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Windows 10/Windows 11パソコンでは、Xbox Game Barが標準搭載されています。キーボードで、「Windows」＋「G」を同時に押したら、Game DVRが表示されて、アプリのスクリーンショットと画面録画ができます。
しかし、これまで正常に画面録画していたXbox Game Barが、何らかの原因で、録画できなくなったことがよくあります。
あなたもお使いのXbox Game Barが突然使えなくなって、ここにたどり着いたでしょう。
ここでは、Windows 10或いはWindows 11パソコンでXboxゲームが録画できなくなった原因と対処方法を詳しく紹介します。

Xboxゲームバーについて

Xbox Game BarはWindows 10とWindows 11に標準搭載されているXboxアプリのユーティリティーで、ゲーム画面の録画やスクリーンショット、サウンド調節など複数の機能を搭載しています。本文では、Xbox Game Barの画面録画機能にスポットを当てます。

1.　Xbox Game Bar録画機能の説明

�@　Xboxゲームバーで録画した動画がMP4形式で保存します。
�A　初期設定では録画した動画がCドライブ下の「ビデオ」フォルダの下の「キャプチャ」フォルダに保存します。
�B　Xbox Game Barで録画可能なのは、アプリのとブラウザの画面だけです。エクスプローラーとデスクトップの録画はできません。
�C　初期設定では、Xbox Game Barの録画時間は2時間です。ただし、
「スタート」→「設定」→「ゲーム」→「キャプチャ」の順によって、録画上限を4時間に設定することができます。

2.　Xbox Game Barで録画する方法

�@　ブラウザやExcelなど録画したいアプリのウインドウをアクティブ状態にします。
�A　キーボードで、「Windows」＋「G」を同時に押したら、画面が暗くになって、左側や中央上部にXboxゲームバーのコントローラーが表示されます。
�B　「□ はい、これをゲームとして記憶します。」にチェックを入れます。
�C　録画ボタンをクリックする或いは、Windows ロゴ+ Alt + Rを押すことによって、Xbox Game BarでWindows 10/Windows 11のアプリウィンドウを録画することができます。

更新・アップグレードしていないのに、Xbox Game Barが録画できなくなった原因と対処法

上記のように、Xbox Game Barの録画には色々な制限があるので、OSのアップデート・アップグレードしなくても、Xbox Game Barが録画できないこともあります。Xbox Game Barで録画できなくなった原因と対処法をまとめています。

1.　録画時間が2時間或いは4時間を超えている

先にも述べたように、初期設定では、Xboxゲームバーの録画上限が2時間です。設定すれば、4時間までに伸ばすことができますが、それでも時間が制限されています。その時間を超えるなら、Xbox Game Barが録画できなくなります。

対処法：時間制限のないサードパーティー製画面録画ソフトを使いましょう。

2.　HuluやNetflixなど保護されたコンテンツを録画している

HuluやNetflixなど著作権で保護されたコンテンツを録画する場合、不正コピー防止技術が施されているから、Xboxゲームバーが録画できないのです。

対処法：DRMを回避できる録画ソフトを使いましょう。

3.　録画したいゲーム画面をフルスクリーンモードで起動している

ゲームや他のアプリを小さいウィンドウで表示する時は順調に録画できたが、フルスクリーンにすると、Xboxゲームバーが表示されなくて、録画できなくなります。

対処法：フルスクリーンを利用しないで録画してください。

どうしても全画面を録画したい場合、
Windows ロゴ キー + Alt + R キーを使用して録画を開始および終了することができます。録画の開始時と終了時に画面が点滅します。バックグラウンド録画をオンにしている場合は、Windows ロゴ キー + Alt + G キーを使用して、最後の 30 秒間 (または選択した時間) を録画することができます。

4.　デスクトップ或いはエクスプローラーを録画している

Xbox Game Barはゲームとブラウザのウィンドウだけに対応するので、Windowsデスクトップとエクスプローラーを録画することができません。

対処法：専門的な画面録画ソフトを使いましょう。

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5.　保存先のストレージが容量不足になっている

動画は画像や音声などのファイルと比べ、より大きな領域を食います。Xboxゲームバーで1920x1080で録画した場合、録画ファイルサイズは、MP4形式ファイルで保存され30分で約2.2GB、1時間で約4.5GB使用します。HDDの容量がいっぱいになると、Xbox Game Barの録画ができなくなります。

対処法：HDDに保存している不要なコンテンツを削除しましょう。また、外付けHDDドライブを使いましょう。

まず試してみて！Xbox Game Bar録画できなくなった対処法

上記のような問題ではなくて、XboxのGame DVRが突然録画できなくなったこともよくあります。Yahoo知恵袋でも下記のような質問がたくさんあります。

上記のような問題にあったら、下記の方法を試してください。

対処法�@.　パソコンを再起動する

一部のユーザーはお使いのWindows 10・Windows 11パソコンを再起動することによって、Xbox Game Barが録画できなくなった問題を解決することができます。

対処法�A.　Xbox Game Barを再インストールする

Xbox game barはWindows標準アプリなので、通常の方法で削除できないのです。Windows PowerShellでRemoveコマンドを使って、アンインストールします。アンインストール後は、Microsoftストアから再インストールすることができます。

❶　Windowsアイコンの右にある検索ボックスに「Windows PowerShell」を入力します。「Windows PowerShell（デスクトップアプリ）」を右クリックして、「管理者として実行」

❷　「get-appxpackage *Microsoft.XboxApp* | remove-appxpackage」 を入力して、「Enter」。これでXboxがアンインストールされます。

❸　Windowsストアから「Xbox」アプリをインストールで完了です。

Windows 10をアップデート・更新したら、Xbox Game Barが録画できなくなった原因と対処法

Windows 10の更新/アップデートした後、Game DVRが録画できなくなったこともよくあります。

1.　別のプログラムが邪魔している

フルスクリーンでゲームをプレイしているとき、別のプログラムがバックグラウンドで実行されていることに気付かない場合があります。 一部の通知がオンになっていてポップアップする場合は、Xbox Game Barの録画を妨げることがあります。

対処法：CPU使用率の高いプログラムを終了する

CTRL + Shift + Escを同時に押して、タスクマネージャーを開き、CPU使用率の高いプログラムを選択して、「タスクの終了」をクリックして、プログラムを終了します。

2.　Windowsストアに保存されているキャッシュ

Windowsストアに保存されているキャッシュはGame DVR起動できない問題を引き起こす可能性があります。

対処法：Windowsストアに保存されているキャッシュを削除する

キーボードで「Windows」＋「R」を同時におして、「ファイル名を指定して実行」のウィンドウが表示されたら、「wsreset.exe 」を入力して「Enter」

• WSReset.exeは、Windowsストアのキャッシュを削除できるトラブルシューティングコマンドです。 インストールされているアプリを削除せずにWindowsストアをリセットするために使用されます。 キャッシュファイルを削除するときに、ゲームバーの機能を復元するのに役立ちます。

3.　デバイスドライバー

デバイスドライバーは、主にグラフィックスの問題のせいにされます。デバイスドライバは、各機能を円滑に実行するためにハードウェアに割り当てられたプログラムです。 つまり、適切なデバイスドライバーがないと、ハードウェアはシステムで実行できません。
ここでは、ゲームバーの記録作業を適切に実行することを拒否します。 これは、グラフィックドライバが古く、ハードウェアと通信できないためです。

対処法：Windowsのグラフィックドライバーを修正したら、Game DVR録画できない問題を解決することができます。

❶　左下のWindowsアイコンを右クリックして、「デバイスマネージャー」を選択します。

❷　「ディスプレイ アダプター」をｗクリック或いは、「ディスプレイ アダプター」左の「＞」タブをクリックします。
表示された「xxx Graphics xxx」というグラフィックスカードを右クリックして、「ドライバーの更新」を押してください。

❸　「ドライバーの更新」が表示されます。「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。

❹　「オンラインでドライバーを検索しています…」と表示されたら、しばらく待ちます。
🔺　最新のドライバーが見つかった場合は、自動でダウンロードとインストールが行われます。
グラフィックスカードドライバーの更新結果が表示されたら、「閉じる」をクリックします。

Windows 11にアップグレードしたら、Xbox Game Barが録画できなくなった原因と対処法

これまでWindows 10では、Xbox Game Barが問題なく録画していたが、Windows 11にアップグレードしたら、Xboxゲームバーのショートカットキーを押しても、Game DVR画面に表示されなくて、Windows 11で録画できなくなったケースがよくあります。
これからは、アップグレードした後、Xbox Game Barが録画できなくなった原因と解決方法を詳しく紹介します。

1.　Windows設定でXboxゲームバーが無効になっている

Windows11にアップグレードする前にXboxゲームバーの機能を有効にしていたかどうかは関係ありません。アップグレードプロセス中にXbox Game Barが自動的に無効になる可能性があると報告しているユーザーはたくさんいます。

対処法：Xbox Game Barを有効にする

設定アプリからXboxゲームバーを有効にしたら、Windows 11パソコンでもショートカットキーによってXbox Game Barを起動することができます。

Windows 11アイコン→設定→ゲーム→Xbox Game Bar→「コントローラーのこのボタンを使用してXbox Game Barを開く」を有効にする

2.　Xboxゲームバーコンポーネントが破損した

Xbox Game Barコンポーネントが破損した場合、Windows 11のアプリやブラウザを録画することもできません。

対処法：Xbox Game Barコンポーネント全体を修復またはリセットする

Xbox Game Barコンポーネント全体を修復またはリセットしたら、録画できない問題を修正することができます。
Windows 11アイコン→「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」→「アプリの検索」ボックスに「Xbox Game Bar」を入力→「Enter」キー→「…」三点リーダー→「詳細オプション」→「修復」または「リセット」

3.　互換性のないアップデート（KB5004300）

Windows 11ビルド22000.100(KB5004300)はWindows Insiderを通して一部のテスターに提供されています。しかし、このKB5004300はXbox Game Barのブロードキャストコンポーネントと競合し、Game DVRの機能を破壊する可能性があります。結局、Xboxゲームバーが録画できなくなります。

対処法：KB5004300をアンインストールする

Windows 11アイコン→「設定」→Windows Update→更新履歴→KB5004300右クリック→アンインストール

最後に

以上はXboxゲームバーが録画できない原因と対処法です。もしそれでも解決できないなら、VideoProc Converterなど、サードパーティー製の画面録画ソフトを使いましょう。

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この記事を書いた人：アキ

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