初心者でも安心!動画の一部だけを早送り(スピードアップ)する方法を説明!
動画を編集する際、動画の一部だけを早送り・スピードアップしたいことがありますね。動画を早送りできるツールが多いが、動画の一部を早送りできるツールが比較的少ないです。
さて、今回はPC&スマホで動画の一部を手軽に早送りする方法を詳しく説明します。因みに、動画の一部をスローする方法も紹介します。動画編集を簡単にやってみましょう。
目次
1. Winwos/Macで動画の一部を早送りするソフトを3つ紹介する
2. Winwos/Macで動画の一部を早送りする方法
- ➤「VideoPad」を使って動画の一部だけを早送り(スピードアップ)する方法
- ➤「フォト」を使って動画の一部だけを早送り(スピードアップ)する方法
- ➤「iMovie」を使って動画の一部だけを早送り(スピードアップ)する方法
3. 【補足】iPhone/Androidで動画の一部を早送りする方法
4. まとめ&感想
まずは、パソコンで動画の一部をスピードアップする方法を詳しく解説します。今回は、VideoPad、Windows10の「フォト」アプリ、macOSの「iMovie」を使って動画の一部を早送りする方法を三つ説明します。
1. Winwos/Macで動画の一部を早送りするソフトを3つ紹介する
動画の一部を早送りできる動画編集ツールの概要
- ❶VideoPad
- 対応OS:Windows&macOS
- 日本語:対応済み
- 無料or有料について:体験版を使って動画を無料編集できますが、制限があります。
- 価格は99ドル(家庭版)、159ドル(マスター版)です。キャンペーン割引があります。
- おすすめ度:★★★
- ❷フォト
- 対応OS:Windows10
- 日本語:対応済み
- 無料or有料について:完全無料です。
- 「フォト」はWindows10に標準搭載されているアプリです。
- おすすめ度:★★★★★
- ❸iMovie
- 対応OS:macOS
- 日本語:対応済み
- 無料or有料について:完全無料です。
- iMovieをインストールするには、macOSバージョンをアップグレードすることがあります。
- おすすめ度:★★★★★
さて、次は、動画編集ツールを使って、ぞれぞれの早送り方法を詳細に説明します。
2. Winwos/Macで動画の一部を早送りする方法
➤VideoPadを使って動画の一部を早送りする方法
- 全体の流れ
- STEP1.VideoPadをインストールする
- STEP2.動画ファイルをVideoPadに追加する
- STEP3.早送りしたい動画部分のクリップを作成する
- STEP4.動画一部の再生速度を変更(早送りorスロー)する
- STEP5.動画をエクスポートして保存する
STEP1.動画編集ソフトVideoPadをダウンロードしてインストールします。
VideoPadの公式ページ:https://www.nchsoftware.com/videopad/jp/index.html
STEP2.早送りしたい動画ファイルをVideoPad動画編集ソフトに追加します。
@、VideoPad動画編集ソフトを起動したら、「新規プロジェクト」をクリックします。
A、左上の「開く」ををクリックして再生速度を変更したい動画を追加します。
STEP3.動画の一部だけを早送りしたいのなら、動画クリップを分割して作成てください。
@、動画ファイルをトラックタイムラインにドラッグ&ドロップします。
A、赤い線をドラックして移動させて、早送りしたい動画部分の開始時間が決められます。赤い線を開始時間にドラッグした後、「✄」マークをクリックします。
B、赤い線をドラックして移動し続きます。早送りしたい動画部分の終了時間が決められます。赤い線を終了時間にドラッグした後、「✄」マークをクリックします。
すると、早送りしたい動画部分のクリップを作成完了します。
STEP4.早送りしたい動画一部の再生速度を変更します。
@、早送りしたい動画部分のクリップを右クリックします。「クリップの再生速度を変更…」を選択します。
A、動画の速度(%)を設置します。例えば、数値を「100」にすれば、その部分の速度が変更しません。数値を「200」にすれば、その動画の部分の再生速度が2倍になります。
早送りの速度を入力したら、「設置」をクリックします。
- 動画の部分をスローしたい場合、ここに「100」以下の数値を入力してください。例えば、「50」を入力すると、その部分の再生速度が0.5倍になります。
ヒント
STEP5.動画をエクスポートして保存します。
@、一番上にある「エクスポート」をクリックし、「動画ファイル」をクリックします。
A、体験版なら、以下のようなメッセージが表示されるので、「後で購入する」をクリックします。
ご注意、無料使用回数がない場合、購入メッセージが表示されます。
B、「出力ファイル名」や「保存先フォルダ」、「ファイルフォーマット」、「解像度」など設置を完了したら、「作成」ボタンをクリックします。
すると、一部だけが早送りされた動画をエクスポート開始します。完了するまで、少々お待ちください。
で、VideoPadを使って動画の一部だけを早送りする方法を説明しました。VideoPad製品版を購入したくない場合、Windows10ユーザとmacOSユーザは以下の方法を試して見てください。やり方も超カンタンです。
➤Windows10で「フォト」を使って動画の一部を早送りする方法
- 全体の流れ
- STEP1.動画ファイルをWindows10「フォト」アプリに追加する
- STEP2.動画を分割してクリップを作成する。
- STEP3.動画一部だけの再生速度を変更(早送りorスロー)する
- STEP4.編集した動画を出力して保存する
STEP1.早送りしたい動画ファイルをWindows10「フォト」アプリに追加します。
追加方法は二つあります。
早送りしたい動画ファイルを「フォト」アプリに追加する方法1:
@、直接動画ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択し、「フォト」をクリックします。
A、右上の「編集と作成」をクリックします。表示されている項目から「テキスト入りビデオの作成」をクリックします。
B、すると、動画フィルが「フォト」アプリに追加完了します。編集機能がすべて表示されています。ビデオの名前を入力できます。
- * 方法1で動画を追加する際、「テキスト入りビデオの作成」をクリックすると、「この項目を追加できません。」が表示されるかもしれません。その場合、方法2で動画ファイルを「フォト」アプリに追加してみましょう。
注意
早送りしたい動画ファイルを「フォト」アプリに追加する方法2:
@、パソコンの左下のスタートボタンをクリックします。
A、「フォト」アプリを選択して起動します。
B、上にある「ビデオ プロジェクト」をクリックします。
C、「新しいビデオ プロジェクト」をクリックします。
D、好きなビデオ名前を入力します。「OK」をクリックします。
E、「+追加」→「このPCから」ボタンをクリックして、早送りしたい動画ファイルを「フォト」アプリに追加します。
F、動画ファイルを「フォト」アプリに追加完了します。
STEP2.早送りしたい動画ファイル動画を分割してクリップを作成します
@、動画をストーリーボードにドラッグ&ドロップします。
A、「分割」をクリックします。
B、すると、分割画面が表示されます。再生ゲージのスライダーを早送りしたい動画部分の開始時間に移動します。決めたら、「完了」をクリックします。
C、作成した二つ目のストーリーボードを右クリックして「分割」を選択します。
D、再生ゲージのスライダーを移動して早送りしたい動画部分の終了時間を決めます。決めたら、「完了」をクリックします。
Eそうすると、動画ファイルが三つのクリップに分割されます。
STEP3.さて、次は動画の一部を手軽に早送りします。
@、例えば、中間の動画部分だけを早送りしたい場合、中間のクリップをクリックして「速度」をクリックします。
A、スライダーを移動させて、選択されたクリップだけを速度変更できます。スライダーを「1X」の右へ移動すれば、選択された動画の一部を早送りできます。
- スライダーを「1X」の左へ移動すれば、選択された動画の一部をスローできます。
ヒント
STEP4.動画の一部を早送りした後、動画全体をエクスポートして保存しましょう。
@、右上の「ビデオの完了」をクリックします。
A、「ビデオの画質」を選択したら、「エクスポート」をクリックします。
B、編集した動画ファイルの保存先、ファイル名、ファイル種類を指定したら、「エクスポート」をクリックします。すると、動画ファイルが出力開始します。完了するまで少々お待ちください。
で、Windows10に標準搭載されている「フォト」アプリを使って動画の一部を早送りする方法についての説明はここで終わりです。
➤Macで「iMovie」を使って動画の一部だけを早送りする方法
- 全体の流れ
- STEP1.動画ファイルを「iMovie」アプリに追加する
- STEP2.動画ファイルを分割してクリップを作成する
- STEP3.動画の一部だけを早送り/スローする
- STEP4.動画を出力して保存する
STEP1.まずは、早送りしたい動画を「iMovie」アプリに追加します。
@、Macで「iMovie」を立ち上げます。
A、上にある「プロジェクト」をクリックします。
B、「+」ボタンをクリックして「ムービー」をクリックします。
C、「メディアを読み込む」をクリックして、早送りしたい動画ファイルを「iMovie」に追加します。
STEP2.動画の一部だけを早送りするために、クリップを作成しましょう。
@、追加された動画をタイムラインにドラッグ&ドロップします。
- タイムラインの右上にある「設定」のスライダーを移動することによって、タイムラインを長くに調整できます。タイムラインが長くすればするほど、時間に関する動画編集はもっと精度になれます。
ヒント
A、タイムラインが黄色い枠線で囲まれていますね。タイムラインで早送りしたい動画部分の開始位置をクリックします。すると、白い線が開始時間に移動します。タイムラインで開始時間のところを右クリックすれば、編集項目が表示されます。「クリップを分割」を選択してください。
B、タイムラインで二つ目のクリップをクリックすると、黄色い枠線が出てきます。タイムラインで早送りしたい動画部分の終了位置をクリックして終了時間を決めます。後は、終了時間のところを右クリックして「クリップを分割」を選択します。
C、すると、三つの動画クリップを作成しました。
STEP3.動画の一部だけを早送り/スローしてみましょう。@、早送りしたい動画部分のクリップをクリックすれば、黄色い枠線で囲まれています。
A、右上の速度マークをクリックします。
B、速度を「速く」にすると、「2X」「4X」「8X」「20X」が選択できますので、早送りしたい動画部分の速度を変更してみましょう。
- 動画の一部だけをスローしたい場合、速度を「遅く」にして倍速を変更できます。
ヒント
@、右上の共有ボタン「↑」をクリックして「File」を選択します。
A、「フォーマット」や「解像度」、「品質」などを決めたら「次へ」をクリックします。
B、名前と保存場所を決めます。
C、「保存」をクリックすると、動画を保存します。
では、iMovieを使って動画の一部を早送りする方法はここで終わりです。
以上はパソコンで動画の一部を早送りする方法を紹介しましたが、スマホで動画の一部を早送り・スピードアップする方法も簡単に紹介したいです。
3. スマホで動画の一部を早送りする方法
スマホで動画の一部を早送りするにも、動画編集ツールが必要です。「Inshot」アプリは私のお気に入りです。無料で動画を手軽に編集できます。今回は、「Inshot」を使って動画の一部を早送り(スピードアップ)&スローする方法を詳細に説明します。
動画の一部を早送りできるアプリの概要
- ●Inshot
- 対応OS:iOS&Android
- 日本語:対応済み
- 無料or有料について:無料で使えます。
- おすすめ度:★★★★★
「Inshot」を使って動画の一部を早送りする方法の詳しくは↓↓↓
STEP1.「Inshot」をインストールして起動します。
STEP2.「ビデオ」をタップします。
STEP3.編集したい動画ファイルを選択して「✔」をタップします。
STEP4.すると、動画ファイルを「Inshot」に追加しました。タイムラインをタップすると、白い枠線が出てきます。
STEP5.タイムラインを押しながら移動できます。早送りしたい動画部分の開始位置を白い縦線に移動したら、「スプリット」をタップします。
STEP6.早送りしたい動画部分の終了位置を白い縦線に移動したら、「スプリット」をタップします。
STEP7.早送りしたい動画の部分をタップして選択したら、「速度」マークをタップします。
STEP8.○ボタンを「1.00x」の右へ移動すれば、その動画部分の再生速度を速くできるので、早送りになります。○ボタンを「1.00x」の左へ移動すれば、その動画部分をスローできます。
速度を決めたら、「✔」をタップします。
STEP9.右上の「↑」ボタンをタップします。
STEP10.「保存」ボタンをタップすると、動画全体の保存が開始します。
で、以上は「Inshot」を使って動画の一部を早送りする方法です。スマホユーザなら、パソコンを使わなくても動画を編集できます。
4. 動画の一部を早送りする方法のまとめ&感想
今回は、VideoPad、Windows10の「フォト」アプリ、macOSの「iMovie」、スマホ用の「Inshot」を使って動画の一部だけを早送りする方法を詳しく説明しました。多くの方法を紹介しましたが、動画の一部だけの早送りやスローなど編集作業を行うために、肝心な点は「分割」です。つまり、動画をいくつかの部分(クリップ/スプリット)に分割してから、それぞれの部分の編集(早送りやスロー、エフェクトなど)が快適にできます。
したがって、この動画編集のアイデアがあれば、他の動画編集ソフトを使っても動画の一部を手軽に早送り/スローできますよ。