【2024最新版】FLAC MP3 変換フリーソフトおすすめ6選!特徴・メリット・デメリットを徹底比較
FLACは優れた音質を持つ音声ファイルの一つで、近年ではハイレゾ音源のフォーマットの一つとしてよく利用されています。FLACは高音質を保っているものの、ファイルサイズが大きいです。パソコンやスマホのストレージを圧迫するだけでなく、他のデバイスに転送して保存する際にもかなりの時間がかかります。また、FLACはiTunesとの互換性がないので、iTunesに取り込んで再生することができません。
ということで、必要に応じてFLACからMP3へ変換することがおすすめです。今回は、FLACをMP3に変換する最も良いフリーソフトをご紹介します。また、各ソフトごとの特徴やメリット・デメリットも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
-
FLACとMP3の違いは?なぜMP3に変換するのか?
-
FLACと比べて、MP3は音質がやや劣るのがデメリットですが、容量が大きく節約できます。また、MP3の方が汎用性・互換性が優れて、ほとんどのデバイスやプレイヤーで再生できます。例えば、お使いの音楽プレイヤーがFLACに対応していない場合は、音声ファイルをFLACからMP3へ変換すれば問題なく再生できる可能性があります。
あまり音質にこだわりがなく、ストレージの容量を解放したい、転送時間を短縮したいという方は、FLACをMP3に変換することをお勧めします。
目次
おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフト
- 1. VideoProc Converter AI
- 2. Winxvideo AI
- 3. fre:ac
- 4. Helium Converter
- 5. XRECODE3
- 6. XMedia Recode
まとめ
おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフト#1. VideoProc Converter AI
- 【公式サイト】:https://jp.videoproc.com
- 【こんな人におすすめ】:初級者〜中級者
- 【動作環境】:Windows&MacOS
- 【日本語】:対応済み
VideoProc Converter AIの特徴
VideoProc Converter AIは、動画や音楽の変換・編集・ダウンロードなどの作業を初心者でも簡単に行える、世界的に有名な多機能動画処理ソフトです。単一または複数のFLACファイルをソフトに読み込んで、わずか3ステップでMP3に高速変換することができます。それに、「結合」機能が備わって、複数のFLACファイルを一つのMP3ファイルに変換して出力する場合に、とても役に立ちます。
他のオープンソースのFLAC MP3 変換フリーソフトより初心者に優しくて、インターフェイスが簡素化されているため、簡単に使い始めることができます。外部プログラムの導入が不要、煩わしい広告の心配が不要、まさに信頼性と安全性が高いFLAC MP3 変換フリーソフトです。
とにかく音楽変換・編集に何の知識もない方に適しているので、入門用ソフトとして十分だと思います。無料だといっても、変換に時間制限があるのは欠点です。
- メリット
- ✅ FLACやMP3、WAV、AAC、FLAC、AC3など多数の音声ファイルの相互変換ができる
- ✅ 変換の際に、元音源のIDタグ情報を保持したり、再編集したりすることが可能
- ✅ ハードウェアアクセラレーション技術を採用するため、他のツールより超高速変換が可能
- ✅ 「高品質エンジン」機能により、音質の劣化を最小限に抑える
- ✅ 出力ファイルの「ビットレート」や「サンプルレート」、「品質」などを設定できる
- ✅ 動画&音楽ダウンロード、DVD変換、録画、動画から音声抽出、動画編集などの機能も付き
- デメリット
- ❎ 時間制限なしでFLACをMP3に変換する場合は、有料ライセンスしかできない
おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフト#2. Winxvideo AI
- 【公式サイト】:https://www.winxdvd.com/winxvideo-ai-ja/
- 【こんな人におすすめ】:初級者〜中級者
- 【動作環境】:Windows
- 【日本語】:対応済み
Winxvideo AIの特徴
Winxvideo AIは VideoProc Converter AIと同様、定番の変換機能に加えて、AIで高画質化、動画圧縮、不要部分の切り抜き、デスクトップ録画・画面キャプチャー、ノイズ除去、静止画抽出などよく使われる機能が一通り入っており、音質調整、ビットレートやサンプルレートの変更も対応しています。UIデザインがシンプルで、機能も分かりやすく整理されているので、シニアも初心者の方でも簡単にFLAC MP3変換が楽しめます。
さらに420以上の動画ファイル形式や200以上の音声ファイル形式に対応しています。FLACやMP3だけでなく、他の変換ツールでは扱えないようなファイル形式でも、Winxvideo AIを使えば簡単に変換できるでしょう。
- メリット
- ✅ 動作が軽く、一目で分かりやすいUIで操作も分かりやすい
- ✅ MP3やAAC、WMAなどの音声ファイルに対応しており、人気のWeb形式もサポート
- ✅ トリミング、クロップ、ノイズ除去などの基本的動画編集機能を一通り備える
- ✅ FLAC MP3変換のほか、動画・写真のAI高画質化、AIフレーム補間、AI手ブレ補正、GIF作成、動画圧縮、動画キャプチャ、静止画抽出など機能もあります。
- デメリット
- ❎ CDAファイルに対応できない
- ❎ 音量調整などの音声編集機能が足りない
- ❎ 無料版は機能に若干の制限がある
おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフト#3. fre:ac
- 【公式サイト】:https://www.freac.org/ja/downloads-mainmenu-33
- 【こんな人におすすめ】:初級者〜上級者
- 【動作環境】:Windows&MacOS&Linux
- 【日本語】:対応済み(ダウンロードページは英語のみ)
fre:acの特徴
fre:acはオープンソースでマルチプラットフォームで動作できる、無償で使えるオーディオ変換ソフトです。主にWindowsやmacOS、Linux、FreeBSDに対応しています。
fre:ac はMP3、FLAC、AAC、OGG Vorbisなど形式の音声ファイルを相互変換し、音楽CDをリッピングすることもできます。デフォルトの設定で初心者でも安心でFLACからMP3への変換ができます。さらに、細かく設定(モードや出力品質など)をすることができますので、上級者にも適しています。だが、オープンソースのソフトでサポートを提供していないので、使用に何か困ったことがあったら、知恵袋に質問したり、ネットから情報を集めたりして解決しかできませんね。
- メリット
- ✅ MP3、FLAC、AAC、WMA、Wave、WAV、Ogg Vorbis、Speex、Bonkなどに対応しており、それぞれ相互変換が行える
- ✅ 元のファイルに書き込まれていたアーティスト名や曲名などのタグ情報を保ったまま変換ができる
- ✅ 音楽CDのリッピングと再生機能が搭載されている
- ✅ Winampのプラグインを使って読み込み可能な形式を増やすこともできる
- ✅ ポータブル版があって、USBにコピーしたり他のPCに移動したりすることが便利
- デメリット
- ❎ 使用中、エラーがよく発生する
おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフト#3. Helium Converter
- 【公式サイト】:https://helium-audio-converter.softonic.jp/
- 【こんな人におすすめ】:初級者
- 【動作環境】:Windows
- 【日本語】:対応済み
Helium Converterの特徴
Helium Audio Converterは、簡単操作でFLACをMP3の形式に変換できるフリーソフトです。インターフェイスが非常にシンプルで使いやすく、ドラッグ&ドロップするだけで変換したい音声ファイルを追加できます。
今は配布終了する状態なので、第三者サイトから入手するしかできません。そのため、ダウンロード・インストールする時、ウイルスなどの悪質なコードやプログラムに感染したり、個人情報・プライベート情報を漏洩したりする危険性があるのです。
- メリット
- ✅ WAVE、MP3、WMA 、FLAC、WV、M4A、AAC、MP4、OGG、MPCなど音声ファイルを相互変換できる
- ✅ MP3、FLAC、OGG、WVに変換する場合、「音量の均一化する」機能で音量を正規化に行える
- ✅ 複数のファイルをまとめて変換できたり、出力音声の品質を設定して変換できたりする機能がある
- デメリット
- ❎ 第三者が運営するソフト配布サイト等から入手するしか無い
- ❎ DRM(コピー保護)音楽ファイルの変換はサポートされていない
おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフト#4. XRECODE3
- 【公式サイト】:https://xrecode.com/
- 【こんな人におすすめ】:中級者〜上級者
- 【動作環境】:Windows&MacOS
- 【日本語】:対応済み
XRECODE3の特徴
XRECODE3は配布終了した「xrecode II」の後継となる、多くのフォーマットに対応したオーディオコンバーター/音楽変換ソフトです。FLAC、MP3などの音楽ファイルを変換できるだけではなく、FLAC+CUE形式のイメージをトラックごとに分割、テンポや周波数の変更、タグ編集、ファイル分割や統合、無音除去などの機能も備わっています。
多機能でありながら、30日間しか無料で試用することができません。ですが、この試用期間はバージョンごとにリフレッシュされるため、異なるバージョンのものを使えば、無料試用期間が延長されます。
- メリット
- ✅ MP3・M4A・M4B・MP4・WAV・WMA・FLAC・APE・WV・TTA・OGG・AC3・DTS・ALAC・OPUS・TAK・OFR・AIFF・SWF等音声フォーマットに対応している
- ✅ ビットレートや圧縮率などの出力形式を細かく設定できる
- ✅ テンポや無音部分の除去、メタデータの編集など機能が搭載されている
- デメリット
- ❎ パソコンの性能が低いことで正しく動作しない場合がある
おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフト#5. XMedia Recode
- 【公式サイト】:https://www.xmedia-recode.de/en/download.php
- 【こんな人におすすめ】:上級者
- 【動作環境】:Windows
- 【日本語】:対応済み
XMedia Recodeの特徴
XMedia Recodeは幅広いの動画&音声フォーマットに対応している変換フリーソフトです。変換の際には、フレームレート、ビットレート、エンコード方法などを詳細に設定することができます。
また、XMedia Recodeは無料ですが、有料ソフトと同様の機能を利用できるのが嬉しいポイントです。音声変換をはじめ、動画&DVDファイルの変換、動画&音楽編集様々な機能が付いています。
豊富な機能が搭載されている一方で、設定項目が多くて相応の知識がないと使いづらいと思っている方が多くいます。要するに、初心者の方やエンコードだけを行いたい方には向いていませんね。
- メリット
- ✅ FLAC MP3 変換はもちろん、様々なフォーマットへの変換を行える
- ✅ 変換機能の他、回転、インターレース解除、色調・明るさ補正、ノイズ軽減、字幕合成、黒塗りの追加、解像度変更などの編集機能も付いてる
- ✅ モバイル機器( iPhone/iPad/Apple TV/iPod、各種Android 端末など)に多く対応
- デメリット
- ❎ 変換速度が遅い
- ❎ 使いこなせるまで時間がかかる
まとめ
高音質で音楽を楽しむならFLACファイルで十分ですが、「どんな機器でも問題なく音楽を再生できる」「大量の音楽ファイルを保存したい」という場合なら、MP3ファイルへの変換をおすすめします。
今回は、おすすめのFLAC MP3 変換フリーソフトをまとめて紹介しました。
無料でなんの制限もなく使えるソフトがありますが、安全性や信頼性はあまり高くないです。また、無料体験版が提供しているものの、すべての機能を使用するためには、有料版への登録が必要になるものも存在します。
どちらが良いとは一概に言えませんが、まずはいろいろと試してみて、実際に使用してから自分に合ったソフトを選択してください。
今主流のビデオ・オーディオコーデックに対応し、専門的な知識は不要で、クリックするだけで動画変換が手軽にできます。先進的なAI技術搭載で、作業速度・出力品質が素晴らしいです!