【無料&安全】 MP3カット編集におすすめするPC用ソフト&iPhone用アプリ等を紹介!
自作の音声ファイルでも、ネットから拾った音楽でもかかわらず、着メロを作成するためかカットして編集したいかもしれません。
今回の記事では、初心者向け、MP3ファイルをカットしたり、いらない部分だけ切り取ったりできるPC用フリーソフト、iPhone用アプリ、さらにインストール不要なオンラインサイトもピックアップしておすすめします。
<この記事の目次>[非表示表示]
(1)Windows10で使えるMP3カットフリーソフト
(2)iPhone用MP3カットアプリ
(3)無料なMP3カットオンラインサイト
(4)カットによってMP3ファイルの音質は劣化するか
無料なWindows10で使えるMP3カットフリーソフト
PC用MP3カットフリーソフトおすすめ理由↓↓↓
基本的に、スマホアプリはどんなに進化しても限界あります。
現時点で機能面も性能面もPC用ソフトと比べ物になりません。
例えば、複数ファイルを同じ長さに揃えて一括でトリミングしたり、最初または最後な部分だけカットするではなく、途中の部分を切り取ったりするのは、PC用MP3カットフリーソフトなら安心します。
1.「mp3DirectCut」
mp3DirectCutとは、海外製音声編集が可能なフリーソフトです。無料でも十分な機能が揃っております。
MP3ファイルのカットや指定部分の削除はもちろん、繰り返し再生、音声を適正な音量に調整するノーマライズ、フェードイン・フェードアウトなどの効果、ID3タグの編集、マイクの録音も簡単にできます。
通常ソフトなら、カット編集くらいの作業でも再エンコードが必要になるので、音質の劣化が必ずと言ってもいいほど発生してしまいます。
それに対して、mp3DirectCutのほうがデコードや再エンコード無しでMP3を分割や結合ができるのでとても重宝されています。
ただし、このMP3カットフリーソフトは名前の通りに、MP3しかサポートしないように開発されて自由度が低いです。
もっと読む:やり方付き|MP3変換フリーソフトをおすすめ!無料・安全で>>
2.「Audacity」
Audacityとは、オープンソースとして開発されたマルチトラック対応の音声編集フリーソフトです。
Linux、WindowsやmacOSのいずれも環境で起動することができます。
Audacityでできることがいろいろあります。MP3をはじめ様々な音声ファイルをカット・結合するのは基本中の基本です。
その上で、複数音声を合成する機能、録音、フェードイン、フェードアウト、ピッチの変更、ヴォーカル除去、無音化、ノイズのジェネレーターなどのエフェクト効果も搭載されています。
また、Audacityには、第三者のプラグインも導入できるので、機能の拡張も容易です。「mp3DirectCut」より、自由度がかなり高いです。
ただし、欠点として、MP3、AAC系列には別途コーデックが必要になります。コーデックは無料でAudacity経由でダウンロードすることができます。
もっと読む:【Windows/Mac】MP3編集フリーソフトおすすめ9選:無料/簡単にMP3ファイルを編集>>
3. 「SoundEngine」
SoundEngineとは、ステレオ/モノラルな音声データを波形編集できる国産ソフトウェアです。
無料で使いたい方向け、フリーウェアとシェアウェアのバージョンとも用意されています。
すぐれた編集機能ではなく、必要十分な機能を提供するというイメージがあります。
標準ではwaveファイルのみサポートしているが、プラグインの導入によってMP3も読み込んでカットなどを編集を行えます。
そして、切り取り、コピー、削除、切り抜き、ミックス、クロスフェード、リバース、連結、無音化などの編集機能を備えます。
それ以外、録音機能と再生機能も利用できます。
つまり、SoundEngineは、パソコンで録音、編集・効果付加、再生を行うためのソフトになります。
MP3カットフリーソフトだけとして使うのはややもったいないという感じがします。
もっと読む:【無料&高音質】MP3変換フリーソフト8選をおすすめ!320kbps対応!>>
(2)無料なiPhone用MP3カットアプリ
iPhone用MP3カットアプリおすすめ理由↓↓↓
PC不要でiPhoneだけでMP3カット作業を行えるところは便利です。
それに、SNSへ投稿する機能も一通り備えて、カット後の音楽ファイルは直接にSNSへアップして共有することも可能です。
1.「EZAudioCut - 簡単なオーディオカット」
EZAudioCut - 簡単なオーディオカットとは、オーディオ波形をカットや長時間の録音に対応したiPhone iPad用アプリです。
最初は360円で販売されていたが、現時点でApp Storeから無料でダウンロードすることができます。
MP3は言うまでもなく、M4A、AAC、MP2、MP3、WAV、AIF、MOV、MP4などの読み込みと出力も可能です。
スマホアプリとしても、PC用ソフトに劣らなくて高精度ズームでオーディオを切り取ったりできるので魅力です。
それに、音声の録音やMP3や他のオーディオの加工も簡単にできます。
ダウンシフト、アップシフト、リバーブ、ゲインなどの豊富なオーディオエフェクターが使えます。
その上、編集後のMP3ファイルを直接にメールやYouTube、Twitter、LINE、InstagramといったSNSに投稿することもできます。
2. 「Mp3 Cutter - オーディオ カッター」
Mp3 Cutter - オーディオ カッターとは、機能面では最も純正なMP3カットアプリと個人的にそう思います。
主にオーディオソング、音楽ファイルのお気に入りの部分をカットするため開発されて、iPhoneの着信音、アラーム、通知音などを作成するために最もよく使われています。
それに、カット後の作品をSNSサイトやアプリケーションへアップして友達と共有することもできます。
また、MP3以外、AIFF、WAV、M4Aおよび他のほとんどの音楽フォーマットをサポートしています。
他のPC用MP3カットフリーソフトや、iPhone用MP3カットアプリと比べて、 このアプリはMP3カット編集機能以外、最低限の機能のみ搭載するという印象が深いが、初心者にとって利便性が高いものです。
3. 「iOS版のGarageBand」
GarageBand(ガレージバンド)とは、アップルが開発・販売するmacOS/iOS用の初心者向けの音楽制作ソフトウェアでです。
バンドサウンドを基盤としてiPhone画面で楽器を演奏しながら音を打ち込み、曲を作っていくのはその最大な特徴です。
いま、2014年9月1日以降にアクティベート・購入したiPhoneはアプリ版のGarageBandを無料でダウンロードと利用することができます。
このアプリは好きなように音楽を作成可能以外、iPhoneからMP3などの音楽ファイルを読み込んでカットしたりなどの編集も対応できます。
ただし、曲の作成に興味がなく、MP3カット作業だけをしたい方にとって、GarageBandは不思議な機能が多くて使いづらいと、有用性が低下するかもしれません。
とりあえず、GarageBandに一回挑戦してみれば、その面白さが見つかると思います。
(3)無料なMP3カットオンラインサイト
MP3カットオンラインサイトおすすめ理由↓↓↓
インストール不要でネット環境と接続するだけで使えます。
1.「Online Audio Cutter」
公式サイト:https://mp3cut.net/ja/
Online Audio Cutterとは、ブラウザでMP3のようなオーディオトラックをカットする無料なオンラインサイトです。
ソース音楽ファイルをローカルフォルダ(DropboxとGoogle DriveもOK)から読み込むことができます。
それに、MP3を含め300種類を超える音声フォーマットと動画フォーマットがサポートしています。
使い方も一見する分かるほど簡単です。対象のMP3ファイルが読み込まれたら、スライダーを動かして切り出したい範囲を選択できます。
そして、「保存」ボタンをタップするだけで切り出したMP3ファイルをダウンロードできます。
それに、MP3はもちろん、M4R (iPhone 着信音用) / M4A / WAV /FLACでも保存できます。
ちなみに、カット編集以外、Online Audio Cutterはフェードイン・フェードアウト機能もも備えます。
2. 「Audio Trimmer」
公式サイト:https://audiotrimmer.com/
Audio Trimmerとは、セミナーや議事録などの音声ファイルを部分的に切り出したいとき無料で使えるオンラインツールです。
機能も使い方も「Online Audio Cutter」と大抵同様です。そのため、このサイトは英語で表示されていても、初めての方でも抵抗心がなく快適に使い始められると思います。
そして、スライドバー上で緑のスライダー2か所をドラッグで移動させて切り出し範囲を選択することできます。
また、切り出したいタイミングの秒数をCrop fromとtoに入力して、秒数を指定することによってトリミングする範囲を選択することもできます。
そして、Audio TrimmerもiPhone着信メロの作成(iPhone 着信音用フォーマットM4Rで出力可能)、フェードイン・フェードアウト機能があります。
(4)カットによってMP3ファイルの音質は劣化するか
オーディオファイルの音質はフレームとビットレートに関わっています。
MP3では音声はフレームと言う小さい単位に分けられて圧縮されています。1フレームは1152サンプルと規格で決まっているので、例えばサンプリング周波数44.1kHzなら1フレームの長さは約0.026秒です(1/44100×1152≒0.026)。
ビットレートは各フレームごとに設定でき、32〜320kbpsまでの固定値14種類からの選択(MPEG-1の場合)です。
全フレームを同じビットレートにしたものをCBRと呼び、CBRではそれがそのままファイル全体の平均ビットレートともなります。従って、CBRの場合は部分的にカットしてもファイル全体のビットレートは変わりません。
一方、フレームごとに圧縮難易度によりビットレートを変えるVBRの場合は、当然カット内容によりファイル全体の平均ビットレートは微妙に変わります。
現在、音声ビットレートは1920kbpsが限界です。 この範囲でビットレートが高いほど音質が良くなります。
ビットレートは下がると、音質はソースファイルより劣化してしまいます。つまり、MP3ファイルのカットによってビットレートが変わって音質が落ちてしまうことが可能です。
ただし、Windows10で使えるMP3カットフリーソフト「mp3DirectCut」なら、各フレームの音声データを弄らないので音質の変化はないと考えばいいです。