低スペックPCでもサクサク動画編集可能なビデオエディタおすすめ

60fps動画編集フリーソフト

「低スペックPC動画編集」「動画編集 最低限スペック」「低スペックパソコン動画編集」などのようなキーワードを検索して、ここにたどり着いたでしょう。

動画編集はパソコン作業の中でも、最も重く負荷が掛かるものです。一般的には高スペックが求められます。サイズの大きい4Kや60fpsの高品質動画を編集する時、更にPCに負担をかけます。よっぽど高性能なPCでないとまともにプレビューもできず、落ちてしまうことも多々ありますよね。

低スペックPCやノートPCなら、専門的な動画編集ソフトは利用できないと思っている人もいるでしょう。実は、動画編集ソフトはそれぞれ特別な技術を採用するか、プロキシで動画編集するかなどによって、低スペックPCでもサクサクと動画を編集することができます。

ここでは、初心者、中級者、上級者に分けて、低スペックPCやノートPCでも軽く動画編集できるビデオエディタをおすすめします。

初心者向け低スペックPCでもサクサク動画編集可能なビデオエディタおすすめ

初心者低スペックのパソコンを持っている人は大体動画編集初心者なので、まず初心者向け低スペックPCでも快適に動画を編集できるソフトを紹介します。どれも高機能で使いやすいものなので、古いノートパソコンでも動画をサクサクと編集することができます。

@ 多機能な動画編集ソフトVideoProc Converter

  • ● 編集機能:カット、分割、結合、クロップ、回転&反転、再生スピード調整、字幕追加、エフェクト、透かし、レンズ補正、ノイズ除去、手ブレ補正、音ズレ修正、スローモーション
  • ● その他:DVDコピー、動画&音楽ダウンロード、動画&音声変換、PC/Mac/iPhone録画、GIF作成、3D→2D、m3u8作成、スナップショット、マルチトラックビデオMKVファイル作成

VideoProc Converterはまさに動画編集初心者のために開発した多機能な動画編集ソフトです。動画編集の基本的な機能、例えば、不要な部分のカット(トリミング)、画面サイズ一部拡大(クロップ)、複数動画結合、回転・反転、明るさ・コントラスト・色調・ガンマ・彩度の調整、透かし(テキスト・画像・タイムコード)追加、字幕追加、再生速度変更など全部搭載しています。また、GoProやドローンで撮影した動画への対応を特化して、広角レンズ補正、手ブレ補正、雑音ノイズ除去などGoProで撮影した映像をよりきれいにする機能も搭載してます。一般の専門的な動画編集ソフトがレイヤーを利用して編集するのと違って、VideoProcは直感的な動画機能によって設計されています。また、ソース動画は編集後の動画と並べてプレビュー可能なので、動画編集初心者なら、素早く編集後の効果をチェックすることができます。

低スペックPCでも動画編集可能なVideoProc
低スペックPCでも動画編集可能なVideoProc

利点

@ 筆者が使った動画編集ソフトの中では一番使い勝手のいいものだと思う。
A 4K, 60fps動画編集しても、動画のプレビューがヌクヌク動く
B GoProやドローンで撮影した動画への処理を特化し、手ブレ補正、歪み修正、ノイズ除去、スローモーション作成などの機能を搭載する

難点

@ レイヤーがなくて、高度な動画編集ができない。

A 完全にフリーな動画編集ソフトShotcut

Shotcut動作環境
● 対応OS:Windows 7&Mac OS 10.10またはそれ以降、Linux glibc 2.19以上
● CPU:x86-64 Intel 2Ghz以上のCPUまたは同等のAMD / SD画質なら1コア、HDなら2コア、4Kなら4コア以上
● メモリ:SD画質なら4GB、HDなら8GB、4Kなら16GB以上
● グラフィックボード:OpenGL 2.0に互換性のあるGPU。あるいは、WIndowsではDirectX 9と11に互換性のあるGPU
ShotcutをWindows/Mac/Linuxにダウンロード&インストール方法>>

  • ● 編集機能:動画トリミング(カット)、クロップ、 複数の動画/画像/音声の素材を結合、フェードイン&フェードアウト、ワイプ、トランジション、テキスト追加、 明るさ・彩度・透明度の調整、クロマキー合成)、モザイク合成、映像の 回転 ・反転 、音声の適正化

Shotcutは米国のDan Dennedy氏 が2012年に公開し、その後継続的に改良されている完全に無料な動画編集ソフトです。スペックはかなり易しめなのでGPUを搭載しているパソコンでOSがWindows 7以上の方なら最小スペックでも動画編集作業を軽くて行うことができます。ほぼ全ての動画編集機能を搭載しています。無料ですが、プロ向けに近い画面構成と機能なので、大勢の動画編集中級者に愛用されています。対応しているフォーマットの範囲も広く、ほぼ全ての拡張子を扱うことができ、お持ちの動画を自由に編集することができます。直感的なインターフェースでストレス少なくカット、結合、BGM音楽挿入、フェードイン&フェードアウト、フィルタ追加、テロップ挿入、トランジション合成などのように動画を編集することができます。

低スペックPCでも動画編集可能なShotcut
低スペックPCでも動画編集可能なShotcut

利点

@ 時間制限なし、ウォーターマークなし、完全無料な動画編集ソフト!
A プロ向けに近い画面構成と機能

難点

@ 編集中にフリーズすることがある

中級者向け低スペックPCでもサクサク動画編集可能なビデオエディタおすすめ

続いては動画編集の上級者向けビデオエディタを紹介します。YouTube動画、部活のPV、披露宴の余興ムービー、子供の成長ビデオなど動画を作成するに、動画編集ソフトを探している人は多くなっています。今市場では、動画編集ソフトもどんどん増えています。しかし、低スペックパソコン向けのビデオエディタは本当に少ないのです。ここではこの中の高機能で低スペックPCでも動画を編集できるソフトを紹介します。

@ 完全に制限なしの無料動画編集ソフトVideoProc Vlogger

VideoProc Vlogger動作環境

● 対応OS:Windows 7またはそれ以降、Mac OS 10.6またはそれ以降
● CPU:IntelRまたはAMDR、1GHzまたはそれ以上
● メモリ:1GB (2GB以上推奨)
● グラフィックボード:256MB RAM (512MB以上推奨)

  • ● 編集機能:カット、分割、動画・音楽・画像などの結合、クロップ、回転&反転、再生スピード調整、字幕追加、透かし、キーフレーム設定、エフェクト、テロップ、トランジション、BGM追加、クロマキー合成、逆再生、音声編集、フェードイン&フェードアウト

VideoProc Vloggerは、Digiarty社が動画編集中級者向け開発した専門的なフリービデオエディタです。完全に無料で、時間制限なし、ウォーターマークなしで、自由に凝った動画を作成することができます。カット、動画・音楽・画像などの結合、クロップ、回転&反転、再生スピード調整、透かし、エフェクト、テロップ、トランジション、BGM追加、クロマキー合成、逆再生、音声編集、フェードイン&アウトなどは高速にできます。また、録音もあり、チュートリアルビデオを作成には超便利!プレビューでは圧縮機能によって、低スペックのパソコンでは、AviUtlなど一般の動画編集ソフトならプレビューする時よくあるカクカクする問題は絶対ありません。豊富なエフェクトとトランジションを内蔵すると同時に、キーレーム機能も搭載していて、かっこいい動画を簡単に作成できます。UIの完成度が素敵すぎで、中級者以上のスキル持ちなら最強でしょう。

低スペックPCでも動画編集可能なVideoProc Vlogger
低スペックPCでも動画編集可能なVideoProc Vlogger

利点

@ 完全無料でロゴなし、時間制限なし、試用期間なし、高機能。
A 編集機能が超豊富
B プレビューする時カクカク問題がない
C 低スペックPCでも編集した動画を高速で出力する

難点

@ あるボタンをクリックしたらアカウント登録のおすすめ画面が表示される

A 今人気の中級者向け有料動画エディタFilmora

Filmora動作環境
● 対応OS:Windows 7またはそれ以降、Mac OS 10.6またはそれ以降
● CPU:Intel i3以上のマルチコアCPU、2GHzまたはそれ以上。(HD&4KにはIntel第6世代以降)
● メモリ:4GB(HDまたは4Kなら8GB以上)
● グラフィックボード: Intel HD グラフィックス5000またはそれ以上;NVIDIA GeForce GTX 700 またはそれ以上;AMD Radeon R5またはそれ以上。2 GB vRAM(HDまたは4Kなら4GB以上)

  • ● 編集機能:動画分割、動画結合、動画回転、クロップ、テキスト、エフェクト、BGM追加、再生速度調整、GIF作成、高度色彩調整、PIP、モザイク、グリーンスクリーン編集、録音・録画

Filmora は、中国のソフトウェアメーカーWondershare(ワンダーシェアー)が開発・販売している初心者から中級者向けの有料動画編集ソフトウェアです。中級者が求めている動画カット、結合、クロップ、テキスト、エフェクト、BGM追加、再生速度調整、GIF作成、高度色彩調整、PIP、モザイク、グリーンスクリーン編集などの機能は全部搭載しています。また、チュートリアルビデオやゲーム実況を作るユーザーのために、録音と録画機能も搭載しています。実に便利!また、テンプレートを使用して簡単に編集できる初心者には使いやすい有料動画編集ソフトです。デザインセンスに自身のない方が、簡単にセンスある動画を制作することができます。HD以下の動画なら、 Intel i3以上のマルチコアプロセッサの低スペックPCでも軽くて動画を編集することができます。

低スペックPCでも動画編集可能なFilmora
低スペックPCでも動画編集可能なFilmora

利点

@ 使いやすい
A テンプレートが豊富

難点

@ 有料動画編集ソフト

上級者向け低スペックPCでもサクサク動画編集可能なビデオエディタおすすめ

動画編集作業の時、大量なデータを処理する必要があって、上級者向けの動画編集ソフトは大体高性能なパソコンしか利用できません。そこで、動画エディタの開発者は低スペックPCやノートPCでも快適に動画を編集するために、プロキシ編集という機能をエディタに搭載しました。プロキシ(Proxy)とは代理や代理人の意味です。プロキシファイルは、代理の役目を果たすファイルということになります。4Kや60fpsなど重たい高画質動画ファイルを編集する祭には、画質を落とした仮の軽い動画ファイルを作成して、元の重たい動画の代わりとして、動画作業を行います。最後に出力する際には、元の動画ファイルをレンダリングして書き出されることになるので、画質は落としません。なので、低スペックのパソコンやノートPCでもRAWや4Kといった高解像度、非圧縮動画を快適に編集できます。

プロキシ編集機能搭載で高機能な動画編集ソフトはAdobe Premiere ProとPowerDirectorがあります。続いてはソフトの詳細をご紹介します。

@ 最も有名な有料動画編集ソフトAdobe Premiere Pro

Premiere Pro動作環境

● 対応OS:Microsoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1703 以降
● CPU:IntelR 第 6 世代以降 CPU または同等の AMD CPU
● メモリ:8 GB の RAM
● グラフィックボード:2 GB の GPU VRAM

  • ● 編集機能:カット、分割、結合、クロップ、回転&反転、再生スピード調整、字幕追加、エフェクト、透かしフェードイン&フェードアウト、逆再生、トランジション、明るさ・彩度・コントラスト調整、BGM追加、テロップ、After Efectsとの連携…

Premiere ProはPhotoshopやLightroomの開発元アドビシステムズから提供されている最強の有料動画編集ソフトです。Premiere Proは、アドビのほかの製品、例えば、PhotoshopやLightroom、After Efects、Illustratorと連携することもできます。動画編集のための機能が一通り揃っており、YouTubeクリエイターから、ハリウッドの映画制作者まで、映像に関わる多くの人たちから利用されています。プロキシ編集機能によって、非力なPCやノートパソコンでも4Kや60fps、VRなどの重い動画ファイルを編集することができます。

低スペックPCでも動画編集可能なPremiere Pro
低スペックPCでも動画編集可能なPremiere Pro

利点

@ Adobeの製品と連携可能
A 編集機能が超豊富
B 8K, VR編集もできる

難点

@ インストールに必要なHDD容量が大きい
A まさにプロ向けの動画編集ソフトなので、使いこなせるまでは時間が必要
B 高い。無料試用できるが、クレジットカード情報が必要

A 5年連続No.1動画編集ソフトPowerDirector

PowerDirector動作環境

● 対応OS:Windows 7またはそれ以降、Mac OS 10.6またはそれ以降
● CPU:Intel Core i-series、AMD Phenom II 以上
● メモリ:4GB 以上 (8GB 以上推奨)
● グラフィックボード:128MB 以上の VRAM

  • ● 編集機能:カット、分割、結合、クロップ、回転&反転、再生スピード調整、字幕追加、エフェクト、透かし、テロップ、トランジション、メディアの補正/強調、BGM追加、テンプレート搭載…

PowerDirectorは、台湾のCyberLink(サイバーリンク)社が開発・販売を行う動画編集ソフトです。必要スペックはメモリの容量が最低4GBなので、低スペックでも動画編集が軽くできます。左上のテンプレートをドラッグ&ドロップすることによって、デザインセンスのない方でもプロ級の動画を作成することができます。カット結合編集や、動画へのテロップやBGMの挿入など、一般的な動画編集の機能を備え、様々な機器やフォーマットに対応したエンコード出力も可能です。DVDやブルーレイディスクへの書き出しも可能なので、PowerDirector一本で動画編集の一連の作業を完結させることができます。

低スペックPCでも動画編集可能なPowerDirector
低スペックPCでも動画編集可能なPowerDirector

利点

@ 30日間無料試用可能
A 豊富な音声や画像素材搭載
B 360° リトルプラネット動画を作成できる

難点

@ 高い
A 付属なソフトが複数インストールされる

低スペックPCでも動画編集可能なビデオエディタまとめ

確かに低スペックパソコンでは動画の編集は大変重いのです。しかし、上記で紹介した低スペックPCでも動画編集可能なビデオエディタとプロキシ編集によってはノートパソコンでも軽く編集作業を行うことができます。必要によって、最適な動画編集ソフトを使って、思う通りに動画を作成しましょう。

初心者向けの高機能な動画編集ソフト

動画編集の初心者なら、VideoProc一押し!基礎知識がいらなくて、ステップbyステップで60fpsや4Kの動画を編集することができます。お持ちのパソコンが低スペックやノートPCでも、快適にデータの大きい4K/60fpsの動画を編集することができます。

この記事を書いた人:アキ

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