無料!保存した画像を高画質にする方法おすすめ(PC・iPhone・Android)
昔のスマホ・デジカメで撮影した画像・写真を見返してみると、画像の画質が低くぼやけてしまっていることがよくありますよね。大切な思い出の画像をより美しく残すために、高画質にしようと思う人は多いのではないでしょうか。
ここでは、そういった方に向け、PC・iPhone・Androidで保存した画像を高画質にする方法について解説します。
無料!保存した画像を高画質にする方法おすすめ|PC・iPhone・Android
保存した画像を高画質にする方法は、以下の5つです。
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- 🟣 AIで保存した画像を高画質にする
- 🟣 画像の解像度を上げる(シャープ化)
- 🟣 フィルターをかける
- 🟣 画像拡大技術を活用する
- 🟣 レタッチ業者に依頼する
ここからは、それぞれの方法を詳しく解説します。
❶、AIで保存した画像を高画質にする
1つ目の方法はAI技術で保存した画像を高画質にする方法です。
AI画像高画質化とは、AI技術で低画質の画像を高画質な画像に補正し、品質を向上させる処理のことです。
AI高画質機能を搭載するツールを活用すれば、保存した画像のぼかし・ノイズを自動的に除去し、ブレ補正・色の補正を行い、解像度を向上させ、くっきりとした鮮明な画像にすることが可能です。すべての作業が自動で仕上げてくれるので、専門知識がなくても手軽に操作できます。
AI画像高画質化ツールと言えば、ソフトウェア・アプリケーション・オンラインサイトがあります。以下では、今最も人気のあるAI画像高画質化ツールを厳選しておすすめします。
- AI画像高画質化ソフト・アプリ・サイトのおすすめ↓↓↓
- AI画像高画質化ソフト:Aiarty Image Enhancer(爆速・高機能)、DVDFab 写真加工 AI、Topaz Photo AI、Vance AI 画像高画質化、PhotoDirectorなど
- AI画像高画質化アプリ:Remini、YouCam Enhance、Enhance Fox、PicWish、Waifu2xなど
- AI画像高画質化サイト:YouCam Enhance、PicWish、Vance AI 画像高画質化、HitPaw Photo Enhancer、Bigjpgなど
では、AI画像高画質化ソフト「Aiarty Image Enhancer」を例として、AIで保存した画像を高画質にする手順を解説していきます。
- 1Aiarty Image Enhancerを起動して、画像ファイルをドラッグする、または左下の「追加」をクリックすることで、高画質化したい画像ファイルを読み込みます。
- 3読み込んだ後、右側にある「AI細部加工」の各種パラメータを調整します。
- 使用用途に合わせて、「ハードウェア」「AIモデル」「拡大率」に適切なパラメータを一つずつ設定してください。
- また、高画質で出力したい場合、「2‐パス処理」にチェックを入れるのがおすすめです。
- 4基本的にデフォルト設定のままで問題ありません。必要であれば、書き出し時の画像フォーマットや画質、保存先を自分のニーズに応じて設定します。
- 5右下の「RUN」ボタンをクリックして、画像の高画質化処理が始まります。処理が終わった後、保存フォルダで高画質化された画像の効果を確認できます。
❷、画像の解像度を上げる(シャープ化)
2つ目は画像の解像度を上げる(画像のシャープ化)方法です。
画像の解像度とは、デジタル化された画像が「どれぐらいの密度で構成されているか」の度合いを「単位あたりのピクセル数」で示したものです。簡単に言えば、「画素(ピクセル)の密度」ということです。
画像の解像度が高いと、ノイズやピンボケが少なくて、見栄えが良くなります。だから、保存した画像を高画質にするには、画像の解像度を上げてみましょう。
画像の解像度を上げる極めて有効な方法が二つあります。それは画像編集ソフト・アプリ・サイトでピクセルを増やす方法、及びシャープネス処理を行う方法です。
- 解像度を上げることができる画像編集ソフト・アプリ・サイトのおすすめ↓↓↓
- おすすめのパソコンの標準アプリ:Windowsの標準アプリ「フォト」「ペイント」、Macの標準アプリ「プレビュー」
- おすすめの画像編集ソフト・アプリ・サイト:Adobe Photoshop(ソフト)、Photoshop Express(アプリ)、waifu2x(サイト)
では、ピクセルを増やせるだけではなく、シャープネス処理も行える画像編集ソフト「Adobe Photoshop」を例として、ピクセルを増やしたり、画像のシャープ化を行ったりして、保存した画像を高画質にする手順を解説します。
- 【Adobe Photoshopでピクセルを増やす手順】
- 1「イメージ」タブを開いて、「画像解像度」を選択します。
- 2「再サンプル」のチェックを外して、解像度を表示されているものよりも大きなものにしてください。後は、右下の「OK」をクリックします。
- 3再度、「イメージ」タブを開いて、「画像解像度」を選択します。
- 4カギのマークをクリックして、カギがかかった状態にしてください。
- 5「再サンプル」のチェックを入れて、「寸法」に表示されているPixelが増えるように、「幅」の欄に適切な数字を入れてください。
- 【Adobe Photoshopでシャープネス処理を行う手順】
- 1プリンターで出力するサイズを決めて、L版やA4版などのサイズ、あるいは印刷物の幅をo単位で決めておきます。
- 2「イメージ」タブを開いて、「画像解像度」を選択します。
- 3縦横比維持の状態にして、「幅」か「高さ」のいずれかにmmなどで出力サイズを指定します。
- 4「解像度」を250左右dpiに指定して、「再サンプル」にチェックを入れてください。
- 5「バイキュービック法」を選択して、画像の表示サイズを50%、25%など、Photoshop上できれいに表示される拡大率にしてください。後は「OK」をクリックします。
- 6「フィルター」タブを開いて、「シャープ」から「アンシャープマスク」を指定します。
- 「アンシャープマスク」画面では、「量(A)」を80〜300%、「半径(R)」を0.8〜10pixel、「しきい値(T)」を0〜10に設定してください。
❸、フィルターをかける
3つ目は、フィルターをかけてぼやけている画像をくっきりさせる方法です。
画像フィルターとは、画像処理に用いられる、色調変換や変形などの加工を施す機能です。様々な種類(色調補正/ノイズ除去/エッジ強調/シャープニング/スムージング/メイク・青空フィルターなど)があり、画像に適切なフィルターをかけると、見た目を素晴らしくし、さらにおしゃれな雰囲気に仕上げることができます。
保存した画像にフィルターをかけて高画質にするツールと言えば、ソフトとアプリがあります。例えば、Photoshop、PhotoDirector、BeautyPlus、SODA、PicsArt、Fotor、カメラ360、VSCOなど。
- 画像にフィルターをかけるソフト・アプリおすすめ↓↓↓
- Photoshop、PhotoDirector、BeautyPlus、SODA、PicsArt、Fotor、カメラ360、VSCOなど
では、「Photoshop」を例として、保存した画像にフィルターをかけて高画質する手順を解説していきます。
- 1Photoshopを起動して、メニューバーで「ファイル」→「開く」の順にクリックして、高画質したい画像をPhotoshopに読み込みます。
- 2上部のメニューバーで「フィルター」→「ニューラルフィルター」の順にクリックして、ニューラルフィルターの画面が表示されます。
- 3「すべてのフィルター」タブでは、「写真を復元」をONにしてください。
- 右部では「写真の強調」「顔の強調」「スクラッチの軽減」「ノイズの軽減」「カラーノイズの軽減」「ハーフトーンのノイズの軽減」「JPEGのノイズの軽減」などの設定があり、スライダーを動かして調整できます。
- 4画面下部の「出力」のドロップダウンメニューを開いて、出力形式を選択して、「OK」ボタンをクリックしてください。
❹、画像拡大技術を活用する
4つ目は画像拡大技術を活用する方法です。
スマホなどで撮った写真を大きく写真プリントする際や、大画面で閲覧する時には画像がぼやけたり、荒い画質になってしまうことがありますよね。この時、画像拡大技術を活用するのがおすすめです。
品質を落とせずに画像を拡大する方法と言えば、AIや手動などがあります。
手動による画像拡大は最も複雑で、専門知識を持つ方にピッタリです。AIによる画像拡大は専門的な知識は一切必要なし、数回クリックするだけで画像を美しく拡大することが可能です。
- おすすめのAI画像拡大ソフト・アプリ・サイト↓↓↓
- AI画像拡大ソフト:VanceAI、PhotoDirector、HitPaw Photo Enhancer、Smart Upscalerなど
- AI画像拡大アプリ:Remini、AI Image Enlarger、Smart Scale IMGなど
- AI画像拡大サイト:VanceAI、AI Image Enlarger、PicWish、Waifu2x、MyEdit、kakudaiACなど
では、高品質の画像拡大を実現できるAIツール「VanceAI」を例として、PC・iPhone・Androidで保存した画像の品質を維持して拡大(鮮明化)する手順を解説していきます。
- 1オンライン(PC・iPhone・Android)で画像を拡大する場合、「アップロード」ボタンをクリックします。
- PCで画像を拡大する場合、「無料ダウンロード」ボタンをクリックして、ソフトウェア版をダウンロード・インストールします。
- 2こちらは「アップロード」をクリックして、拡大したい画像をインポートします。2.8メガピクセル・5MBが上限なので気をつけてください。
- 3アップロードが完了した後、左部に画像が表示されます。右部に設定画面が表示されていて、画像の種類によって最も適当なAIモデル(画像/アニメ/アート&CG/テキスト/非常にぼやけた)、拡大したい倍率(2X/4X/6X/8X)を選びましょう。
- ノイズ抑制、ぼかし除去、顔面補正の機能もあるので、使用用途に合わせて設定してください。
- 4設定が完了した後、「処理を開始」ボタンをクリックしましょう。AIで画像を高画質の状態で拡大します。
- 5最後に、会員登録してログインして、拡大された画像をダウンロードしてください。
❺、レタッチ業者に依頼する
5つ目は、レタッチ業者に依頼する方法です。
上述していた方法を試しても画像が高画質化できない、或いは画像の高画質化に関するノウハウやリソースが不足しているならば、専門的な技術を持ったレタッチ業者(レタッチャー)に依頼することはおすすめです。
レタッチ業者(レタッチャー)とは、画像の修正や画像の加工、カラーや明るさの補正や画像合成や画像の質感の修正など、ニーズに合わせて画像の魅力を最大限に引き出す専門業種です。
しかし、レタッチ業者(レタッチャー)に依頼すれば、結構費用が掛かり、予算を考えて決めましょう。
そこで、画像処理サービス「BELLEFOTO」を例として、レタッチのサービスや料金(税別)について紹介します。
- ソフトレタッチ:1,500円以上
- ハードレタッチ:3,000円以上
- モノクロのカラー着色:3,000円以上
- 写真の修復:1,000円以上
- メイクアップ:1,000円以上
- フィルター・エフェクト加工:500円以上
- ………
- 修正のコンテンツや複数箇所、画像の状態によって、金額や納期などは変動します。
保存した画像を高画質にする際のよくあるご質問
ここからは、保存した画像を高画質にする際のよくあるご質問についてQ&A形式で紹介します。
❶、waifu2xで保存した画像を高画質にし保存しましたが、保存先がどこにありますか?
waifu2xはアニメ形式の画像や写真などに対して画像スケーリングやノイズリダクションを行うプログラムです。
- 対応端末: Windows、macOS、Linux、iPhone・Android(ブラウザ対応)
- 日本語対応:あり
- 価格:一部無料
- 公式サイト:https://waifu2x.udp.jp/index.ja.html
「実行」ボタンをクリックすると、waifu2xで保存した画像を高画質化にします。完了したら、別ページが開いて高画質化された画像の効果を確認できます。
画像を右クリックして、「名前を付けて画像を保存」を選択して、保存先を自由に決めてください。
❷、写真高画質化ツール「Remini」は安全ですか?なぜ危険と言われていますか?
Remini(レミニ)はBigWinePot Technologyから開発される写真高画質化ツールで、100%安全です。危険だというのは、ただの噂にすぎません。App StoreやGoogle Playなどのレビュー・評価を見るとよく分かります。
機能が素晴らしくて、映画シーンに負けないほどプロ級の画像拡大と画質修復技術を内蔵しているため、粒子や画素の荒い、傷んだ低解像度の写真を高精細に強化したり、はっきりさせるために修復したり、ボケやブレを除去して高画質化することが可能です。
だから、安心してご利用ください。
❸、画像高画質化ソフト・アプリ・サイトがあり、どうやって選べば良いか?
機能性から選択する場合、各種各様の機能を備える画像高画質化ソフトはおすすめです。特にAIで高画質化できるもの(例えば:Aiarty Image Enhancer)が最高です。
利便性から選択する場合、ブラウザで使え、インストール不要の画像高画質化サイトはおすすめです。
スマホ(iPhone・Android)の場合、画像高画質化アプリの方が最適です。
それぞれメリット・デメリットがあり、利用用途・目的、手元の端末によって選択してください。
最後に:最適な画像高画質化方法を選ぼう
この記事では、保存した画像を高画質にするための方法を中心にご紹介しました。
ここで改めて本記事の内容をおさらいしましょう。
保存した画像を高画質にする5つの方法
- ► AIで保存した画像を高画質にする
- ► 画像の解像度を上げる(シャープ化)
- ► フィルターをかける
- ► 画像拡大技術を活用する
- ► レタッチ業者に依頼する
これら5つの方法はそれぞれ異なる特徴があり、特徴を理解したうえで自分にふさわしい方法を選択してください。