Windows 10パソコンで動画容量を小さくして圧縮する方法(高画質)

- GoProやドローン、4Kビデオカメラで撮影した4K映像、ネットからダウンロードした高画質のMKV動画、ブルーレイからリッピングした高画質のビデオなど、パソコンにはサイズの大きい動画をいっぱい保存していて、パソコンが遅くなってしまいます。
- 動画をオンラインストレージにアップロードしたいが、動画の容量が大きすぎて、アップロードできません。
- 撮影した4Kビデオをメールで送信したいが、動画サイズが大きくて、かなりの時間がかかります。
- アマレココで録画した動画のファイルサイズが大きすぎて、再編集するのが難しいです。
上記のように動画の容量を小さくしたい人はたくさんいます。
本文では、今デスクトップOSシェア率の最も多いWindows 10のユーザーのために、動画圧縮ソフトを使用して動画容量を小さくする方法と、動画圧縮機サイトを利用して動画ファイルサイズを縮小する方法という2つの方法をご紹介いたします。
<この記事の目次>[非表示表示]
Windows 10で動画容量を小さくする手段
動画圧縮ソフトを利用してWindows 10で動画容量を小さくする方法
オンラインサイトを使用してWindows 10で動画容量を小さくする方法
Windows 10で動画容量を小さくする方法まとめ
Windows 10で動画容量を小さくする手段
動画のビットレート、フレームレート、解像度、トラック数、長さ、GOP、コーデックという7つの要素は動画のサイズを影響します。従って、Windows 10パソコンで動画の容量を小さく縮小するには7つの手段があります。
- VideoProc Converter:高機能の動画圧縮ソフト
わずか数回クリックするだけで、画質を落とさずに動画のファイルサイズを縮小できます。その上、圧縮できるファイル形式はMP4、MOVなど様々で、複数の動画を一括圧縮するのも魅力です。
@ 解像度を小さくする
ビデオの解像度も動画の容量を大きく影響します。解像度が大きいほど、ファイルサイズが大きいです。かわりに、画質も綺麗です。理論的には、解像度を4Kから1080pへダウンスケーリングしたら品質が低下します。 ただし、1080pのテレビまたはモバイルデバイスで圧縮ファイルを再生すると、品質の低下は見られません。同時に動画ファイルサイズはかなり縮小されました。
A ビットレートを小さくする
ビットレートは、ビデオの品質とファイルサイズに影響する重要な要素です。 理論的には、ビットレートが高いほど、ビデオ品質が良くなり、ファイルサイズが大きくなります。 しかし、ビットレート一定の数字に達すると、目で見れば品質の向上に気づくことはなくなりますが、ファイルサイズの増加のみになります。 したがって、割と低いビットレートを選択して動画容量を小さくすることができます。
B フレームレートを小さくする
フレームレートは、動画のファイルサイズや再生の滑らかさに影響します。 スポーツビデオを録画する必要がある場合は、高いフレームレートを選択することをお勧めします。 ただし、アクションシーンでいっぱいではない動画を撮影するには、あまり高く設定する必要はありません。 したがって、必要に応じて動画のフレームレートを30fps及び以下に変更してください。
C 要らない部分カット
動画が長いなら、不要な部分をカットしたら、動画のファイルサイズも縮小するようになります。カットしたら、再生する時、早送りする必要もありません。結構便利です。
D 動画のオーディオトラックを削除
動画はビデオトラックとオーディオトラックを格納しているファイルです。オーディオトラックもかなりの容量を占めます。あまり意味のない動画なら、オーディオトラックを削除して動画容量を小さくすることができます。
E 圧縮率の高いコーデックに変換
動画には、数十類のコーデックがあります。コーデックによって、圧縮率も異なっています。圧縮率が高ければ、動画のファイルサイズが小さくなります。
ビットレート当りの画質の良さ(圧縮率)まとめ:AV1 > H.265/HEVC = VP9 > H.264/MPEG-4 AVC >= WMV9 > MPEG-4 > Xvid = Divx > MPEG-2 > MPEG-1 > DV >= Motion JPEG
F GOPの値を高く設定
GOP(group of pictures)はIフレーム、Bフレーム、およびPフレームで構成されています。 例えば、250 GOPである場合は、1のIフレームと249のBフレームとPフレームが存在します。 GOPを500に増やすと、Iフレームは1のままで、BフレームとPフレームは499に増加します.1 Iフレームのサイズは、249 BフレームとPフレームのサイズよりはるかに大きいです。 したがって、GOPの値を増やすと、ビデオのIフレーム数が減り、ファイルサイズが小さくなります。
動画圧縮ソフトを利用してWindows 10で動画容量を小さくする方法
まずは専門的な動画圧縮ソフトを利用して、Windows 10でサイズの大きい動画容量を小さくする方法を説明します。
おすすめのWindows 10用動画圧縮ソフト
ここでは誰でも簡単に動画圧縮を始める多機能ソフト「VideoProc Converter」がおすすめです。動画編集、音声変換、動画圧縮、画面録画などさまざまなマルチメディアコンテンツを取り扱うことができます。
VideoProc Converterは初心者でも簡単に使え、操作性の易しい動画圧縮ソフトです。
とても使いやすい動画圧縮機能が搭載されている点が注目ポイント。
4K映像やスマホの撮影動画のファイルサイズを簡単に縮小するだけではなく、転送できない大容量動画ファイルも画質を大幅に落とさずに小さくすることができます。
VideoProc Converterでは、動画のファイルサイズを縮小することができる以外、歪み修正/レンズ補正、ノイズ除去、手ぶれ補正、回転・反転、GIF作成、分割、スナップショット、m3u8作成、字幕エクスポート・追加、3D→2D変換、MKV作成…多彩な機能も搭載されています。
- Windows 10で動画圧縮の特徴
- ● 高品質エンジンと独自のエンコード技術によって、動画の画質と音質を最大限度に維持して高画質圧縮可能
- ● 最新の高圧縮率のHEVC/H.265コーデックをサポートし、同じパラメータならサイズがH.264の半分になり、画質がH.264と同じ高品質
- ● 高圧縮率のコーデック、フレームレート、ビットレート、解像度の設定によって動画容量を小さくすることができる他、要らない部分のカットや、動画のオーディオ部分を削除することもサポートし、最大限度に動画サイズを小さくすることができる
- ● GPUアクセラレーション技術をサポートし、爆速で容量の大きい動画を小さくすることが可能
- ● インターレース解除機能も搭載していて、インターレース方式の動画をプログレッシブ方式に変更して、シマ模様のようなノイズを消します動きを滑らかになって、動画がきれいになる
- ● 一本の動画の出力を設定したら、複数の動画に適用して、Windows 10で一括圧縮することが可能
VideoProc Converterを使ってWindows 10で動画容量を小さくする方法
事前にWindows 10動画圧縮ソフトVideoProc ConverterをPCにダウンロードしてインストールしてください。
- 1VideoProc Converterの起動画面で「ビデオ」をクリックしてください。
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- 2Windows 10のエクスプローラでサイズの大きい動画の保存先を開き、圧縮したい動画をVideoProc Converterにドラッグ&ドロップします。
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- 3高圧縮率のコーデックに変換
- 互換性を考えたら、HEVCというコーデックに圧縮するのがおすすめです。今より多くのデバイスがHEVC/H.265をサポートしています。
- 圧縮率比較:AV1 > H.265/HEVC = VP9 > H.264/MPEG-4 AVC >= WMV9 > MPEG-4 > Xvid = Divx > MPEG-2 > MPEG-1 > DV >= Motion JPEG
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- 4ビットレート、フレームレート、解像度、GOPを設定
- ビットレート、フレームレート、解像度, GOPの値が高いほど動画のサイズが大きいとなります。綺麗な範囲でそれらの値を小さくすれば、動画の容量を小さくすることができます。
- 設定方法
歯輪のようなアイコンをクリックして、パラメータの設定画面が出てきます。
ここでは、ビデオのコーデック・ビットレート・フレームレート・解像度、GOP、オーディオのコーデックサンプルレート、ビットレート、チャンネルがカスタマイズできます。
それらの値を小さい方に設定することによって、動画のサイズを小さくすることができます。最後に「全てに適用」或いは「完了」をクリックしてください。
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- 5要らない部分をカット
- カットしたい動画の下にある「トリミング」をクリックしてたら、VideoProc Converterのトリミング機能画面がポップアップします。
- 要らない部分を削除したい場合、まずタイムラインのところで、残りたい動画の開始時刻と終了時刻をドラッグ&ドロップで選択します。
- そしてタイムラインの後ろにある「+トリミング」をクリックしたら、先選択したクリップはソフトの下に表示します。再びタイムラインで開始時刻と終了時刻を設定してクリップ映像を複数追加できます。
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- 6オーディオトラック削除
- 追加された動画の詳細情報というところで、オーディオトラックをクリックして、チェックを外したら、オーディオトラックが削除されます。
- 最後に「RUN」をクリックしたらWindows 10パソコンで動画容量を小さくする作業が始まります。
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オンラインサイトを使用してWindows 10で動画容量を小さくする方法
動画圧縮ソフトをWindows 10パソコンにインストールしたくない人のために、動画のファイルサイズを縮小できるオンラインサイトを通じて、サイズの大きい動画の容量を小さくする方法もここで紹介します。
おすすめの動画圧縮サイト
ネットで検索すれば、今市場のオンライン動画圧縮サイトも少なくないことがわかります。筆者が使ってみたところ、https://www.media.io/jp/video-compressor.htmlというオンライン圧縮ツールが使いやすくて便利です。オススメしたいと思います。
- 動画圧縮オンラインサイトの特徴
- ● 動画のファイルサイズを縮小してMP4、AVI、MKV、MPG、MOV…で保存できる
- ● 圧縮した動画のサイズが作業する前確認できる
- ● 細かく設定が必要なし
media.io圧縮サイトを使って動画のファイルサイズを縮小する方法
- 1 オンライン動画圧縮サイトにアクセスして、「ファイルを選択」によって、Windows 10パソコンから、容量を小さくしたい動画をサイトにアップロードします。また、Google Drive/Dropboxからの追加も可能です。
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- 2 圧縮動画の解像度、圧縮率、フォーマットを設定します。
- 3 設定ができたら、「圧縮」ボタンを押して、Windows 10で動画容量を小さくする作業が開始します。
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- 4 圧縮作業が終わったら、「ダウンロード」ボタンを押して、圧縮された動画のファイル名と保存先を設定したら動画がWindows 10パソコンにダウンロードします。
Windows 10で動画容量を小さくする方法まとめ
上記で紹介したWindows 10パソコンで動画のファイルサイズを縮小する2つの方法はそれぞれに利点と欠点があります。どれを採用するか分からない人は下記の比較表をご参考ください。
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media.io(動画圧縮サイト) |
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メリット |
@ ネット環境必要ない |
@ ソフトインストール不要 |
デメリット |
@ 動画の基本知識が必要 |
@ ネット環境必要 |
Windows 10で動画圧縮をサクサクと行える
VideoProc Converterは、誰でも簡単に動画のファイルサイズを縮小するソフトウェアです。意外とかなりの低スペックPCでもサクサク動くことができます。