【Windows 11/10対応】Snipping Toolショートカット最新版|設定・変更、画面録画、起動しない時の究極対処法

パソコン作業中、「この画面を、今すぐキャプチャして共有したい!」と感じたことはありませんか?そんな時に役立つのがWindows標準搭載の「Snipping Tool」です。
現在、Snipping Toolは単なるスクリーンショットツールを超え、AI機能による文字認識や画面録画など、驚くほど多機能に進化しています。そして、これらの機能を最大限に活用する鍵がショートカットキーです。
この記事では、最新バージョンに対応したSnipping Toolの基本から応用までのショートカットキー、作業効率を飛躍的に高める設定方法、進化した画面録画の活用法、そして「急に動かなくなった!」という時の対処法まで、詳しく解説します。
目次
最新版のSnipping Toolの基本情報
【Windows 11/10対応】Snipping Toolショートカット完全ガイド
Snipping Toolショートカットキーのカスタマイズ方法
Snipping Tool画面録画のショートカットで操作説明が捗る!
ショートカットが効かない!Snipping Toolが起動しない時の究極対処法
まとめ
最新版のSnipping Toolの基本情報
Snipping Tool(スニッピング ツール)は、Windowsに標準搭載されている多機能なキャプチャーツールです。直感的な操作で、画面の静止画(スクリーンショット)や動画(画面録画)を簡単に撮影できます。
静止画の切り取りモードは、四角形、ウィンドウ、全画面、自由形式の4種類から選択可能です。Windows 11では画面録画機能が追加されたほか、画像内の文字を認識してテキストデータとしてコピーできる「テキスト アクション」機能など、単なるキャプチャに留まらない便利な機能が多数搭載されています。最新のバージョンでは、この「テキスト アクション」機能により、スクリーンショット内の表をテキストデータとしてコピーする機能も追加されています。
- Snipping Toolの主な機能
- ➡️ 静止画キャプチャ:四角形、ウィンドウ、全画面、自由形式の4種類の切り取りモード
- ➡️ 画面録画:PC画面の操作を動画として記録(Windows 11以降)
- ➡️ テキストアクション(OCR):画像内の文字を認識しテキストデータとして抽出
- ➡️ 編集機能:ペンや蛍光ペンでの書き込み、図形の追加
【Windows 11/10対応】Snipping Toolショートカット完全ガイド
Snipping Toolを効率的に使う上で、ショートカットキーの習得は必須です。以下の表に主要なショートカットキーをまとめました。
@、必須ショートカットキー
ショートカットキー | 機能 | 備考 |
Windows + Shift + S | Snipping Toolを起動(領域選択モード) | 最も基本的なショートカット |
PrintScreen (PrtSc) | 画面全体をキャプチャ | 設定によりSnipping Tool起動にも可能 |
Alt + PrintScreen | アクティブウィンドウのみキャプチャ | |
Windows + PrintScreen | 画面全体をキャプチャし自動保存 | |
Windows + Shift + R | 画面録画を即スタート | Windows 11以降 |
Windows + Shift + T | 画像から文字を即抽出 | Windows 11以降 |
A、知っていると便利な追加ショートカット
Snipping Toolの基本的なショートカットに慣れたら、さらに作業効率を上げるための追加ショートカットも覚えましょう。
ショートカットキー | 機能 |
Alt + M | 切り取り領域モード(四角形、ウインドなど)を選ぶ |
Alt + N | 最後に実行したモードと同じモードで新規作成 |
Alt + D | キャプチャを1〜5秒遅延 |
Shift + 方向キー | カーソルを移動して切り取り領域を選択 |
Ctrl + C | 切り取り領域をクリップボードにコピー |
Ctrl + S | 切り取り領域を保存 |
Ctrl + Z | 操作を元に戻す |
Snipping Toolショートカットキーのカスタマイズ方法
Snipping Toolの標準ショートカットでは物足りない、もっと使いやすくしたいという方には、カスタマイズ機能がおすすめです。
PrintScreenキーで領域切り取りを起動する
Windows + Shift + Sの3キー同時押しが面倒な場合は、PrintScreenキーにSnipping Toolの起動を割り当てることができます。
- 1設定(ショートカットキー「Windows + I」)を開きます。
- 2左側のメニューから「アクセシビリティー」→「キーボード」を選択します。
- 3「プリントスクリーンのショートカット」までスクロールします。
- 4「PrintScreen キーを使用して画面キャプチャを開く」という項目を見つけ、その横のスイッチを「オン」にします。
この設定を有効にすると、従来のようにPrintScreenキーを押しただけで画面全体がクリップボードにコピーされる動作から、Snipping Toolの領域選択モードが起動する動作に変更されます。キャプチャ後は、通知領域にプレビューが表示され、クリックすれば画像の編集や保存が行えます。
Snipping Tool画面録画のショートカットで操作説明が捗る!
現代のSnipping Toolは静止画キャプチャだけでなく、画面録画機能も備えています。特にWindows 11のSnipping Toolには、画面録画(ビデオクリップ)機能が追加されており、特別なソフトなしでPC画面を録画できます。
- 1Snipping Toolの起動と録画モードへの切り替え
- 方法1(推奨):Windows + Shift + R キーを押すと、範囲選択モードで直接起動します。
- 方法2:Windows + Shift + S キーを押した後、画面上部のバーで「画面録画」アイコンを選択します。
- 方法3:スタートメニューから「Snipping Tool」を起動し、アプリ内の「録画」ボタンをクリックしてから 「+新規」 を選択します。
- 2録画範囲の選択
- 画面が薄暗くなりカーソルが十字に変わるので、録画したい範囲をドラッグして指定します。範囲選択後も、点線の枠の端や角をドラッグしてサイズを変更したり、枠の内側をドラッグして移動したりできます。
- 3録画開始
- 指定した範囲の近くに表示される「スタート」ボタンをクリックします。カウントダウン後に録画が始まります。
- 録画開始前の操作パネルで、「マイク」 と 「サウンド」(システムオーディオ) のオン/オフを切り替えられます。Snipping Toolでは、マイクからの音声に加えて、PC内部で再生されているシステム音(例:YouTubeの音声)も録音可能です。
- 4録画の停止
- 録画を終了したい場合は、画面に表示されるツールバーの 「停止」 ボタンをクリックするか、Windows + Shift + R キーを押します。録画を停止すると、自動的にプレビュー画面が表示されます。
- 5動画の保存
- プレビュー画面で 「保存」 アイコン(フロッピーディスクの形)をクリックし、保存場所とファイル名を選んで保存します。ファイル形式はMP4です。なお、設定により録画終了後に動画が自動保存される場合もあります。





ショートカットが効かない!Snipping Toolが起動しない時の究極対処法
「いつも使っているショートカットキーが、突然反応しなくなった…」そんな時のために、原因と解決策をまとめました。慌てずに、上から順番に試してみてください。
対処法1:PCを再起動する
多くのPCトラブルは、再起動することで解決します。まずは基本に立ち返り、PCを再起動してみましょう。一時的なシステムの不具合であれば、これだけで直ることがほとんどです。
対処法2:Windows Updateを実行する
お使いのWindowsが最新の状態でないために、不具合が発生している可能性があります。Windows Updateを確認し、保留中の更新があればすべて適用してください。
- @、「設定」→「Windows Update」を開きます。
- A、「更新プログラムのチェック」をクリックし、最新の状態に更新します。

対処法3:Snipping Toolアプリを修復・リセットする
アプリ自体に問題が発生している可能性があります。Windowsの設定からアプリを修復、またはリセットすることで問題が解決する場合があります。
- @、Windowsキー + Iキーで「設定」を開きます。
- A、左メニューの「アプリ」から「インストールされているアプリ」をクリックします。
- B、アプリの一覧から「Snipping Tool」を探し、右側の「…」(縦三点リーダー)をクリックして「詳細オプション」を選択します。
- C、まずは「修復」をクリックします。アプリのデータは消えずに不具合が修正される可能性があります。「修復」で改善しない場合は、「リセット」を試します。こちらはアプリが初期状態に戻りますが、より強力な解決策です。

対処法4:バックグラウンドアプリの権限を確認する
Snipping Toolがバックグラウンドで正常に動作する権限がないと、ショートカットから起動できない場合があります。
- @、上記と同じ「詳細オプション」画面(設定 > アプリ > Snipping Tool > 詳細オプション)を開きます。
- A、「このアプリをバックグラウンドで実行する」という項目を探し、プルダウンメニューから「常にオン」を選択します。

対処法5:他の常駐ソフトとの競合を確認する
特定のキー操作を横取りしてしまう別のソフトウェアが起動していると、Snipping Toolのショートカットが効かなくなることがあります。
特に、グラフィック系のツールやキーボードカスタマイズソフトなどを利用している場合は、一度それらのソフトを終了させてから再度ショートカットを試してみてください。
対処法6:代替ツールを使用する
上記の対処法で解決しない場合、一時的にSnipping Toolの代替ツール(例:切り取り&スケッチ、VideoProc Converter AIなど)を試すことも有効です。

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- VideoProc Converter AIの概要
- VideoProc Converter AIは、動画編集から画面録画までこなすオールインワンのソフトウェアです。その中でも特に実用的なのが、高性能な画面録画機能です。
- この機能は、GPUアクセラレーション技術を活用し、PC画面の操作やゲームの実況などを高フレームレートかつ高解像度で滑らかに記録できます。システムが出力する音声とマイクからの音声を同時にクリアな音質で録音できるため、ゲーム実況やソフトウェアの操作解説動画の作成に最適です。
- 録画中には、画面に矢印や図形、テキストを直接書き込むことが可能。視聴者に伝わりやすい、わかりやすい動画をその場で作り上げていくことができます。
- さらに、このソフトウェアの真価は録画だけにとどまりません。録画した動画をそのままソフト内でAIによって高画質化(超解像)したり、フレームレートを向上させて滑らかな動きにしたりする処理が可能です。これにより、録画から編集、画質向上まで、一連の作業を一つのソフトでスムーズに完了できる点が最大の魅力と言えるでしょう。
VideoProc Converter AIでショートカットキーを使用して画面を録画する方法
以下では、VideoProc Converter AIのショートカットキーを活用してパソコン画面を録画する手順をご説明します。
Step1:ソフトの起動と録画モードの選択
「VideoProc Converter AI」を起動し、ホーム画面にある「録画」ボタンをクリックします。

Step2:録画範囲と音声の設定
画面上部の「画面録画」を選択します。録画範囲は「クロップ」機能で調整可能です(初期設定はデスクトップ全体です)。
「スピーカー」または「マイク」のアイコン横のチェックボックスをオン/オフし、システム音やマイクからの音声を必要な組み合わせで選択できます。
Step3:録画の開始・注釈追加・終了
「REC」ボタンをクリックするか、ショートカットキー「Ctrl + R」を押すと録画が開始されます。
録画中は「Ctrl + Alt + Shift + T」を同時押しすることで、画面に矢印や図形、テキストを直接書き込めます。
録画を終了する場合は、「Ctrl + Shift + Alt + R」(Windows)または「Command + R」(Mac)を押すか、ソフト画面の「STOP」ボタンをクリックしてください。

まとめ
Snipping ToolはWindows標準ツールでありながら、ショートカットキーと各種機能を組み合わせることで、非常に強力な作業ツールになります。
- ➡️ 基本は Windows + Shift + S
- ➡️ Print Screenキーを設定すればワンタッチ起動が可能
- ➡️ 画面録画は Windows + Shift + Rで素早く開始
- ➡️ 文字抽出は Windows + Shift + Tで即実行
- ➡️ 起動しない時は「再起動」「アプリの修復・リセット」「代替ツール」を試す
これらのショートカットを使いこなせば、日々のPC作業がより効率的になるでしょう。まずはPrint Screenキーの設定を見直して、今日から「爆速スクリーンショット生活」を始めてみませんか?