します。
動画の声を加工する方法三
サードパーティー製ソフトを利用したくないMacユーザーなら、macOSに標準搭載のiMovieを使えば、動画の声を変えたり、エフェクトを追加したりすることができます。
声加工可能な動画編集ソフトiMovie
洗練されたデザインを備えたiMovieは米Apple社から開発した完全に無料な動画編集ソフトです。iMovieは4K及び60fpsの動画の編集までサポートできて、高品質の動画を簡単作成できます。クロマキー合成、ピクチャーインピクチャー、かっこいいトランジション追加などの基本的な動画編集機能だけでなく、イコライザ調整、ロボットなどのオーディオエフェクト追加、音声のスロー・倍速・逆再生など高度な音声編集機能も搭載していて、iMovieだけあれば、思うままにプロ並みの動画を作成することができます。
- ● 編集機能
動画編集機能:トリミング、クロップ、ピクチャーインピクチャー、エフェクト追加、倍速・スロー・逆再生、クロマキー合成、ズームイン&ズームアウト、トランジション、字幕…
音声編集機能:カット、結合、フェードイン&フェードアウト、ミュート、倍速・スロー・逆再生…
- ● 声加工手段
@ イコライザ:フラット、ボイスエンハンス、ミュージック強調、ラウドネス、ハムリダクション、低域増強、低域軽減、高域増強、高域軽減
A エフェクト追加:くぐもり声、ロボット、宇宙、エコーディレイ、電話、短波ラジオ、マルチチューン、小さな部屋、中くらいの部屋、大きな部屋、大聖堂、ピッチダウン1~4、ピッチアップ1~4h
- iMovieで動画の声を加工するメリット
- @ サードパーティー製ソフトのダウンロードとインストールが不要
- A ボイスエフェクトが豊富で、声を変えることだけでなく、声の場所を変えることもできる
- B 完全に無料で利用できて、ロゴなし、ウォーターマークなし、時間制限なし!
- iMovieで動画の声を加工するデメリット
- @ macOSのみ対応なので、WindowsユーザーはiMovieを利用することができない
- A 簡単な動画編集しかできない
- B オーバーレイ用のトラックが1つだけ用意されている
iMovieで動画の声を加工する方法
- ➊ iMovieを起動して、Macから動画や音声ファイルをマイライブラリーに追加してから、マイライブラリーから動画・音声ファイルをタイムラインにドラッグ&ドロップします。
- ➋ 一部のクリップの声だけを加工したい場合、音声トラックのところで、白い縦線を開始時刻と終了時刻に置いて、右クリックしたら「クリップを分割」を押して、加工したい部分を一つのクリップにします。
- イコライザ調整
- ➌ 音量のアイコンをクリックして、「イコライザ」のところで、「フラット」「ボイスエンハンス」「ミュージック強調」「ラウドネス」「ハムリダクション」など必要によって、音声のイコライザを調整します。
- 音声エフェクト
- ➍ 三つの円型のあるアイコンをクリックして、「オーディオエフェクト」の後ろのドロップダウンメニューをクリックしたら、オーディオエフェクトの選択画面が表示されます。必要によって、好きなオーディオエフェクトをクリックしてください。
- ➎ 最後にはiMovieの右上の出力ボタンをクリックして、「ファイル」をクリックしたら、声を加工した動画をMacに保存することができます。
終わりに
ボイスチェンジ、エフェクト追加など動画の声を加工できる動画編集ソフトを紹介しました。フリーソフトもあるしシェアウェアもあります。記事を読んで目的や用途にあったソフトを見つけてください。