【無料あり】動画テンプレート素材を提供するサイト・アプリおすすめ
短期間で訴求力の高い動画を作成したい初心者の方には、動画テンプレート素材の活用をおすすめします。動画編集の際には、テンプレートを選んで、動画やBGMを好みの物に置き換えたり、テキストを書き換えたりするだけで、非常に便利です。
この記事では、動画テンプレート素材を提供するサイトやアプリと、利用する際の注意点について紹介します。
動画テンプレートについて
ダウンロードされた動画テンプレートや素材を簡単に編集できるフリーソフトです。クロップ、トリミング、回転、結合、効果追加、再生速度の調整、音声編集等の編集に必要な機能がほとんど備わっています。モザイク編集、モーショントラッキング、クロマキー合成など高度な編集機能も充実しています。
動画テンプレートは、動画制作プロセスを簡素化し、効率化するために設計された事前に作成された動画フレームワークです。これらのテンプレートには、タイトル、トランジション、アニメーション、背景音楽などの要素が含まれており、ユーザーは自身のコンテンツを簡単に挿入できます。
- 動画テンプレートの特徴
- ✔ カスタマイズ可能:テキスト、画像、BGMなどを変更可能
- ✔ 時間節約:基本的なデザインやアニメーションが既に設定済み
- ✔ プロ並みな品質:高品質なデザインを簡単に実現
- ✔ 多様な用途:日常を記録したVlog、結婚式のオープニングムービー、SNSの投稿など
動画テンプレートはそのまま使用することも、一部を取り入れることもできるため、状況に応じて柔軟に活用することをおすすめします。
次の部分では、動画テンプレート素材が使えるサイト・アプリを紹介していきます。
動画テンプレート素材を提供するサイト・アプリ
今回は、各動画テンプレート素材を提供するサービスの特徴に基づいて、次の3種に分類しています。選び方がわからない時、参考にしてください。
・テンプレートで動画作成ができるサイト:Canva、ClipChamp、LightMV
・テンプレートで動画作成ができるアプリ:VITA、KineMaster、VivaVideo
・テンプレートがある動画素材サイト:Filmstock、MixKit
(1)テンプレートで動画作成ができるサイトおすすめ
- Canva
- 【対応フォーマット】:MOV、GIF、MP4、MPEG、MKV、WEBM
- 【出力画質】:1080P
- 【価格】:無料あり
- 【おすすめ理由】:
- Canvaは、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールです。
- 61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップだけで誰でも簡単にあらゆるデザインを作成できます。特にプロのデザイナーが手がけたテンプレートであるため、そのまま使ってもクオリティが高いです。
- ほとんどのデザインニーズに応えることができ、Canva Proにアップグレードすれば、さらに多くの動画テンプレートや素材を使用し、AI機能を体験することができるようになります。
- ClipChamp
- 【対応フォーマット】:MP4、MOV、WEBM、AVI、DIVX、FLV、3GP、WMV、VOB、DCM、MKVなど
- 【出力画質】:1080P、720P、480P
- 【価格】:無料あり
- 【おすすめ理由】:
- Clipchampは、Microsoftが提供するビデオエディターであり、編集の経験がないユーザーでも簡単にビデオを作成できるように設計されています。
- Vlog、旅行動画、ゲーム動画、YouTube ショートなど、様々な種類の動画テンプレート素材が用意されているので、誰でも簡単に短時間で、ハイクオリティな動画を作成することが出来ます。
- Windows11で標準搭載されていますが、ウェブ版とアプリ版両方で使えます。
- LightMV
- 【対応フォーマット】:MP4
- 【出力画質】:1080P、720P
- 【価格】:有料
- 【おすすめ理由】:
- LightMVは、写真またはビデオクリップから素晴らしい動画を手軽に作成できるウェブサイトです。
- 結婚式や成長記録、卒業記念などプライベートな物から、企業PR、商品紹介、イベントオープニングなどビジネス用途まで、様々な場面にぴったりの動画テンプレート素材が数百以上提供されています。
- 縦型動画用のテンプレートを充実しているため、スマホユーザーにも楽に活用することができます。
(2)テンプレートで動画作成ができるアプリおすすめ
- VITA
- 【対応フォーマット】:MP4
- 【出力画質】:4K、2K、1080P、720P、480P、360P
- 【価格】:無料
- 【おすすめ理由】:
- VITAは、モバイル端末で気軽に使える動画編集アプリです。
- 無料でありながら100種類以上のテンプレートが用意されており、InstagramストーリーやTikTok、Vlogオープニングでなど、今流行りのショート系動画ではとくに活躍します。
- また、動画を作るにあたって入門に使えるくらい基本的な機能が揃っているます。テンプレートでの動画制作だけでなく、独自の作品を作成することも簡単です。
- KineMaster
- 【対応フォーマット】:MP4、MOV、3GP
- 【出力画質】:2K、1080P、720P
- 【価格】:無料あり
- 【おすすめ理由】:
- KineMasterはスマホで高度な動画編集を行えるアプリです。
- 他のアプリと違って、横画面で動画編集を行うことが特徴です。使い慣れるまで時間がかかりますが、編集機能や動画テンプレート素材は充実しているため、プロフェッショナルな動画を作りやすいです。
- アプリ内のアセットストアから動画用の素材(エフェクトや音楽、ステッカー、フォントなど)、テンプレートをダウンロードでき、種類が豊富です。
- 有料版にすれば、キネマスターのロゴマークを消すことができます。
- VivaVideo
- 【対応フォーマット】:MP4、MOV、3GP
- 【出力画質】:4K、1080P、720P、480P
- 【価格】:無料あり
- 【おすすめ理由】:
- Vivavideoは、動画編集の初心者から上級者まで幅広く対応できる動画編集アプリです。
- このアプリの大きな特徴は、「テーマ」と呼ばれる自動編集機能を備えており、選択したテーマに基づいて動画を自動的に生成する点です。また、豊富な機能やテンプレート素材が揃っており、それらを活用することでクリエイティブのある動画を作成できます。
- 無料版では、「5分以内のビデオしかエクスポートできない」など、一部の機能が制限されています。すべての機能を利用するには、有料版にアップグレードする必要があります。
(3)テンプレートを保存できる動画素材サイトおすすめ
- Filmstock
- 【対応フォーマット】:MP4
- 【出力画質】:1080P
- 【価格】:無料あり
- 【おすすめ理由】:
- Wondershareが提供する「Filmstock」とは、動画テンプレートやストック素材、効果音、BGMなど、動画制作に使える多くのメディア素材が豊富に取り扱うウェブサイトです。
- Filmoraだけでなく、Adobe After Effectなど他の動画編集ソフトでも使用可能です。利用方法は「無料」「単品購入」「サブスクリプション」の3種類があり、予算や使用用途に応じてプランを選択することができます。
- MixKit
- 【対応フォーマット】:MP4
- 【出力画質】:1080P、720P
- 【価格】:無料
- 【おすすめ理由】:
- Mixkitは、無料のストックビデオクリップ、音楽トラック、動画テンプレートなどを提供するサイトです。
- HDから4Kまで高品質なビデオ素材を用意しており、無料でダウンロードでき、特にクレジットやサインアップが必要ありません。
- Adobe Premire ProやAfter Effects、Final Cut Pro、DaVinci Resolveなどの動画編集ツールに向けた動画テンプレートが配布されている点も、MixKitの魅力の一つです。
動画テンプレート素材を使う際の注意点
動画制作におけるテンプレートの利用は、制作時間の短縮やコストの削減を可能にし、魅力的な動画コンテンツの創出に寄与します。
なお、動画テンプレート素材を使用する際は、以下の点にご注意ください。
- ❌ 動画テンプレートに過度に依存しない
- ❌ 商用利用の可否についても十分に確認
テンプレートはすでに完成した大枠にビデオやテキストを挿入するだけで、初心者でも簡単にある程度の動画を作れます。しかし、その一方で、細部の調整が難しく、カスタマイズ性の自由度が限られています。
過度に依存すると、独自のクリエイティブな作品を創造することが困難になります。テンプレートも素材もいずれも、あくまでインスピレーションを得るための手段であり、適当に活用することが求められます。
また、動画テンプレート素材の商用利用は、サービスによって異なります。一般的に、商用利用が可能な条件は各サービスの利用規約に明記されていますので、ダウンロードや利用を行う前に、利用規約を確認することが重要です。