Windows 10で動画の音量を上げる方法ご紹介〜全て/一部の音量を綺麗に大きくする!
🎵 Windows 10で動画を再生する時に、音が小さくて聴きにくいです。
🎵 ゲーム実況を録画した動画を見てるとゲーム音が小さくて困っています。
🎵 撮影した動画の一部のみ音量を上げる方法はありますでしょうか?
以上のように、Windows 10のパソコンを利用している方々は、ボリュームを上げなければいけない時も多いのではないでしょうか?
動画ファイルの全ての音量を一括で上げることとか、一部だけ音量を大きくすることとか、この記事ではWindows 10で音量を上げる方法を詳しく紹介します。
ちなみに、動画の音量を大きくしても音割れなどの音質劣化が発生しないように、調整はほどほどにしますね。
Windows 10で動画の音量を上げる一般的な方法
VideoProc Converter-音質損傷なし音量を大きくする!
動画処理ソフトとしてのVideoProc Converterは、編集機能も多数搭載されているので、手軽に動画の音量を上げることができます。動作も軽く、高性能なPCでなくてもサクサクと動画編集を行える、安心安全のソフトです。
Windows 10で動画の音量を上げる一般的な方法は、PCのシステム設定によりスピーカーアイコンや音量ミキサーを使用して変更することなどです。
では次、画像付きでPCのシステム設定から、Windows 10で動画のボリュームを上げる方法を紹介します。
スピーカーアイコンから動画の音量を上げる
- @ タスクバーの右端にある「スピーカーアイコン」をクリックします。
- A 音量スライダーが表示されます。スライダーを右方向にドラッグすると動画全体の音量を上げます。
音量ミキサーから動画の音量を上げる
- @ スピーカーアイコンを右クリックし、表示されるメニューから「音量ミキサーを開く」を選択します。
- A 「音量ミキサー」が表示されます。「デバイス」のつまみを上に移動させると、各アプリケーションのつまみも上に動きます。そうすれば、システム全体の音量を上げます。
- B 「アプリケーション」にある、該当するアプリケーションのつまみをクリックしたまま上に動かし、音量を個別に上げます。この方法により、動画を再生している配信サイトだけ音量を上げることができます。
サウンド設定から動画の音量を上げる
- @ 「スピーカーアイコン」を右クリックして「サウンドの設定を開く」を選択します。
- A 「マスター音量」のスライダーを右方向にドラッグして音が大きくなります。
サウンドコントロールパネルから動画の音量を上げる
- @ 方法Bと同じ、サウンド設定の画面を開きます。右の「関連設定」の中にある「サウンドコントロールパネル」をクリックします。
- A 「サウンド」ウィンドウが開いたら、「再生」タブが表示されています。そこで、「緑色のチェックマークが付いているデバイス」をダブルクリックします。
- B デバイスのプロパティウィンドウが表示されたら、「レベル」タブを開きます。そこで、スライダーを右にドラッグで調整するか、スライダーの右の欄に大きい数値を入力して音量を上げます。
- C 設定を変更したら「OK」ボタンをクリックして設定を保存します。
以上のWindows 10で動画の音量を上げる方法は、「動画プレイヤーや配信サイトで動画を見る時、本体の音量を上げても、音が大きくなりません」、「PCで画面を録画するとき、もう少し音が大きいといいな」という場合に使うのはおすすめです。
もし、撮影した動画の音量や録画した後の動画の音量を上げたいなら、編集ソフトを使うのは最適です。
次の部分では、編集ソフトによりWindows 10で動画の音量を上げる方法を紹介したいです。動画の全ての音量と、一部の音量を上げる方法に分けていますので、ごニーズに応じて適切なソフトを選択しましょう。
編集ソフトによりWindows 10で動画の音量を上げる方法
(1) Windows 10で動画の全ての音量を上げる方法
まず、Windows 10で動画の全体の音量を大きくできるソフト「VideoProc Converter」を紹介します。
- 【対応OS】:Windows7/8、10またはそれ以降
- 【言語】:日本語対応
- 【価格】:無料あり
- 【対応動画形式】:AVI、WMV、MP4、MPG、FLV、ASF、MKV、TS 、MOV、H.264;MP3、WMA、AACなど
【基本概要】
VideoProc Converterは殆どすべての動画・音声形式を読み込み、スライダーをドラッグするだけで音量を自由に上げることができます。
動画の音を元の200%、400%までに高くすることが可能です。それに、オーディオのビットレート等の変更や動画の再エンコードはしないため、音質・画質の劣化なしに音量を大きくなります。
オーディオ遅延機能により音ズレを修正することもできます。他には、音声削除、音声抽出、オーディオ無効、ノイズ除去、カット、トリミング、結合、色調整、字幕・透かし追加などの編集機能が満載。
VideoProc Converterの最大の特徴は、「音量調整」機能に限らず、音量を上げた動画ファイルを他の形式に変換したり、不要な部分をカットしてから音量を綺麗に大きくしたりすることができるという点かもね。
細かい音量の調整や指定範囲内音量を上げることができませんが、動画全体の音量を大きくするには一番おすすめのソフトです。
では、VideoProc Converterを使って、Windows 10で動画の音声を高くする手順を説明します。
- ❶ VideoProc Converterを起動し、メイン画面の「ビデオ」をクリックします。
- ❷ 「ビデオ」で音量を高くしたい動画を追加してから、「オプション」アイコンを選択します。
- ❸ 表示された画面の上にある「ビデオ編集」をクリックします。その後、「ビデオ&オーディオ」から、「音量」欄のスライダーを右方向にドラッグすると、音量を上げることができます。音量調整後、「完了」をクリックします。
- ❹ 最後は、出力形式をお好みで選択して、「RUN」をクリックするだけでWindows10で動画の音量を大きくする作業が開始します。
(2) Windows 10で動画の一部の音量を上げる方法
動画全体ではなく、特定な部分のみ音量をアップしたいなら、どうすればいいのか?
例えば、録画したゲーム実況動画はある部分だけ音が小さくて聴きにくいですから、その部分だけ音量を高くしたいです。または、撮影環境があまり良くないので音量が均一でなく、オーディオ全体の違和感を削除するためいくつかのクリップの音を上げたいです。
こういう状況に困っている方に、Windows 10で動画の一部の音量を上げる編集ソフトを二つ紹介していきます。
- ➊. Windows 10フォト
- Windows 10デフォルトでインストールされているフォトソフトです。機能面では、カット・トリミング、結合、BGM挿入、テキストやファルタの追加、テーマ変更、静止画像から動画、動画の再生速度調整、回転など基本的な編集機能を備えています。
- 動画全体の音量を上げるのはもちろん、特定な部分の音量を上げることもできます(分割する必要がある)。シンプルなインターフェースと直感的なUIだから、一見面倒な操作がなく、誰でもすぐ活用することができます。
- インストール不要で非常に便利だから、動画編集初心者の方なら、とりあえずWindows 10フォトを使ってみるとドハマりすること間違いないです。
- ➋.VideoProc Vlogger
- VideoProc Converterと同じ開発元が提供している無料で使いやすい多機能動画編集ソフトです。
- 動画を分割・カットする必要はなく、マウスで範囲を指定して動画のボリュームをお好みの値に上げるだけです。音量を上げた音声ファイルはソースファイルを上書きしないので、ソースファイルの破損に心配は要りません。納得がいくまで何度でも調整できます。
- 音量調整以外、音声分離、イコライザー、エコーなどのオーディオエフェクト、ノイズ除去、ボイスチェンジ、音声抽出・分割・削除、フェードイン・フェードアウト、ビート検出、録音など音声編集機能が豊富です。
この二つの動画編集ソフトはどれも動画内の音量を部分的に大きくできますが、方法はちょっと違いますね。で、どのオプションが自分に最適か?とりあえず、実際に使ってみてください。
では、一つずつWindows10で動画の一部の音量を上げる操作手順を詳しく解説しましょう。
Windowsフォトで動画の音量を上げる方法
- ❶ スタートメニューから「フォト」をクリックすることでソフトを起動します。その後、表示画面の上部にある「ビデオエディター」を選択します。
- ❷ ビデオエディターの画面が表示されたら、「新しいビデオ プロジェクト」をクリックし、ビデオの名前を指定します。
- 「+追加」>「このPCから」をクリックして音量を上げたい動画を追加します。そして、指示通りに動画をストーリーボードにドラッグ&ドロップしましょう。
- ❸ 動画の一部のみ音量を大きくしたいならば、「分割」をクリックしてくだい。分割の編集画面が表示されるので、シークを分割させたいところまで移動してから「完了」をクリックしましょう。
- ❹ 分割された動画クリップの右下にスピーカーアイコンが表示されているので、これをクリックすると音量バーが表示されます。この音量バーを上にスライドさせることで、動画の音量を上げることができます。
- ❺ 音量調整が完了したら、右上の「ビデオの完了」をクリックします。ビデオの画質を選択してから「エクスポート」をします。
VideoProc Vloggerで動画の音量を上げる方法
まずはVideoProc Vloggerをダウンロードしてください。
- ❶ VideoProc Vloggerを立ち上げ、音量を上げたい動画ファイルを追加し、タイムラインにドラッグ&ドロップします。
- ❷ 一部の音量を上げたいなら、動画クリップを選択して、ツールバーにある「オーディオ分離」をクリックします。すると、動画に入った音声データは自動的に下のオーディオトラックに配置されます。
- ❸ この音声データを選択した状態で、[ オーディオ ]をクリックします。すると、オーディオエディターの画面が表示されます。
- ❹ ここで、マウスポインターをクリックしたまま左右移動して音量を調整したい部分を指定します。(選択した範囲では、波形は緑色となって、選択範囲以外は青色となります)
そして、上にある「+1dB」ボダンをクリックして音量を一つずつ増加できます。 - ❺ 設定が完了したら、「適用」をクリックしてます。最後は、「書き出し」ボダンをクリックして動画をエクスポートします。
まとめ
ここまで、Windows 10で動画の音量を上げるあらゆるの方法を紹介しました。
Windows 10で動画配信サイトで動画を再生して見る時に音量が小さい、或いは画面録画する時の音が小さい場合に音量をもっと高くするには、方法@ご参照にしてください。
撮影した動画の音量を増加したいなら、方法Aは役に立つかもしれませんね。さらに、動画の全体の音量を綺麗に上げるにおすすめの編集ソフトは「VideoProc Converter」ですが、一部の音量を大きくするには「Windows 10フォト」と「VideoProc Vlogger」を使ったほうがいいと思います。