【公式】VideoProc Converter AIが起動しない・動かない・フリーズする時に試すべき方法まとめ

VideoProc Converter AIは、動画や音声ファイル、さらには画像ファイル、DVDデータを簡単に編集・変換できる便利なソフトウェアです。
そのため、このツールが突然使用できなくなると困る方も少なくないでしょう。特に、以下のようなトラブルがよく見受けられます。
- ❎ VideoProc Converter AI起動しない
- ❎ VideoProc Converter AI立ち上がらない
なぜか急にこれらの現象が発生することがあります。
そこで本記事では、パソコンでVideoProc Converter AIを使用する際に発生するこれらの問題に対応するための具体的な方法について詳しく解説します。起動しない・動作しない・フリーズする場合の対処法を順を追って説明していきます。

多機能で動作が軽い初心者におすすめソフト
▶️ AI高画質化:画像で最大4X、動画で最大4K;
▶️ AIノイズ除去:ノイズ除去と輪郭強調による画質向上;
▶️ AIフレーム補間:スローモーションや滑らかな再生を実現;
▶️ AI手ブレ補正:アウトドアやアクション動画の手ブレ補正;
▶️ 動画変換:370以上の入力、420以上の出力形式に対応;
▶️ 動画圧縮:最大 90% 圧縮でも画質維持;
▶️ 録画+編集+ダウンロード機能も内蔵;
目次
VideoProc Converter AIが起動しなくなる原因を特定する
- ❶、バージョンの古さやアップデート失敗
- ❷、システム要件不足(特に4K/8K編集時)
- ❸、VideoProc Converter AIのファイルが破損している
- ❹、セキュリティソフトの誤検知
- ❺、キャッシュデータの破損やストレージ不足
- ❻、グラフィックドライバとの互換性問題
VideoProc Converter AIが起動しない・動かない・フリーズする時の対処法
- ❶、VideoProc Converter AIを管理者として実行する
- ❷、VideoProc Converter AIをアンインストール/再インストールする
- ❸、セキュリティソフトを一時無効化
- ❹、出力先をCドライブ以外に変更
- ❺、ハードウェアアクセラレーション設定の確認
- ❻、サポートセンターへのお問い合わせ
まとめ
VideoProc Converter AIが起動しなくなる原因を特定する
さっそくですがVideoProc Converter AIが起動しない・動かなくなる原因として考えられるのは次の六つです。
- ➡️ バージョンの古さやアップデート失敗
- ➡️ システム要件不足(特に4K/8K編集時)
- ➡️ VideoProc Converter AIのファイルが破損している
- ➡️ セキュリティソフトの誤検知
- ➡️ キャッシュデータの破損やストレージ不足
- ➡️ グラフィックドライバとの互換性問題
それぞれの原因について下記にて詳しく解説していきますが、ご利用のVideoProc Converter AIがどのような状態なのか今一度しっかり確認しましょう。
バージョンの古さやアップデート失敗

VideoProc Converter AIは定期的にアップデートが行われるため、古いバージョンのままでは正常に起動しないことがあります。常に最新バージョンを使用しているかを確認するよう心がけてください。
さらに、WindowsやmacOSをアップデートした後に、VideoProc Converter AIが起動しなくなるケースも見られます。そのため、OSのアップデートを行った際には、併せて現在使用中のVideoProc Converter AIのバージョンも確認し、最新でない場合は速やかにアップデートすることをおすすめします。
- ✅ 更新リリース情報
- 2025年3月に実施されたYouTube APIの仕様変更によって、旧バージョンでは動画のダウンロード機能が正しく動作しなくなりました。このような仕様未対応のまま使用していると、最悪アプリがクラッシュする可能性があります。早期のバージョンアップや対応策の確認を強くおすすめします。
2、システム要件不足(特に4K/8K編集時)
VideoProc Converter AIの新しいアップデートにより、一部の古いOS(特に32ビット環境やWindows 7以前)では対応対象外になる場合があります。お使いのOSが古い場合は、動作確認が必須です。
古いOSでは、VideoProcに限らず様々なソフトウェアが利用できなくなる事例も増えており、他のアプリでも使用不能になる可能性があります。重要な作業を円滑に行うには、できるだけ最新のOSか64ビット環境への移行を検討しましょう。
特にAI処理や高解像度動画編集には高性能な環境が必要です。4K映像編集ではIntel Core i5以上+8GB RAM以上が推奨されます。これらを満たさない場合、動作停止や処理の遅延が起こりやすくなります。
VideoProc Converter AIの動作環境の詳細情報は下記の通りです。
- ✅ 動作環境(公式情報まとめ)
- Windows:Windows 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11(32-bit/64-bit対応)※AI機能は64-bit推奨
- Mac:macOS 10.13 以上(AI機能は macOS 10.15 以上が推奨)
- 最小CPU:Intel または AMD、1GHz以上
- 最小RAM:1GB(推奨 2GB以上、4K処理なら 8GB%以上)
- ディスク空き容量:最少200MB(推奨は 1GB以上)
- ビデオカード:256MB RAM (推奨は、512MB以上)
- 画面解像度対応:8K(4320p)、4K(2160p)、1080p など全主流解像度に対応
3、VideoProc Converter AIのファイルが破損している
パソコン(Windows や macOS)の動作が不安定で、処理中にフリーズする場合、ファイルが破損してしまうことがあります。その結果、VideoProc Converter AI が起動できなくなったり、強制終了を繰り返したり、再起動しても立ち上がらなくなってしまいます。
このような不具合の中でも特に多い原因が、ファイルの一部が破損してソフト自体が正常に動作しなくなるケースです。
この場合は、VideoProc Converter AI をアンインストールして再インストールすることで改善されることが多いです。

4、セキュリティソフトの誤検知
現在、セキュリティソフトの誤検知は完全には避けられません。AI機能の進化により、振る舞い検知や機械学習を用いた高度な検出ロジックが広く使われています。
これは未知の脅威に対応するうえで非常に効果的ですが、同時に正規のソフトウェアが持つ「特殊な挙動」を悪意あるものと誤認されるリスクもあります。
- ✅ VideoProc Converter AI で考えられる誤検知ケース
- @ AI処理による高負荷
- AIアップスケーリングやフレーム補間などの処理により、CPU/GPUに通常以上の負荷がかかります。セキュリティソフトによっては、このような急激なリソース使用を「異常な動作」と判断し、プログラムをブロックしたり警告を出すことがあります。
- A 特異なデータ処理方式
- 動画変換ソフト特有の一時ファイルの生成や非標準の読み書き動作は、サンドボックスやリアルタイム監視に引っかかりやすく、誤検知される可能性があります。実際、Malwarebytes のフォーラムでは「VirusTotalでは問題なしと表示されたにもかかわらず、誤検知された」という報告があり、後に解除された例も確認されています
- B AIモジュールとセキュリティ機能の競合
- 特定のAIモジュールがセキュリティソフトの機能と競合すると、処理が不安定になることがあります。特にドライバーやAPIなど、システムレベルで動作する部分での干渉には注意が必要です。
- C セキュリティソフトの検知ロジック更新
- セキュリティソフトは常に最新の脅威に対応すべく更新されており、以前は問題なかった動作が新しい検知ロジックによって誤検知されるケースが増えています。
キャッシュデータの破損やストレージ不足
キャッシュデータの破損やストレージ不足が原因で、VideoProc Converter AIが正常に動作しなくなるケースは少なくありません。ソフトは日々アップデートされていますが、基本的にはPCのシステムリソースに依存して動いている点は変わりません。
キャッシュデータ破損によるトラブル
- 起動できない・フリーズ
- - 破損したデータを読み込もうとしてエラーが発生し、起動時に止まったり固まったりします。
- 動作が不安定
- - 特定の変換中にエラーが出たり、予期せぬシャットダウンが起こったりします。
- 設定のリセット
- - 一部のユーザー設定が初期状態に戻り、再設定の手間が発生します。
ストレージ不足によるトラブル
動画変換や編集では、元ファイル・出力ファイル・一時ファイルなどで大量のディスク容量を消費します。空き容量が足りないと…
- 起動不可・動作が重い
- - 必要な一時ファイルを作れず、起動に失敗したり処理が極端に遅くなったりします。
- 変換失敗
- - 出力先の容量不足で処理が途中で打ち切られ、エラーになります。
- PC全体がフリーズ
- - 空き容量が極端に少ない状態で無理に処理を続行すると、PC自体が固まってしまうこともあります。
- ✅ 対策ポイント
- 定期的にキャッシュをクリア:設定画面や専用ツールでキャッシュを削除し、破損リスクを低減しましょう。
- 十分なディスク空き容量を確保:編集前に必ず空き容量をチェックし、不要ファイルは外付けHDDやクラウドに移動しておきましょう。
- PCメンテナンスを習慣化:デフラグ(※SSDでは不要)やディスククリーンアップを定期的に行うと、安定性が向上します。
見えない“地雷”をふまえた上で使うことで、VideoProc Converter AIのパフォーマンスを最大限に引き出せます。ぜひ日頃からのメンテナンスで、快適な編集環境を維持してください!
6、グラフィックドライバとの互換性問題
VideoProc Converter AI は、強力な AI 機能と GPU アクセラレーションをフル活用するために、グラフィックドライバとの相性がカギを握ります。ドライバの不整合は、以下のようなトラブルを引き起こすことがあります。
- ソフトが起動しない
- - 古いドライバや破損したドライバでは GPU を正しく認識できず、VideoProc Converter AI の起動に失敗する場合があります。
- 動作が不安定/フリーズする
- - 変換処理中や AI 機能(アップスケーリング、フレーム補間など)を使う際、高負荷によってドライバがクラッシュしたり応答しなくなることがあります。
これらの症状は VideoProc Converter AI に限らず、GPU を多用する動画編集ソフトやゲームでも同様です。最新のドライバをインストールして、安定した動作を確保しましょう。
VideoProc Converter AIが起動しない・動かない・フリーズする時の対処法
VideoProc Converter AIが起動しない・動かない・フリーズするときの対処法ついて解説していきます。Windows・macOS問わずに下記の対処法を参考にして試してみてください。
1、VideoProc Converter AIを管理者として実行する
Windowsのパソコンを利用する時、VideoProc Converter AIが起動できないなら、管理者として実行してみてください。VideoProc Converter AIは管理者のアカウントではないと起動しないケースがあるのです。
VideoProc Converter AIのアイコンを右クリックして、管理者として実行をクリックするだけでできます。そして、VideoProc Converter AIを実行してみましょう。

2、VideoProc Converter AIをアンインストール/再インストールする
管理者として実行する方法を試しても、VideoProc Converter AIが起動しない不具合はまだ解決できない場合には、一度VideoProc Converter AIをアンインストールしてから、公式サイトにアクセスして最新版のVideoProc Converter AIを再インストールしてみましょう。WindowsのパソコンでVideoProc Converter AIをアンインストール/再インストールする操作手順についてご紹介します。
Step1:パソコンで「スタート」をクリックして、「設定」をクリックします。

Step2:Windowsの設定画面では「アプリ」を見つけてクリックします。

Step3:「アプリと機能」画面が表示されます。そこで、検索欄に「VideoProc Converter AI」を入力して見つけて、クリックして、「アンインストール」を選択してアンインストールできます。

Step4:お使いのパソコンを再起動して、VideoProc Converter AIの公式サイトから最新バージョンのVideoProc Converter AIをダウンロード・インストールします。ただし、以前と異なるインストール先にインストールした方がいいです。

3、セキュリティソフトを一時無効化
「え?セキュリティソフトが邪魔してるの?」と思うかもしれませんが、意外と多いトラブル原因です。特にVideoProc Converter AIのように高いパフォーマンスを要するソフトは、“怪しい動き”としてブロックされることがあります。
- 手順
- @、セキュリティソフトの設定画面を開く
- 例:Windows Defender、Norton、ウイルスバスターなど
- A、リアルタイムスキャンやファイアウォールを一時オフに
- 重要! オフにしている間はネット接続を控え、怪しいサイトへのアクセスは避けてください。
- B、VideoProc Converter AIを再起動
- セキュリティソフトをオフにした状態で正常に起動できるか確認します。
4、出力先をCドライブ以外に変更
Cドライブは、Windowsのシステムファイルやアプリが保存されているため、アクセスが集中しがちです。 このドライブにVideoProc Converter AIの出力ファイルを保存すると、ディスクへの負荷が高まり、処理速度の低下やフリーズの原因になることがあります。
- 設定手順
- @、VideoProc Converter AIで、出力フォルダの保存先を確認します。
- A、出力先を、Cドライブ以外(例:Dドライブ、Eドライブ、または外付けのHDD/SSDなど)に変更しましょう。
- B、保存先には、十分な空き容量があることを必ず確認してください。動画ファイルはサイズが大きくなりがちなので、容量不足もトラブルの原因になります。

5、ハードウェアアクセラレーション設定の確認
VideoProc Converter AIは、Intel QSV(Quick Sync Video)、NVIDIA NVENC、AMD VCE/VCNといったハードウェアアクセラレーション技術を活用することで、驚異的な速度で動画処理を実行できます。
しかし、これらの設定が不適切だと処理速度の低下やフリーズの原因になり得ます。以下の手順で、確実に最適な状態を保ちましょう。
上記でわせください。
- 手順
- @、VideoProc Converter AI 内の設定を確認する
- ► ソフトを起動し、画面右上などにある「設定」ボタン(歯車アイコン)をクリック。
- ► 「オプション」または「GPU設定」に移動し、「Hardware Acceleration Engine」の項目で NVIDIA / Intel / AMD のいずれかにチェックが付いているか確認します。
- ► 複数GPUが使える環境なら、最適なGPU(専用グラフィック)を選択されているかもチェックしましょう。
- A、グラフィックドライバーの確認と更新
- ► NVIDIA、AMD、Intelそれぞれの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
- ► 特にAI機能も使う場合、Vulkan >1.2.x や OpenCL>1.0 に対応したドライバーが必要です
- ► ドライバー更新後は、必ずPCを再起動し、VideoProc Converter AIを再起動して動作確認しましょう
- B、BIOS/UEFI 設定の確認(上級者向け)
- ► CPU内蔵グラフィック(Intel Iris など)と外部GPU(NVIDIA GeForce、AMD Radeonなど)を併用しているPCでは、BIOS/UEFIで使用するグラフィックの優先順位を確認することが重要です。
- ► 一般に、ディスクリートGPUを優先する設定にすることで性能が最大化されます。



6、サポートセンターへのお問い合わせ
上記の対処法を試しても、VideoProc Converter AI が起動しない、固まる、動作が不安定といった不具合が続く場合は、公式のサポートセンターにお問い合わせください。
- ✅ サポート窓口情報
- メール:support-jp@videoproc.com
- 対応時間:24時間365日(年中無休)
サポートでは、管理者としての実行や再インストール対応、最新バージョンの確認など、技術的なサポートを受けることが可能です。まずはお気軽にお問い合わせをおすすめします。
まとめ
以上、VideoProc Converter AIが起動しない、動作しない、またはフリーズしてしまう場合の対処法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。VideoProc Converter AIは、動画や音声ファイル、画像ファイル、DVDデータを手軽に処理できる便利で多機能なツールです。そのため、不具合が発生した際には早めに対応して、スムーズに作業を進めたいものですね。
もし今後、VideoProc Converter AIが起動しなかったり、不具合に見舞われたりした場合は、ぜひこの記事を参考に対応してみてください。それでも問題が解決しない場合には、迷わずDigiartyのサポートチームに連絡して助けを求めると良いでしょう。

Digiarty Software 社が開発した オールインワンの AI 搭載メディア処理ツールです。映像・画像・音声・DVD を「高解像度化(最大 4K、画像は 8K/10K)」「ノイズ除去」「フレーム補間」「手ブレ補正」「形式変換」「圧縮」「編集」「録画」「オンライン動画ダウンロード」まで一括でこなせるソフトウェアです。