近年流行っている切り抜き動画。トレンドにのって切り抜き動画を自作してみようと考えている人も多いかもしれませんが、実際に自分で活用するとなると何から始めたらいいのか分からないです。

この記事では、切り抜き動画を作ってみたい方にTwitter切り抜き動画作り方、作るときのコツなどについてご紹介します。ぜひ最後まで内容をご覧ください！

Twitter切り抜き動画とは

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  切り抜き動画とは、既に完成または公開されている長時間動画（主にライブ配信）の中で、反響のあったシーンなどを第三者によって切り抜いて、テロップなどの編集を加えた上で再投稿されたもので動画のことです。

ライブ配信は、YouTuberがアーカイブに残さないケースやアーカイブがあったとしても追加での編集がしづらく、長尺になりやすい傾向にあります。ライブ配信者側の視点に立つと、編集（カット、テロップ、BGMなど）しなくて済むからとても簡単です。

しかし、手軽に、そして要点だけ知りたい人にとっては、切り抜き動画のように短くまとめた動画のほう方が見やすく、時間が無くても要点だけを掻い摘んで見ることができます。

視聴者側だけでなく、作り手側にも切り抜き動画がメリットがあります。実際に、切り抜き動画のほうが、もとになった動画よりも再生回数が多いです。切り抜き動画を作る目的で多いのは、チャンネルを収益化するためです。YouTube、Twitterなどのチャンネルをの収益化の条件をクリアさえすれば、継続して収益を得ることが可能です。

Twitter切り抜き動画は著作権法に触れてしまわないのか？

無断で投稿すれば基本的に著作権法違反

結論から言うと、切り抜き動画は、無断で投稿すれば基本的に著作権法違反にあたります。他者の生配信や動画などを勝手に加工し投稿すれば、仮に自分で編集していようとも著作権を侵害しています。

しかし、著作権侵害は「親告罪」にあたり、著作者が訴えないかぎり罪に問われることはありません。現状、ネット上に多数投稿されている切り抜き動画は黙認されているだけのものがほとんどです。

ただ、訴えられないとは限らないため、切り抜き動画の投稿はリスクがあると考えたほうがいいでしょう。悪質な編集を行っていたり、目に余るほど莫大な収益を得たりすれば、訴えられる可能性は高まります。訴えられずとも、無断で行うことは違法に変わりありません。切り抜き動画を作りたい人は、著作権者の許可を取ったほうがいいと思います。

著作権者の許可を取れば合法

切り抜き動画は著作権者、つまり生配信や動画の投稿主に許可を取れば合法的にアップロードできます。

なかには、オリジナル動画の著作権者に収益配分を行っている切り抜き動画投稿者もいます。有名なのは、2チャンネル（現5ちゃんねる）の創設者であり配信者としても有名なひろゆき氏の切り抜き動画です。ひろゆき氏は収益配分することを条件に、自分の配信の切り抜き動画を認めています。

著作権侵害はどのような罰則があるか

許可を取っていない切り抜き動画が著作権者に著作権侵害として訴えられてしまった場合、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金が科せられる可能性があります。その他にも損害賠償や不当利得の返還請求など、著作権者は民事上の手続きで直接金銭を要求することも可能です。

Twitter切り抜き動画を作りたいという人は、必ずオリジナル動画の著作権者に許可を取るようにしましょう。

Twitter切り抜き動画を作る際に必要なもの

切り抜き動画は必要な機材やツールも少なく、誰でも簡単に作成できる点もメリットの1つです。それでは、切り抜き動画を作る際に必要なものを具体的に紹介していきます。

切り抜き動画を作る際に必要なものは、以下の3つです。

• �@、PC・スマホ・タブレット
• �A、動画保存ソフト・アプリ
• �B、動画編集ソフト・アプリ

�@、PC・スマホ・タブレット

これらの端末は切り抜き動画の元となる配信を編集・加工する際に必要です。動画というと、パソコンで行うのが一般的な印象ですが、切り抜き動画自体はカットとテロップ挿入を基本に、BGMや効果音の挿入が中心となります。そのため、スマートフォンでも作成可能です。

�A、動画保存ソフト・アプリ

切り抜きたい動画を保存しなければ、そもそも編集が行えないので、切り抜き動画を作るためには、動画保存ツールで切り抜き動画の元となる動画を保存する必要があります。

もし、パソコンで動画を保存するなら「5KPlayer」、スマホでの場合「Clipbox」がオススメです。パソコンやスマホ直接インストールができ、操作も難しくありません。

�B、動画編集ソフト・アプリ

切り抜き動画は名前のとおり、動画を切り抜く必要があります。そのため、パソコンでTwitter切り抜き動画を作る場合動画編集ソフト、Android,iPhoneでTwitter切り抜き動画を作る場合編集アプリが必要です。

Twitter切り抜き動画の作成は難しい加工や編集は行わなく、切り貼り機能さえできればどんなツールでも大丈夫なので、予算がなければ無料の動画ツールで問題ありません。

【パソコン】Twitter切り抜き動画の作り方

事前準備が整ったら、実際にTwitter切り抜き動画を作っていきましょう。次はまずPCでTwitter切り抜き動画を作る手順について解説していきます。

動画編集ソフトでTwitter切り抜き動画を作る

今回、使っている動画編集ソフトは「VideoProc Vlogger」は、無料な動画編集ソフトで、カット編集だけでなく、テロップを挿入したり、BGMや効果音をつけたりするなどの機能も搭載されています。

VideoProc Vloggerの特徴は、以下のとおりです。

• ● 動画を読み込んで切り抜き作業を行える
• ● 多形式動画にに対応
• ● 無料でウォーターマークなし
• ● かなり色々なことが出来る
• ● 操作がシンプルで動作が軽い

VideoProc VloggerでTwitter切り抜き動画を作る方法：

• 1、　Twitter切り抜きたい動画をパソコンに保存します。
  PCやスマホでTwitterの動画を保存する方法＞＞
• 2、　VideoProc Vloggerを起動して、トップ画面が表示されて、「新規プロジェクト」をクリックし、プロジェクト名、保存先、動画の解像度（幅X高）、フレームレート（FPS）を設定します。



• 3、　「＋動画」をクリックするか、直接にソフト内にドラッグ＆ドロップすることで切り抜きたい動画をソフトに読み込ませて、下部のタイムラインにドロップ＆ドラッグすると編集が可能になります。



• 4、　タイムラインで再生のカーソルをカットしたい部分の開始位置に移動してから、ツールバーにある「分割」アイコンをクリックします。そして再生のカーソルをトリミングしたい部分の終了位置に移動して「分割」をクリックします。不要な動画ファイルを右クリックして「削除」を選択すると、不要な個所が削除されます。



• 5、　「タイトル」をクリックし、「字幕」と「タイトル」のところでは、様々なスタイルのタイトルがあります。好きな字幕やタイトルスタイルをタイムラインにドラッグ＆ドロップすると、自動的に「字幕トラック」を生成します。右上側のインスペクタでは、テキストを入力して、文字のフォント、サイズ、位置を設定することができます。



• 6、　最後には、「書き出し」ボタンをクリックします。表示された画面で動画のファイル名、保存先、ファイル形式、動画・音声のの品質等を設定してから「開始」ボタンを押すと、Twitter切り抜き動画がパソコンに保存することができます。

【スマホ】Twitter切り抜き動画の作り方

次はスマホでTwitter切り抜き動画を作る手順について解説していきます。

動画編集アプリでTwitter切り抜き動画を作る

今回、使っている動画編集アプリ「CapCut」は、スマホで簡単に高度な動画編集を行えるアプリで、TikTokやInstagramリールを作成する際にも活用されています。

動画SNSアプリのTikTokなどを運営する中国企業、ByteDance社の動画編集アプリで、PC用動画編集ソフトにも劣らぬ豊富な編集機能を搭載しております。ハイクオリティな動画編集をスマホ1つで完結できることから、多くのユーザーから人気を集めています。

iOSとAndroid、両方のスマートフォンでCapCutの利用が可能です。

CapCutの特徴は、以下のとおりです。

• ● 初心者でも手軽に操作できるカット編集機能を搭載
• ● 著作権フリーの音楽を挿入できる
• ● スタンプ機能やテキスト機能を利用できる
• ● iOS端末・Android端末の両方に対応している
• ● 逆再生・速度変更も可能

CapCutでTwitter切り抜き動画を作る方法：

• 1、　Twitter切り抜きたい動画をスマホに保存します。
  PCやスマホでTwitterの動画を保存する方法＞＞
• 2、　CapCutを起動し、「新しいプロジェクト」をタップして使いたい切り抜き動画を選択し「追加」をクリックします。



• 3、　画面下部のメニューから「編集」をタップし、動画のタイムラインを左右にスライドさせ、切り取りたいところで「分割」をタップすると、複数のシーンに分割できます。



• 4、　不要なシーンをタップし、画面下部のメニューから「削除」をタップすれば、動画の切り取りが可能です。



• 5、　画面下部にあるメニューから「テキスト」をタップし、「テキストを追加」をタップします。画面内に表示されたテキストは、タップすると位置やサイズ、フォントなどを設定できます。同じ方法を繰り返し、複数のテキストを追加することも可能です。



• 6、　「オーディオ」をタップして、SE（効果音）とBGMを追加できます。



• 7、　画面右上のボタンをタップして、作成したTwitter切り抜き動画を出力します。

まとめ

以上、スマホやPCでTwitter切り抜き動画の作り方を解説しました。著作権者に許可を取るなど、正しい手順を踏んで作成すれば法的に問題になることも少なく、また、編集自体も無料ツールを使って誰でも簡単に行えるため夢のあるジャンルといえるのではないでしょうか

この記事を書いた人：ミツキ

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