iPhoneで動画を撮影する際に音量が勝手に変わる原因と対処法の解説!

iPhoneで動画を撮影したら、音量が勝手に変わってしまったことがあるようです。
せっかくの撮影なのに、音量が急に小さくなったり大きくなったり不安定になっていると台無しです。
そこで今回は、iPhoneで動画を撮影する際に音量が勝手に変わる原因とその対処法について解説します。

撮影後の動画の音量を調整可能なフリーソフト
VideoProc Vlogger - 無料なのに簡単、そして軽量化かつ高機能な動画・音声編集ソフトです。
撮影後の動画を読み込んで音源を分離させると、タイムラインには自動的に音声波形が表示されて、効率的に編集作業を進めることができます。
音量調節はもちろん、カット編集、コピー、挿入、イコライザーで音質調整、ボイスチェンジャー、フェードイン・フェードアウト、エフェクト追加、ノイズ除去なども対応します。
(1)iPhoneで動画を撮影する際に音量が変わる原因について
現在のところ、本格的なビデオカメラが要らずに、iPhoneだけで映画のような高品質な動画が撮影できるようになります。
iPhoneで動画を撮影する機会が多いと、「音量が勝手に変わる」という不具合に見舞われる可能性があります。
一口にiPhoneの音量が勝手に変わると言っても、その原因は様々考えられます。ここでは、よくある原因を5つご紹介します。
1. ボリュームボタンの破損や劣化による故障
まず初めに考えられる原因は、iPhoneの側面にあるボリュームボタンの破損や劣化による故障です。
音量ボタンが故障する主な原因としては、下記のもの等が挙げられます。
- 🚫ほこりやごみが溜まっている
- iPhoneのボリュームボタンには小さな隙間があるため、細かな汚れや皮脂などが溜まってしまうことがあります。そのような汚れが影響してiPhoneのボリュームボタンが効かなくなる原因になることも考えられます。
- 🚫水没して内部がショートした
- 水没した場合、内部基板がショートしてしまうことがあります。ショートが起きると、音量ボタンや電源ボタンが反応しなくなる場合があります。水没させてしまったら、すぐさま電源をオフにすることが重要です。
- 🚫落下の衝撃でケーブルが切れた
- 手から滑ってiPhoneを落としてしまう事は多々あると思います。iPhoneはどんどん進化していってるが、あくまでも精密機械なので衝撃には弱いので故障の原因に繋がります。落とす高さや、落とし所が悪ければ1回の落下でも故障してしまいます。
2. iOSのバージョンが古い
iOSを更新せずに、古いままiPhoneを使用していると、本体の処理能力に影響がでるケースがあります。
処理能力に影響がでるとiPhone本体の動作が鈍くなりボリュームボタンの反応も鈍くなることも。
例えば、同じ現象を知恵袋に投稿してる方を見つけました。
-
動画撮影をしたら最初音が小さく後から大きくなる。
急に動画を撮影したら最初の10秒ほど音が小さく、あとから通常通りの大きさになります。また動画の撮り始めにポンっという撮影音も入るようになりました。
バージョンは14.8.1です。
また、iPhone 11 Proで動画を撮影したら音量が変わったという報告がネットで時々されていました。これはiPhone 11にまつわる特性なのかはまだはっきりしないが、一応ここにあげておくことにします。
3. ケースがボリュームボタンを圧迫している
iPhoneを保護するために、ケースに入れている方も多いのではないでしょうか?
保護ケースがiPhoneに合っていない場合に、ケースが音量ボタンを圧迫してしまい、物理的に音量ボタンを押しているかもしれません。
iPhoneケースをつけている方は、一度ケースを取り外して確認してみてください。
(2)iPhoneで動画を撮影したら音量が勝手に変わるときの対処法
iPhoneで動画を撮影する際に音量が自動的に変わってしまう原因は分かったが、実際に対応する場合はどうしたらよいのでしょうか?
ここでは、iPhoneで勝手に音量が変更されるようになったとき対処法をまとめて解説するので、1つずつ試してみましょう。
1. iPhoneを再起動する
とくに目立った故障もないのに音量が変わる場合は、まず再起動して様子を見ます。
ちょっとした不具合であれば、基本的に、再起動することで問題が解決されることがほとんどです。
電源オフにしたあとに電源オンにするのが”再起動”です。再起動する方法(電源の切り方)はiPhoneの機種によって少し異なります。そのため、自分が使っている機種にあった方法で再起動しなければいけません。
例えば、iPhoneX・iPhone11を再起動する場合は、音量ボタンのどちらか1つと電源ボタンを同時に長押しすることで電源のオン/オフができます。iPhone7・iPhone7 Plusは、音量を下げるボタンと電源ボタンを長押しします。
再起動しても解決されない場合に用いられるのが強制再起動です。
2. ボリュームボタンの掃除を行う
先ほどお伝えした様に、細かな汚れや皮脂などが溜まってしまっている場合は、まず付属物をすべて外してiPhoneのパーツを掃除しましょう。
掃除をする際には、本体の電源を切って、エアダスターやティッシュ等の柔らかいものを紙縒りのようにして掃除する方法が良いです。
この際、水気のあるものや液体洗剤なんかを使用してしまうと、本体内部に入り込んで他の箇所が故障してしまう原因にもなるので注意してください。
不安な場合は修理業者に依頼するのもひとつの手です。
3. iPhoneのiOSを最新にアップデートする
iOSを最新の状態にすることでこのようなバグが修正される可能性があります。
現在、利用しているiOSが最新のバージョンでないなら、アップデートを行いましょう。
iPhone本体からWi-Fiをご利用、またはパソコンからiTunesをご利用してアップデートができます。
iPhone本体からアップデートする手順は以下の通りです。
- ➊.デバイスを電源に接続し、Wi-Fiでインターネットに接続します。
- ➋.「設定」>「一般」の順に選択し、「ソフトウェアアップデート」をタップします。
- ➌.ソフトウェアアップデートのオプションが複数提示される場合は、インストールしたいものを選択します。
- ➍.「今すぐアップデート」をタップします。
- ➎.パスコードを入力してから、アップデートが開始されます。

※iPhoneの機種やOSのバージョンによって、画面の表示や操作が一部異なる場合があります。
4. iPhoneを修理に出す
今回ご紹介した対処法を全て試しても症状が改善されない場合は、iPhone本体が故障している可能性があります。
その場合、修理の依頼が必要です。iPhoneを修理するには、「Apple正規サービスプロバイダ」と「スマホ修理専門店」に依頼する2パターンがあります。
「Apple正規サービスプロバイダ」に持っていく場合、運送料や手数料は2~10万ほど高くなります。拠点が限られているので近くに住んでいない人はさらに交通費がかかることも。街のスマホ修理屋さんでは、前者と比べて価格差は1~2万円ほどあることも(ボタン修理など箇所によって異なります)。
とりあえず、自分に合ったパターンを選択してお気軽にご利用下さい。
(3)まとめ
iPhoneで動画を撮影したら勝手に音量が変わる原因と対処法について、ご参考になりましたでしょうか?
最後に、この記事の内容をまとめておきます。
-
➊.iPhoneの音量が変わる原因はいくつかあるので、原因によって対処法も異なる。
➋.勝手に音量が変更されると、まずは自分でできる対処法を試してみる。
➌.自力で改善できない場合は、iPhoneを修理に出す必要がある。
いずれにせよ、今記事を参考に、快適なiPhoneライフを取り戻しましょう!