Clipchampで動画をMP4に変換する方法!注意点と代替ソフトも紹介!

動画編集や共有の際に、よく耳にする「MP4」というファイル形式です。これもSNSやスマートフォン、プレゼン資料など、あらゆる場面で使える汎用性の高い形式です。
Windowsユーザーにとって便利な動画編集ツール「Clipchamp(クリップチャンプ)」を使って、直感的な操作でMP4変換ができます。
この記事では、Clipchampを使って動画をMP4に変換する方法を詳細に解説します。また、Clipchampの使用中に起こりうる注意点や、もしClipchampがうまく動作しない場合の代替ソフトもご紹介します。これを読めば、動画のMP4変換作業をスムーズに進めることができます!
Clipchampとは
- 概要
- ✅ 開発元:Microsoft
- ✅ 日本語:対応
- ✅ 公式サイト:https://clipchamp.com/ja/
Clipchampは、Microsoftが提供する無料の動画編集ツールで、Windows 11では標準で搭載されています。クラウドベースで動作し、編集からエクスポートまで簡単に行えるのが特長です。
- ✔ 無料プランでも動画編集に必要な基本機能を利用できる;
- ✔ 豊富なテンプレートやストック素材が揃っている;
- ✔ 初めてでも直感的に操作できる;
- ✔ Windows 11に標準搭載されたアプリ版と、ブラウザ版のオンライン版が利用可能;
- ✔ 無料で、ロゴなしの1080p動画を出力できる;
一言にいうと、Clipchampを使って、ハイクオリティな動画を簡単に作成することができます。「無料で動画編集を始めたい」という方に、Clipchampは非常におすすめです!
Clipchampで動画をMP4に変換する方法
それでは、Clipchampを使って動画をMP4に変換する具体的な手順を説明していきます。初めての方でも安心して進められるように、順を追って解説します。
Step1. Clipchampを起動する
【オンライン版)】
Google Chromeまたは Microsoft Edge 等のブラウザでClipchampの公式サイトを開き、「無料で試す」をクリックし、Googleアカウントやメールアドレスにサインインします。そうすると、Clipchampのホーム画面が表示されます。

【アプリ版)】
Windows11をご利用の場合は、パソコンの検索ボックスに「Clipchamp」を入力してアプリを見つけ、起動します。
Windows10等をご利用の場合は予めMicrosoft StoreからClipchampのアプリをインストールしてください。

Step2.変換したい動画ファイルをClipchampへ追加する
ホーム画面にある「新しいビデオを作成」をクリックします。

編集画面が出たら、変換したい動画ファイルをドラッグ&ドロップしてClipchamp内に追加します。
その後、追加した動画ファイルをタイムライン上へドラッグ&ドロップします。これで様々な編集作業が出来るようになりました

Step3. 追加した動画ファイルをMP4で書き出す
右上の「エクスポート」ボタンをクリックします。
出力できる動画の画質(480p / 720p / 1080p )を選びます。すると、自動的にMP4形式で出力されます。

書き出しの進捗は100%になったら、「コンピュータに保存」をクリックします。これで、MP4に変換した動画ファイルが指定の場所に保存されます。

以上です。
Clipchampで動画をMP4に変換するときの注意点
Clipchampで動画をMP4に変換するのはとても簡単ですが、事前に知っておくと失敗を防げるポイントもいくつかあります。以下の注意点を押さえておきましょう。
- 1出力設定は自動的にMP4だが、解像度に注意
Clipchampではエクスポート時にファイル形式はMP4で固定されており、自分で形式を変更する必要はありません。しかし、解像度(画質)を間違えると、動画がぼやけて見えたり、データ容量が無駄に大きくなることもあります。
おすすめは1080p(高画質)ですが、SNS用や容量を抑えたい場合は720pでも問題ありません。
- 2タイムラインに配置しないと出力できない
動画をインポートしただけではエクスポートできません。必ず、編集画面下部のタイムラインにドラッグして配置する必要があります。
「動画を読み込んだのに、エクスポートできない!」というトラブルはこのステップを忘れていることがほとんどです。
- 3入力できない動画形式がある
ClipchampはMP4、MOV、AVIなど一般的なフォーマットには対応していますが、特殊なコーデックや拡張子(例:FLV、RMVB、VOB、ISOなど)には非対応のケースがあります。
読み込みに失敗する場合や、そもそもファイルを認識しない場合もあるため、変換したい動画形式によってはClipchampでは対応できない可能性があります。
- 4インターネット環境の影響を受けやすい
ClipchampでMOV、MTS、AVIなどの動画をMP4に変換する際、インターネット環境に応じて処理に時間がかかることがあります。
とくに長尺の動画や高解像度(1080p・4K)の動画は、変換時間がかなり長くなる場合があります。
だから、安定したWi-Fi環境での作業を推奨します。または、他のMP4変換ソフトを使用します。
- 5複数ファイルを一括で変換できない
Clipchampは基本的に1つのプロジェクトに1つの動画ファイルを読み込んで編集・変換する構造になっており、複数のファイルを一括でMP4に変換する機能はありません。
たとえば、10本のMTS動画を一気にMP4に変換したい場合、1本ずつ別プロジェクトで作業する必要があるため、手間と時間がかかります。
大量の動画ファイルを処理する場合は、バッチ処理(複数同時変換)に対応したMP4変換ソフトを使う方が効率的です
Clipchamp以外でMP4に変換するおすすめの方法
Clipchampでうまく変換できない場合や、より柔軟な変換が必要な場合には、以下のツールもおすすめです。
【おすすめの動画変換ソフト〜VideoProc Converter AI】
VideoProc Converter AI ![]() |
【対応OS】:Windows/Mac 【言 語】:日本語対応 【対応ファイル形式】:AVI、MP4、MOV、WMV、FLV、MKV、TS、WebM、3GP、3G2、ASFなど 高機能で使いやすい!動画を変換する際に画質の劣化を最大限に抑える! |
VideoProc Converter AIはパワフルな動画変換ソフトです。
ほぼすべての動画形式に対応しており、煩わしい操作や設定などが不要で各種の動画をMP4に簡単に変換することができます。
GPU加速・高画質エンジンで動画変換のスピードはかなり早く、変換後の画質もほぼ変わらないです。
複数の動画ファイルの一括変換もサポートしています。
さらに、MP4への変換だけでなく、ノイズ除去・手ぶれ補正・高画質化も可能です。
とにかく簡単に、かつ高品質でMP4に変換したい方におすすめです。
【VideoProc Converter AIで動画をMP4に変換する方法】
- step1. ソフトを起動し、メイン画面の「動画」をクリックします。
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- step2. 上部の「+動画」をクリックして、 変換したい動画ファイルを読み込みます。
- step3. 下部の「出力」欄から「MP4」を選択します。
- step4. 最後に「RUN」ボタンを押せば、MP4変換の処理がすぐ開始します。
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まとめ
Clipchampは、Windows標準搭載の便利な動画編集ツールとして、多くのユーザーに親しまれています。特に、エクスポートすれば自動でMP4になるので、MP4形式への変換は初心者でも簡単に行えます。
ただし、Clipchampは直感的で使いやすい反面、変換処理にやや時間がかかる、機能に制限があるといった点もあります。
もしClipchampでうまく変換できなかったり、機能に制限を感じた場合、VideoProc Converter AIのような高性能なMP4変換ソフト(より高品質・高速)がオススメです。