Shotcutの代わりになる動画編集フリーソフトおすすめ(完全に無料動画編集ソフト&無料プランのある有料動画編集ソフトあり)
- Q
Shotcutはオープンソースで、完全に無料な動画編集ソフトです。Premiere Proまでとは行きませんが、無料の割に意外と高度な動画も作成できます。
しかし、操作性にやや癖があって、きちんとしたマニュアル類も少ないのです。
Shotcutの代わりになる無料動画編集ソフトはあるでしょうか。
Windowsムービーメーカー、iMovie、Windowsフォト、Avidemux 、LosslessCutなどを使ってみたが、機能は単一で、こだわりの動画を作成することができません。
Shotcutの代わりになる、高機能で使いやすい動画編集ソフトを教えていただけませんか。
- A
SNSやYouTubeなどが普及し、誰でも動画配信ができる時代となったので、市場には動画編集ソフトがいっぱいあります。勿論Shotcutの代わりになる動画編集編集フリーソフトもあります。
完全に無料な動画編集ソフトがあって、ロゴなし、時間制限なし、機能制限なしで動画を編集することができます。また、のある市販の有料な動画編集ソフトに無料プランがあって、一部機能制限したり、ロゴ付いたり、無料で動画を編集することができます。
お使いのパソコンスペックや欲しい機能などによって、下記で紹介したShotcutの代わりになる動画編集ソフトから自分にふさわしいものを選択して動画を作成しましょう。
これからはShotcutのような無料動画編集ソフトをご紹介します。
Shotcutの代わりになる完全に無料な動画編集ソフトおすすめ
まずは完全に無料で利用できる動画編集ソフトを紹介します。サポートする動画の画質に制限もないし、4K・60fpsのような高画質出力もサポートし、機能制限もないし、作成した動画にウォーターマークもありません。完全に無料で利用できません。Shotcutと比較した良い所と悪い所もまとめて、是非参考してください。
❶ AviUtl
- 📰 Shotcutの代わりになるソフト AviUtl の概要
- 【開発元】:KENくん
- 【対応OS】:Windows95以降なら全て対応。Mac、Linux、Unixには非対応。
- 【言語】:日本語
- 【推奨ユーザー】:中級者と熟練者
AviUtlは日本人の「KENくん」一人で開発フリーな動画編集ソフトです。動作が軽くて、拡張性もあって、有志たちが豊富なプラグインを公開していて、有料ソフトと比べても遜色がないほどクオリティが高く、様々なカスタマイズができて、かなり凝った動画が制作できます。「動画編集無料」を検索したら、上位に出てくる文章も絶対AviUtlをおすすめします。日本では定番の無料動画編集ソフトの存在です。ネットには、AviUtlの使い方を紹介する文章いっぱいあります。よりハイクオリティの動画を作成したいなら、Shotcutではなく、AviUtlの方を使いましょう。ただし高機能な分操作がすこし複雑です。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 ネットにあるAviUtlのマニュアルがたくさんある
- 🤗 豊富なプラグインによって、Shotcutより高機能。プロ並みに、凝った動画を作成できる
- 🤗 Shotcutよりソフト自体の動作が軽い
- 🤗 エンコード機能が優れていて、出力できない動画形式・コーデックはほとんどない
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 プラグインが異なる人から作成したので、それぞれ癖があり、使いこなせるには時間がかかる
- 🤔 AviUtl本体とプラグインの導入が面倒くさい
- 🤔 対応OSがWindowsのみ
- 🤔 32bitアプリなので、4Kビデオを編集するのはかなりキツい
❷ VideoProc Vlogger
- 【開発元】:Digiarty Software, Inc.
- 【対応OS】:Windows 7/8/8.1/10(64bit)またはそれ以降; Mac OS X 10.11またはそれ以降
- 【言語】:日本語対応
- 【推奨ユーザー】:初心者
VideoProc Vloggerは初心者向け完全に無料な動画編集ソフトです。まさに『手軽さNo.1』の動画編集ソフトで、初心者でも動画編集作業を簡単に始められます。無料とは思えないほど機能が充実しています。クロマキー合成(背景変更)、PIP、かっこいい合成モード、カーブ速度変更、色補正、ノイズ除去、ズーム、レンズ補正、GPUハードウェア加速など、有料動画編集ソフトしか搭載していない機能もVideoProc Vloggerに搭載しています。また、ズーム・モーション→28個、トランジション→61個、エフェクト→50個、タイトル→16個など、Shotcutより豊富なプリセットが搭載していて、かっこいい動画を作成できます。さらにShotcutより高機能なオーディオエディターを搭載していて、ボイチェン、イコライザー調整、フェードイン&フェードアウト、エフェクト追加などが手軽に実現できます。3Dアニメーション作成の必要がないなら、Shotcutの代わりに、VideoProc Vloggerを利用して、素敵な動画を作成しましょう。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 1 GB RAMの低スペックPCでも動作できる
- 🤗 テストしたところでは、プレビューも編集も書き出しもShotcutより遥かに速い
- 🤗 『手軽さNo.1』が最大のポイント、簡潔のデザインによって、素早く動画編集可能
- 🤗 Shotcutより高機能なカラーグレーディング機能を利用して、動画や画像をきれいに
- 🤗 専門的オーディオエディターもあり、ボイチェン、イコライザー調整、フェードイン&フェードアウト、エフェクト追加などが手軽にできて、より高機能で音声ファイルを編集できる
- 🤗 マイク音声録音機能搭載
- 🤗 トランジションもエフェクトもShotcutより豊富に搭載
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 プラグインをサポートしない
- 🤔 32bit OSに対応できない
❸ OpenShot Video Editor
- 【開発元】:OpenShot Studios, LLC
- 【対応OS】:Linux、Mac、Windows(64ビットと32ビットに対応)
- 【言語】:日本語対応
- 【推奨ユーザー】:初心者と中級者
OpenShot Video EditorもShotcutと同じ、WindowsとMacだけでなく、Linuxでも動作できるオープンソースの動画編集フリーソフトです。OpenShot Video Editorの直感的なインターフェイスとミニマルデザインによって、Shotcutより、効率的に動画編集を行うことができます。アニメーションやエフェクト、トランジションが豊富で高機能!キーフレーム、3Dアニメーション、クロマキー合成など有料動画編集ソフトに搭載している機能もあって、クオリティの高い編集も簡単に行うことができます。さらに、OpenShot Video Editorの最新バージョンは5Kの超高画質の動画の編集と書き出しもサポートします。機能面から見ると、絶対Shotcutの代わりになるソフトです。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 Shotcutより使い勝手が良い
- 🤗 5K超高画質の動画編集にも対応
- 🤗 Shotcutの24のトランジションと比べ、OpenShotが搭載している400以上のトランジションははるかに多いのもだ
- 🤗 アップデートは頻繁に行う
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 Shotcutに比べると、OpenShotの方が少し重めだ
- 🤔 色々Bugがある
- 🤔 音量に関する細かい設定までいじっていない
❹ Olive
- 📰 Shotcutの代わりになるソフト Olive の概要
- 【開発元】: Olive Team
- 【対応OS】:Windows 7またはそれ以降; Mac OS X 10.12またはそれ以降;Linux
- 【言語】:英語。最新バージョンは日本語未対応
- 【推奨ユーザー】:中級者と上級者
Shotcutと同じ、Oliveも有志たちが開発したオープンソース、クロスプラットフォームの無料動画編集ソフトです。Premiere ProやFinal Cut Proを意識して設計されているようで、PhotoshopやPremiere Pro、Final Cut Proの経験があるなら、Oliveでの動画編集作業をすぐに使いこなせると思います。一般の動画編集ソフトと違って、メインビューには、メディアビューアーとシーケンスビューアーの2つのウィンドウがあります。キーフレーム、動画背景塗りつぶし、細かいパラメータ設定などができる他、DaVinciResolveのFusionのようなノードによるエフェクト作成が行えます。ディスクキャッシュも対応しているため、スペックの低いパソコンでもスムーズに動画編集できます。ただし、今Oliveはまだアルファ版の段階で、やや動作が不安定で、不具合も時々発生します。でも、不具合など報告から半日たらずで修正されるなど、リアルタイムで機能が改善・追加されているので今後に期待できるだけの魅力が感じられるからだと思います。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 Aviutilの考え方に似ており、かなり細かい調整が可能
- 🤗 複数のムービーを並行してプレビューできる
- 🤗 DaVinciResolveのFusionのようなノードによるエフェクト作成が行える
- 🤗 起動も動作も非常にさくさくして、ストレスなく動画編集できる
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 最新版Oliveは日本語に未対応
- 🤔 アルファ版だけあってやや動作が不安定で不具合がある
- 🤔 エフェクト、トランジション、タイトルのテンプレートが少ない
❺ Kdenlive
- 📰 Shotcutの代わりになるソフト Kdenlive の概要
- 【開発元】:KDE(ケーディーイー)
- 【対応OS】:Windows;GNU/Linux; Mac
- 【言語】:日本語対応(一部は日本語化されていない)
- 【推奨ユーザー】:中級者&上級者
KdenliveはKDE Nonlinear Video Editorの英語の頭字語で、Shotcutと同じ、Windows、Mac、Linuxという3つのプラットフォームをサポートするオープンソースの無料動画編集ソフトです。 MLT・KDE・Qt・FFmpegに基づいて、テレビ業界によって設計され、テレビ業界向けに設計されており、画面アスペクト比が4:3または16:9のPAL・NTSCなどのコンポジット映像信号と、HDV・AVCHDなどの様々なハイビジョン規格に対応しています。さらに、編集した動画はDVへ出力や、チャプターや簡易なメニューを持つDVDとして書き込むことができます。動画編集機能も半端ではなく、トランジション、エフェクト、タイトルの追加、キーフレーム、モーショントラッキングなどの単純なものから、より専門的な機能まで搭載しています。Shotcutと操作感も似ていて、ハードウェアエンコードにも対応できて、Shotcutと比較するYouTube動画も良く見ます。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 Shotcutより動作が軽い
- 🤗 Shotcutより修正や加工に使えるフィルタが豊富に搭載
- 🤗 編集した動画はDVへ出力や、チャプターや簡易なメニューを持つDVDとして書き込むことができる
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 日本語化はされているものの英語表記もかなり残っていて機能が分かりづらい
- 🤔 素材の追加ウィンドウが使いづらい
- 🤔 アニメーションGIFの長さを長く伸ばすことができない
Shotcutの代わりになる、無料プランのある有料な動画編集ソフトおすすめ
続いてはShotcutの代わりになる、市販の有料動画編集ソフトの無料版のご紹介です。無料プランを利用して、Shotcutのように、ハイクオリティの動画を作成して、ウォーターマークなしの4K動画を書き出すこともできます。
❶ DaVinci Resolve
- 📰 Shotcutの代わりになるソフト DaVinci Resolve の概要
- 【開発元】: Blackmagic Design
- 【対応OS】:Windows10 または macOS 10.13.6 High Sierra以上
- 【言語】:日本語対応
- 【推奨ユーザー】:中級者、上級者
有料動画編集ソフトの3大巨塔の一つとして、プロの動画編集者によく利用されています。抑もオーストラリアの映像制作会社が提供しているプロ仕様で、ハリウッド映画の編集にも使われています。元々はカラーグレーディング専用ソフトとして開発されていたが、Fairlightを搭載してオーディオ機能を強化する他、ノードベースのVFX / 合成ソフトFusionを統合して、ショットのレタッチや修復など簡単な修正から、真のハリウッド級のエフェクト作成まで、より高度なエフェクト作成することもできます。今本格な動画編集ソフトになりました。勿論、DaVinci Resolveのカラーコレクション・カラーグレーディングが最大の強みです。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 「カラー」タブにある色補正のツールは業界の中では一流とされている
- 🤗 Fusionページで、3DCGのような、モーショングラフィックス(アニメーション)が作れる
- 🤗 不要な部分のカット編集がしやすく、素早く作業が進む
- 🤗 プレビューが、スムーズに表示される
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 DaVinci Resolve無料版はコーデック、エフェクト、出力(4k UHD・60FPSまで)などに制限ある
- 🤔 Shotcutと比べ、PCにはかなり高いスペックが求められ、動作が重い
- 🤔 インターフェイスが分かりづらくて、直感的には操作しづらい
- 🤔 DaVinci Resolve無料版ならハードウェアアクセラレーション未対応
❷ Lightworks
- 📰 Shotcutの代わりになるソフト Lightworks の概要
- 【開発元】: LWKS Software Ltd
- 【対応OS】:Windows 7またはそれ以降、Mac OS 10.11またはそれ以降、Linux
- 【言語】:日本語対応
- 【推奨ユーザー】:中級者、上級者
Lightworksは元戻プロ向けの有料動画編集ソフトだが、今会員登録してログインすれば無料で利用できます。動画のカット、結合、削除、テキスト追加、キーフレーム、エフェクト、トランジション、クロマキー合成、色補正、画像・音楽追加、音声編集など多機能を搭載している中級者と上級者向け動画動画編集ソフトだが、ビジュアル面が優れているので直感的な操作で、慣れてしまえば初心者でも高機能の動画編集が可能です。10年前の低スペックPCでも動作できて、ストレスを感じず動画編集できます。ただし、無料プランなら、タイムラインレンダリング機能か利用できないや、ステレオスコピック出力(3D)ができない、UHD(4K)動画をエクスポートできないなどの制限があります。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 各ユーザーに編集権が付与されるリアルタイムのチームプロジェクト機能搭載
- 🤗 100以上の組み込みFX、Pond5とAudio Networkのオリジナルの楽曲やストックビデオに直接アクセスできる
- 🤗 ユーザーインタフェースをカスタマイズできる
- 🤗 マット、マスクなどのエフェクトは100種類以上あって、Shotcutより遥かに多い
- 🤗 操作手順を記憶できるマクロを作成できる
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 無料版は書き出しが最大720p、トランジションが5個、エフェクトもすくない
- 🤔 Shotcutより動作が重い
- 🤔 Lightworks無料版をダウンロードするにもユーザー登録が必要
- 🤔 Shotcutと比べ、日本語による使い方やヘルプが少ない
❸ HitFilm Express
- 📰 Shotcutの代わりになるソフト HitFilm Express の概要
- 【開発元】: FXhome Limited.
- 【対応OS】:Mac、Windows 8/10(64ビットのみ)。パソコンの要求スペックが高い
- 【言語】:日本語未対応
- 【推奨ユーザー】:中級者、高スペックパソコンを利用している方
HitFilm Expressは日本ではあまり知名度がないが、ハリウッドスタイルの映画にも使用されるプロレベルの動画編集ソフトです。クロマキー合成用エフェクトや動画&音声フィルターのセットが充実、3D作成、マスキング、高度なカッティングツール、 VFX「Visual Effects(視覚効果)」が得意で、Shotcutよりも本格的動画を作ることができます。カットも再生速度調整もストレッチツールによって素早くできます。ただし、今HitFilm Expressの最新版でも日本語未対応で、動画編集初心者なら、HitFilm Expressより、上記で紹介したShotcutの代わりになら他のソフトを使いましょう。
- 👍 Shotcutと比較した良い所
- 🤗 VFXが得意で、After EffectsのようなアニメーションやCG作成もできる
- 🤗 820以上のエフェクト搭載
- 🤗 有料なアドオンがあり、もっと高機能で扱いたいなら購入で追加可能
- 🤗 Shotcutより使い勝手がよい
- 👎 Shotcutと比較した悪い所
- 🤔 かなりの量のシステムメモリが必要
- 🤔 HitFilm Expressを無料ダウンロードするにはユーザー登録が必要
- 🤔 32 bitのOSと互換性がない
- 🤔 一部の動画形式には対応できない
- 🤔 ソフトが日本語未対応で、ShotcutよりHitFilm Expressの日本語マニュアルがすくない
最後に
以上は筆者が紹介したShotcutの代わりになる動画編集ソフトです。どれを利用するか、まだ迷っているでしょう。大雑把に言うと、利用目的を感がて、選択。
● ネットに上げる動画を作りたい、結婚式ムービー作成したい
→AviUtl, Kdenlive, OpenShot、VideoProc Vlogger、Oliveなど
● 映画業界・放送業界に興味がある or 目指してるなら
→DaVinci Resolve, Lightworks、HitFilm Expressなど
また、お使いのPCスペック、搭載機能なのを考えながら、自分に最適な動画編集を選択しましょう。
初心者向けの高機能な無料動画編集ソフト
動画編集の初心者なら、VideoProc Vlogger一押し!基礎知識がいらなくて、ステップbyステップで60fpsや4Kの動画を編集することができます。お持ちのパソコンが高スペックでなくても、軽くて4K/60fpsの動画を編集することができます。