VideoProc Converter
初心者でも簡単に使える高機能の動画処理ソフト
  • • 動画編集・圧縮、音声変換、GIF作成などが行える。
  • • MP4、HEVC、MP3…ほぼ全ての動画ファイル形式に対応。
  • • 元ファイルの品質を落とさずに分割して出力できる。
動画KNOWLEDGE

【簡単】長い動画を分割してそれぞれ保存する方法まとめ|Windows&Mac対応

動画を分割してそれぞれ保存する

長い動画を分割してそれぞれ保存したいと思ったことはありませんか?

例えば、動画が長すぎて、InstagramなどのSNSに投稿可能な長さや容量の上限を超えてしまいます。動画の中身を一切削除したくないのですが、動画を2つか3つに分割することで解決できます。

この記事では、長尺の動画を複数に分割してそれぞれ保存する方法をご紹介します。WindowsとMac両方対応しているので、デバイスへの心配は不要です。

動画編集における「分割」とは

撮影した動画を編集するときによく利用される編集技術の1つが「分割」です。分割とは、1本の動画を分割し、複数の動画クリップにすることを指します。

動画を分割することで、動画に不必要な部分を削除することができます。または、1時間ほど長尺の動画を2分割して、2つの動画ファイルに分けて書き出すこともできます。

なお、「分割」と似た言葉として「トリミング」があります。両者とも動画編集によく使われる技術ですが、少し違いがあります。

「分割」と「トリミング」の違い

「分割」は、指定したポイントで動画を2つに切り分けることです。それに対して、「トリミング」は、動画の一部を切り出すことを指します。取り出したい場所の始点と終点を指定し、指定した部分だけが残り、それ以外が削除されます。

簡単に言うと

・カット(分割):1本の動画を複数に分ける

・トリミング:1本の動画から一部を切り出す

分割では、フレームを失うことないに対して、トリミングはクリップの先頭または末尾の不要なフレームを削除することになります。

従って、編集ソフトを選ぶ際には、「分割」か「トリミング」に対応しているかどうかを確認することが重要です。機能が間違えば、目的にあった動画に作成しならないのです。

それでは、パソコンで動画を分割してそれぞれ保存する方法を紹介していきます。

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動画を分割してそれぞれ保存する方法

一般、動画編集ソフトは「分割」機能が搭載されていますが、書き出すときに自動的に分割されたクリップを一つにまとめて出力してしまいます。

一つの動画ファイルに結合することではなく、それぞれに保存したい場合、以下のような動画編集ソフトを使いましょう。

動画を分割してそれぞれ保存する方法@、VideoProc Converter

VideoProc Converterは、動画変換、ダウンロード・録画、DVDリッピングの4つのメイン機能としてよく使われています。実はそれに加えて、豊富な編集機能が搭載されています。例えば、分割やトリミング、回転、ミラー&反転、結合、手ぶれ補正、ノイズ除去、スナップショット、GIF作成、字幕エクスポートなど、VideoProc Converter一つで簡単に実行できます。

また、VideoProc Converterで分割した動画の品質が劣化することはないため、出来るだけ高画質、高音質を保って動画を作成したい時、このソフトはオススメです。

では、VideoProc Converterを使って、動画を分割する方法を紹介します。

  • ➊. VideoProc Converterをパソコンにダウンロード・インストールした後、立ち上げます。トップ画面の「ビデオ」をクリックし、分割したい動画を選択して追加します。
  • ➋. 画面の下部にある「ツールボックス」をクリックして、「分割」をダブルクリックして開きます。
  • VideoProc Converterで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➌. すると、「ビデオを分割する」という画面が表示されます。VideoProc Converterは動画を「時間で分割」、「平均で分割」、「手動で分割」の三つのケースがあります。
  • VideoProc Converterで動画を分割してそれぞれ保存
  • ビデオをOOセグメントの均等割にする:例えば、「3」と入力すると、動画は自動的に3つのクリップに分割されます。長さが大体同じです。
  • OO秒ごとにビデオを分割する:動画を均等な時間で分割します。
  • 手動で分割する:右上側で各クリップの「開始時間」と「終了時間」を手動で調整して任意の箇所から分割することができます。
  • ➍. 「RUN」ボタンをクリックすると動画の出力が始まります。
  • VideoProc Converterで動画を分割してそれぞれ保存
  • 分割作業が終わると、元動画と同名のフォルダが表示されて、そこに分割されたファイルがそれぞれに保存されています。
  • VideoProc Converterで動画を分割してそれぞれ保存
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動画を分割してそれぞれ保存する方法A、Bandicut

Bandicut(バンディカット)は簡易的な動画編集ができるソフトで、その名の通りカット(分割)編集に特化しています。TS、MOV、MKV、MP4、FLV、AVI、WMVなどの動画から必要な区間だけを切り出したり、動画の途中に入っているCM部分や不要な区間を選択して削除したり、複数のファイルに均等に分けたりすることができます。

高度な編集機能はありませんが、使い方が簡単で動画の分割作業を行うには十分でしょう。

  • ➊. Bandicutを実行して、ホーム画面にある「分割」オプションを選択して、ローカルから分割したい動画ファイルを選択して追加します。
  • Bandicutで動画を分割してそれぞれ保存
  • すると、「区間分割」というウィンドウが表示されたら、分割の条件(ファイルの個数または時間)を指定し、「適用」をクリックします。
  • Bandicutで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➌. 動画ファイルを自動的に複数に分割されます。このまま「スタート」をクリックして動画を出力します。あるいは、スライダーを動かして再度長さを調整してから出力することも可能です。
  • Bandicutで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➍. 出力モードの選択や、ファイル名、保存先などの詳細設定をしてから、「スタート」ボタンを押します。
  • Bandicutで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➎. 出力完了画面からファイルの保存先を開いて、分割保存された動画ファイルをチェックしましょう。
  • Bandicutで動画を分割してそれぞれ保存

    注意

  • Bandicut無料版を使って出力した動画にはウォーターマーク(ロゴ)が表示されます。
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動画を分割してそれぞれ保存する方法B、オンライン分割ツール

現在では、Webブラウザ上だけで動画編集が完結する便利なツールが存在します。

直感的な扱いやすさでサクッと動画作成・編集ができるのはメリットで、各ツールによって行えることに違いがありますので、動画を分割したいなら分割機能に特化したオンラインツールを選べると良いでしょう。ここでは、「Spiltvideo」というオンライン分割ツールをおすすめします。

Spiltvideoは無料のオンラインWebツールで、手動で分割、平均分割、時間で分割、ファイルサイズで分割の4種類の分割方法を提供します。さらに、分割された動画をMP4、AVI、MPG、MOV、FLV、3GPなどの形式で出力できます。

  • ➊. 公式サイトにアクセスして、「ファイルの選択」ボダンをクリックし、分割したい動画ファイルを選択しましょう。
  • オンライン分割ツールで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➋. 動画のプレビュー画面の下から分割方法を選択します。
  • 無料分割:手動で分割点を指定して動画ファイルを2つまたはそれ以上に分割します。
  • オンライン分割ツールで動画を分割してそれぞれ保存
  • 平均分割:動画ファイルをお好みの個数で均等で分割します。
  • 時間で分割:動画を時間ごとに分割します。
  • ファイルサイズで分割:ファイルサイズによる動画を分割します。
  • オンライン分割ツールで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➌. 次は、「ビデオ出力フォーマット」をクリックし、分割された動画ファイルの形式やコーデックなどを設定します。
  • オンライン分割ツールで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➍. 設定したら、「スプリット」をクリックすると、分割作業が開始されます。
  • オンライン分割ツールで動画を分割してそれぞれ保存
  • ➎. しばらくお待ちください。「予想される分割ファイルのリスト」の下から、ダウンロードボダンをクリックして各動画クリップをそれぞれ保存できます。
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まとめ

今回はWindows&Macの上で動画を分割する方法を紹介しました。

ソース動画よりも短い複数のクリップに分割して書きだすため、洗練された印象を与えるに加え、これらのクリップをSNSにアップロードしたり、友人に送ったりすることが楽になります。

是非以上の方法を参考にして、長い動画を綺麗に分割しましょう。

編集者:スズメ
この記事を書いた人:スズメ

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