ドローンは風の影響を受けやすいです。地上では風がないと感じでも、上空では風が吹いていることがあります。風速が毎秒5メードルを超えると、ドローン自体の飛行は可能であるものの、撮影した映像には揺れや微震動が出ます。
さて、VideoProcを利用してドローン映像を手ぶれ補正しましょう。
step1:対象の動画をVideoProcに読み込まれると、画面の下部にある「ツールボックス」から「手ぶれ補正」をダブルクリックします。
step2:すると、「手ぶれ補正」設定のダイアログボックスが開いています。手ブレ率や検出プロセスの精度、ステップ幅及びコントラストを設定することで、ドローンで撮影する動画の手ぶれを抑えることができます。
step3:設定が完了したら、右下の「完了」ボタンを押します。
step4:最後は、「RUN」ボタンをタップすると、ドローン動画を手ぶれ補正する作業が開始。
VideoProc手ブレ補正の効果を検証してみます。
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テスト結果
▼左側が手ブレ補正無し、右側が手ブレ補正有りの映像です。元映像よりもブレが大幅に軽減されていることが良く分かります。画角が異なるのはブレ分をカットしているからなのですが、元映像から大きく異ならない画角でこれだけソフトウェア側でブレが軽減できるのは凄いです。