【Windows 11対応】Snipping Toolで音声付きで画面録画する方法|音声が入らない時の対処法も
Snipping toolを一度使ったことはありませんか?
これは、Windowsに標準搭載されている「スクリーンショット」ツールです。それに加えてWindows11でのSnipping toolは、「画面録画」機能が追加されて、指定範囲で録画することができます。
この記事では、Snipping toolを使って音声付きで画面録画を行う方法を詳しく解説します。また、「Snipping Tool録画で音声が入らない」といった問題の解決策も紹介しますので、ぜひご参照ください。
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◉ 録画中作図ツール(線、枠、矢印、文字など)を追加できる
◉ 画面録画後に直接動画編集や変換も行えて、音声抽出も可能
◉ AI技術搭載で録画した動画を最大4倍まで拡大・高画質化する
目次
Snipping Toolで音声付きで画面録画する方法
Snipping Tool画面録画で音声が入らない時の対処法
Snipping Tool代替案:高画質&高音質対応画面録画ソフトおすすめ
最後に
Snipping Toolで音声付きで画面録画する方法
まずは、Snipping Toolを使って音声付きで画面録画を行う方法について紹介します。
以下の手順に従えば、Snipping Toolで画面を録画しながら音声も正常に収録できます。
- 注意
- Snipping Toolの画面録画機能を利用するには、以下の2つの条件を満たす必要があります。
- @. Windows 11バージョン22H2以降
- A. Snipping Toolバージョンを最新にする(バージョン11.2303.17.0 以降が必須)
- STEP1. Snipping Toolを起動
- タスクバーの「スタート」ボダンをクリックし、「すべてのアプリ」から「Snipping Tool」を選択するか、検索ボックスに「Snipping Tool」と入力してアプリを開きます。
- STEP2. 録画範囲を選択
- Snipping Toolが起動したら、ツールバーの録画アイコンを選択し、「+ 新規」をクリックします。
- すると画面が少し暗くなり、マウスをドラッグして録画したい範囲を選択します。範囲選択後も、点線の枠の端や角をドラッグしてサイズを変更したり、枠の内側をドラッグして移動したりできます。
- ※「Snipping Tool」のバージョンアップ(v11.2507.14.0およびそれ以降)により、録画範囲の選択には「四角形」と「ウィンドウ」の2つのモードを提供しています。
- STEP3. 音声設定
- Snipping Toolでは、マイク音とシステム音を録音できます。
- ・マイク音:自分の声など外部からの入力音。
- ・システム音:パソコンで再生されている音楽や動画の音声、ゲーム音など
- デフォルトの設定は、「マイク入力」をミュートし、「システムオーディオ」をオンにする状態となります(マイクアイコンに斜線が入っている)。設定を変更したい場合は、対応するアイコンをクリックするだけでON/OFFを切り替えられます。
- STEP4. 画面録画開始
- 設定完了したら、「スタート」をクリックします。3秒のカウントダウン後に録画が開始されます。
- STEP5. 録画を保存
- 停止する場合は 赤い「⬛停止」アイコンをクリックします。すると、再生プレビュー画面が表示されるので、録画内容を確認します。
- デフォルトの設定では、録画が終了した時点でエクスプローラーの「ビデオ」>「画面録画」フォルダ内に、「画面録画 録画した年月日 時間」の名前で自動的に保存されています。
- 別のフォルダに保存したい場合などは、ウィンドウ右上の「保存」をクリックして、任意の場所・名前で保存できます。
Snipping Tool画面録画で音声が入らない時の対処法
場合によって、「Snipping Tool画面録画で音声が入らない」という問題が出ることもあるのではないでしょうか。
ここでは、そんな問題を解決するための方法を紹介していきます。
1、システム音かマイク音を有効にする
Snipping Tool で画面録画を行う前、システム音とマイク音の設定をオンにしてください。
- STEP1. Snipping Toolの起動画面で、右上の 3 つの点をクリックして「設定」を選択します。
- STEP2. 画面録画項目で
- ▶ 画面録画の開始時に既定でマイク入力を含める
▶ 画面録画の開始時に既定でシステムオーディオを含める - のどちらかを有効にしてください。ここで設定しておくと、録画際のツールバーにも反映されます。
2、マイクへのアクセスと使用を許可する
録画中にマイク音が入らない場合は、Snipping Toolにマイクへのアクセスと使用が許可されない可能性があります。
以下の手順で設定を確認してください。
- STEP1. 「スタート」 から 「設定」 を開き、 「プライバシー & セキュリティ」を選択します。
- STEP2. 次に、「アプリのアクセス許可」の項目で 「マイク」をクリックします。
- STEP3. マイクにアクセスできるアプリの一覧を確認し、Snipping Toolがオンになっているかをチェックします。
3、録画中に音声入力を変更しない
Snipping Toolでスムーズに音声付きで録画するためには、録画を始める前にオーディオ入力が正しく接続されているか確認し、録画中に変更しないほうがいいです。
ヘッドフォンやイヤフォン、外部マイクなどを使用する場合は、録画開始前にあらかじめパソコンに接続しておきましょう。こうすることで、Snipping Toolが最初から正しい音声ソースを認識できます。
また、録画を開始した後にオーディオデバイスを切り替えないよう注意してください。録画途中でヘッドフォンを接続すると、音声のキャプチャが乱れたり、Snipping Toolが録画を停止したり、別の入力ソースへ勝手に切り替わってしまう可能性があります。
4、他の画面録画ソフトを使う
いくつかの解決方法を試しても、Snipping Tool使用中に依然として音声を適切に録音できない場合は、他の画面録画ソフト、例えば、Windows標準搭載のゲームバーや第三者の録画ソフトを使うことをおすすめします。
Snipping Tool代替案:高画質&高音質対応画面録画ソフトおすすめ
Windowsで手軽に画面録画をするには、Snipping Toolは便利です。一方で、専用の録画ソフトと比較すると、Snipping Toolは画質や音質が劣ることがあります。
高画質かつ高音質の画面録画を求める場合は、録画ソフトの導入も検討しましょう。
そこで特におすすめなのは、VideoProc Converter AIです。
100%安全・無劣化・多機能なPC画面録画ソフト:VideoProc Converter AI
VideoProc Converter AIは、強力な画面録画機能を提供しているソフトです。通常の画面録画に加えて、指定した範囲の録画やウェブカメラを使った録画、録音などが行えます。
4K/60fps高品質録画に対応しており、長時間録画しても遅延・フリーズ、音声劣化は一切ないのです。
AIを活用して低解像度の動画を4Kまで高画質化したり、ノイズ除去で音声をクリアにすることができるため、録画した映像の品質をさらに向上させたい方にぴったりです。
VideoProc Converter AIで音声付きで画面録画する方法
- STEP1. VideoProc Converter AIを起動して、ホーム画面で「録画」をクリックしてください。
- STEP2. 上部の「画面録画」を選択します。次に、以下のような設定を行います。
- ・「クロップ」をクリックして、録画したい範囲を指定します。
- ・「スピーカー」と「マイク」アイコンのチェックボックスにチェックマークを付けたり外したりして、収録したい音声を設定します。
- STEP3. 「REC」をクリックすると、録画が開始されます。
- 録画を終了する時、キーボードで「Ctrl」+「Shift」+「Alt」+「R」を押すか、ソフトの画面に戻り、「STOP」ボタンをクリックします。
最後に
以上は、Snipping Toolで音声付きで画面録画する方法と、録画中に音声が入らない場合の対処法について解説しました。
Snipping Toolは、録画アプリ「ゲームバー」と比べて、画面の一部を指定して録画できるため、非常に便利です。
日常的に手軽に画面記録したい方には、Snipping Tool単体だけで十分です。
より高品質な録画を行ったり、録画しながら矢印や文字を挿入したり、録画ファイルをきれいに加工したりする場合などは、VideoProc Converter AIの利用をおすすめします。
